プロが教える店舗&オフィスのセキュリティ対策術

はじめて利用させて頂きます。
似たような質問もございましたが、知識なく判断できない部分もありましたので、
ご質問させていただきます。

現在、貿易商社に勤めているのですが、ある社員が、海外に水産原料を運び、
加工後、日本に輸入、販売する商売を行っております。
下記の取引の流れで、二重売上げ、計上になっていると思うのですが、
どなたかお知恵を拝借させていただけませんでしょうか?

フロー
1)A国のAA社より原料を購入(T/T決済)
  ↓
2)B国のBB社へ原料を販売。 
  販売金額200、数量200
  ↓
3)B国のBB社にて切り身に加工。 
  加工代金50、数量150(製造ロスにて-50)
  ↓
4)B国のBB社から切り身製品を日本へ購入(T/T決済)。 
  仕入金額250、数量150
  ↓
5)日本にて切り身製品を販売。
  販売金額300、数量150

2)の段階で、BB社との取引は委託加工契約となっているので、BB社より入金は無いのですが、
社内にて原料販売の売上伝票をBB社へ計上しております。
4)の段階で、当社がBB社より仕入れる際、委託加工代金のみ請求され、
T/T支払を行っております。乙中には使用した原料分の金額200も提示し、
委託加工分の金額50とあわせ(=250)、日本で通関を行っております。
社内伝票上で、2)の販売金額200と、4)の仕入金額250のうち200を、
売掛と買掛の相殺ということで処理しております。

この場合、実際にBB社より当社へ振込みが行われるのではないので、BB社へ
社内的に計上している売上伝票が、二重になっていると思います。
銀国に対しては、BB社への売上げも加味し、資金調達の交渉を行っております。
10年ほどこのような計上をし続けており、確信犯的に売上げの水増しをおこなっている
のではないかと思うのですが。これは正常な経理なのでしょうか?
また、違法性があった場合、どんな処分となるでしょうか。

お手数ですが、お知恵をお貸し願えませんでしょうか。

A 回答 (1件)

BB社とは加工委託だけの契約でしたら、材料売上が二重計上になっています。

上場会社でしたら認められない処理です。
質問内容からすると、BB社に売ったとされる材料の所有権は、質問者さんの会社にあるように思われます。BB社へは利益無しで材料を渡しているとすれば、売上と仕入が同額で二重計上になっているので、その分だけ売上総利益率が低くなっています。

1)仕入/現預金 200
2)3)仕訳無し
4)仕入/現預金 150 です。
期末日に加工が終了していない材料がBB社にあれば、棚卸に計上します。

御社が上場会社でないのでしたら、売上に計上することによって、棚卸計上を避けているのかとも思われます。
また期末時点での上記の棚卸額が充分に小さいのであれば、期中は御社の従来通りの処理をしていて、決算時にだけ 売上/仕入 の仕訳で二重計上を取り消すだけでも良いと思います。

この回答への補足

ご回答ありがとうごじます。

弊社は上場企業ではございません。
上場企業出ない場合、経理処理がちがうのですね。
勉強になります。ありがとうございます。
決算時でも、BB社へ卸したままの在庫は社内の在庫比率で30%ほどございます。
決算では売上/仕入の相殺で在庫金額を減らしていますが、総売上高にはBB社に売上げを立てた分も計上されているのですが、問題ございませんでしょうか。
お手数おかけいたしますが、詳しくお教えくださいませんでしょうか。
よろしくお願いいたします。

補足日時:2011/01/03 02:45
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