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一夫多妻あるいは一妻多夫という制度は
それを採用する社会の文化として受け入れるべきものなのか
それとも男尊女卑あるいは女尊男卑の表れとして非難されるべきものなのか

はてまた何らかの理由により、いわゆる【男女愛】を犠牲にしてでも、
1対nの婚姻をする必要があったのか

そもそも、日本という国に生まれながらにして、
他の社会の文化の一部のならわしについて考慮するという視点に誤りがあるのか

知識・見解のある方、お力添えを願います。

A 回答 (6件)

既婚男性です。



婚姻制度とセックスの関係について興味や関心を抱いてきた者です。

>一夫多妻あるいは一妻多夫という制度は
>それを採用する社会の文化として受け入れるべきものなのか
>それとも男尊女卑あるいは女尊男卑の表れとして非難されるべきものなのか

こういう問題について、本気になって検討・考察したいとお思いなら、まずは、できるだけ質問者さんの脳裏に棲息している常識的な価値規範に囚われすぎない方がより賢明かと思います。
ところが、質問者さんの場合、これは他カテで立てられた質問からも感じられるのですが、やや、何が是で何が非か、何が善で何が悪か、何が正で何が邪か、ということばかりに拘泥しすぎているのではないでしょうか。

そうではなく、たとえば「一夫多妻あるいは一妻多夫」について、こういう婚姻制度がそれなりに広い地域で(イスラム圏を中心として)、千年以上にもわたって人々に生活されてきたからには、必ずそれなりの歴史的、社会的な原因・理由があったはずと、まずはお考えになってみませんか。

こういう婚姻制度が「男尊女卑」(女尊男卑)かどうかの価値判断については、その歴史的、社会的な原因・理由について、質問者さんがある程度理解できてからでも遅くはないですよね。

なお、どんなに権威ある価値規範であろうと、それが他ならぬ人間の手で生み出されたものである以上、その原点にあるのは、人間の実生活上の《必要》であった、という事実だけは否定しようがないと思います。

ところで、私には何人かのイスラム圏出身の知人がいまして、「一夫多妻」について何度か話題にしたことがありますが、彼らのうちの誰一人として「一夫多妻」を望んでなんかいませんでした。
冗談交じりで、「ボクにはそんなお金も力もありません!」と。

なお、彼らの話による限り、「一夫多妻」制が「必要」とされた地域では、古来、人々は厳しい生活環境(過酷な気候風土、異民族からの侵略等)の中で必死で生き残る能力と智恵を求められていたわけで、彼らの遠い祖先たちが試行錯誤してきた結果として、必然的に「一夫多妻」制という婚姻制度を編み出さずにはいられなかったようです。

こういう生活環境で生きることを余儀なくされた女性が、成人後に安心して生きていくためには、さらには安心して妊娠・育児に従事するには、やはり、より多くの女性から愛され、信頼され、男性からも一目置かれている男性と結婚したいと思ったとしても、なんら不思議なことではないですよね。
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この回答へのお礼

まったくおっしゃるとおりと思います。

何が是で何が非か、何が善で何が悪か、何が正で何が邪か、ということばかりに拘泥しすぎているのではというのはそのとおりです。

お恥ずかしい。

文化人類学的にアカデミックに研究するという高尚さは
ないのです。(そうありたいと思うのですが)

で、甘えてばかりで申し訳ないのですけど、
イスラム圏の女性が一夫多妻についてどう思っているのかを
ご存知でしたら教えていただけないですか?

考える材料にしたいです。

お礼日時:2010/12/15 20:21

No.5ですが、再回答させていただきます。



>イスラム圏の女性が一夫多妻についてどう思っているのかを
>ご存知でしたら教えていただけないですか?

残念ながら、私には女性の知人はいません。
ですが、知人男性によれば、イスラム圏の女性といっても、現在では欧米の先進国の文化的影響をかなり受け、女性の権利意識も大きく変わってきているとのことです。

とすれば、もし、現代の男性が「一夫多妻」を軽々しく口にしようものなら、「ふん、スケベ男が何を言いやがる!」と彼女らから一喝されるのは必至でしょうね。
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この回答へのお礼

そうなんですか、ありがとうございます。
前の回答とあわせてとても参考になりました。

お礼日時:2010/12/16 07:21

他国の風習を完全否定する事はないでしょう。


これは尊卑の問題ではなく、器量の問題である。
一夫多妻でやっていけるならば、それでいいと思うよ。

そういう形もあると認識するだけで、真似る必要は無い。
まあ、杓子定規を好む日本人には向かないだけだからね。
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この回答へのお礼

ありがとうございます。

お礼日時:2010/12/15 19:56

有能な強い子孫たちを多く残す為の生き残る知恵だったと思います。


時の豪族の王子達は世継ぎを多く残すことで,自国の維持繁栄を目的としたようですし,時代背景(戦国を生き残る時代等)を考慮すれば,数百年前の日本も,似たような時代があったと考えられます。


時代が変わって行き,その意味合いもスティタス化して来たような感じはありますが。
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この回答へのお礼

ありがとうございます。

お礼日時:2010/12/15 19:55

文化というよりも経済的な問題だと思います。


持てるものと持たざるものの格差の大きい国では、10の資産を持つ男と1000の資産を持つ男がいた場合、女は10の資産を持つ男の全てを得るよりも、1000の資産を持つ男の10人の妻の中の一人として100の資産を得る方がいいわけです。男の方も、資産を持つ男は複数の妻を持つのが義務、というような部分もあったのではないでしょうか。
日本でも昔は、将軍と呼ばれるような人は側室を何人も持つ事が許されていたし、少し前でも妾、2号というようなものがある程度容認されていた時代もあったと思います。
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この回答へのお礼

ありがとうございます。

お礼日時:2010/12/15 19:55

先進国のあり方が必ずしも絶対ではありませんが、


今これらの国々でこの制度を認めているところはどこもありませんよね。
やはり、不要、あるいはあるべきものではないと見なされたから
すたれたのではないでしょうか・・・。

的外れな回答でしたらすみません。
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この回答へのお礼

ありがとうございます。

お礼日時:2010/12/15 19:55

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