プロが教えるわが家の防犯対策術!

ただいま妊娠中の者です。
貧血があり、個人的に通っているマタニティマッサージのお店で先生に貧血に良いと紹介された『ネトル』というハーブティーを購入しました。

すると、説明書に『妊娠中の方は利用量に注意が必要です』と書かれていました。

どの程度の量なら大丈夫なのでしょうか?

また、なぜ妊娠中は注意しないといけないのか基本的なことがわかっていません。

どなたか詳しい方、ご教示お願いします。

A 回答 (2件)

こんにちは。

栄養士です。

「ネトル」は英語名で、和名は「蕁麻 じんま」と言います。

http://www.aromapia.jp/habe-mametisiki-back/mame …

蕁麻には強い化学物質が含まれており、
蕁麻に触るとアレルギー反応を起こし手に湿疹ができます。
蕁麻による発疹なので症状名は「蕁麻疹」と命名されました。

蕁麻に含まれる化学物質は、
ハーブティとして飲む場合は滋養強壮作用があるそうですが、
体内でアレルギー反応を起こす場合もあるので注意が必要です。

特に妊娠中のアレルギー症状は、母体や胎児の免疫機能を暴走させ、
母体が胎児を異物として攻撃したり、
胎児の免疫が胎盤を異物として炎症を起こしたりします。
そのため不正出血や、流産を起こす可能性も高くなります。

ですので少なくとも妊娠中と授乳期間中にはネルトを飲むのは止めた方が良いでしょう。

私の個人的意見としては滋養強壮効果より毒性の方が強いので、
一生「ネルト」を飲む必要は無いと考えています。

ネルトよりも生野菜で作る野菜ジュースの方が安全で滋養強壮効果が有ります。
赤、黄、緑、白、黒(紫)の5色の食材で作ると栄養バランスが良くなります。
http://www.showkai.jp/
http://www.cocomiru.jp/topic/secret_vege.html

注意 ホウレン草、竹の子、山菜など、
アク(渋み)の強い食材は必ず茹でて、アク抜きをしてください。
強いアクは腹痛や結石の原因になります。

貧血の場合は医師と相談し、栄養補助剤としての鉄剤を処方してもらったり、
信頼できる製薬会社製の鉄剤を購入して用法、用量を守り服用してください。

http://search.kenko.com/product/%E9%89%84%E5%89%A4

また、食品アレルギーや妊娠中の好き嫌いがなければ、
脂身の少ない赤身肉やレバー、卵、赤身魚、貝類、
ミロ、ミキプルーンにも鉄分が多く含まれていますので、
食事から鉄分補給してください。
http://milo.jp/nutrition/index.html

http://www.mikiprune.co.jp/products/foods/prune. …

あと、茶葉を使う緑茶、紅茶、ほうじ茶、抹茶、
コーヒー、ワインに多く含まれるフラボノイド類は、
食品中の鉄分とくっつき吸収率を低下させます。
そのためせっかく食品で鉄分補給しようとしても吸収されず、
結果として鉄分欠乏症を起こしやすくなります。
鉄分欠乏症を起こすと赤血球の生産量が低下し、貧血の原因にもなります。
ですのでこれらの飲みすぎには注意が必要です。
少なくとも、食事の時は麦茶や白湯を飲む方が良いでしょう。

麦茶は鉄分欠乏症を起こさないので、貧血を持つ人にお勧めできます。

また、鉄瓶や、コーティングをしていない鉄鍋を使って鉄分補給するのも良いです。
日本製の鉄瓶は5000円~からあります。(小型鉄瓶、鉄鍋で十分です。)
高いと思うかもしれませんが、一生使えます。
これを使えば毎日少しずつ自然に鉄分補給ができます。
そう割り切れば鉄剤を買うより、はるかに安いと納得できるでしょう。

http://www.kawazoe-takezai.com/shop/4.html
http://www.kawazoe-takezai.com/shop/8.html

鉄瓶の使い方 - このページの最下部を読んでください。
http://www.nanbu-tetsubin.com/tetsubin/

余計なお世話ですが、
マタニティマッサージの先生は薬食知識が少ない方かもしれませんので、
食品やハーブ(漢方薬)に関するアドバイスは鵜呑みになさらない方が良いかもしれません。
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この回答へのお礼

ネトル、そうですか。
残念ですが妊娠中は飲まないことにします。
詳しいご説明ありがとうございました。
お礼が遅くなりすみません。

お礼日時:2011/04/07 02:38

少し補足します。



妊娠中は体温が上がりやすく、体温が上がると味覚が狂い、
味を薄く感じるようになります。
その結果、砂糖、塩などを多く使い、濃口になりやすくなります。

あなたが低血圧ならそれほど気にしなくても良いのですが、
高血圧や、のぼせ症(赤ら顔)、妊娠中毒症を持っている場合は、
塩分の取り過ぎにも注意してください。

塩分の取りすぎは正常値より血圧を上げ、胎盤剥離を起こす原因になります。
胎盤剥離を起こせば胎児の命に危険を及ぼします。

普段あなたが調理している場合は、
家族に味つけが濃くなっていないか確認してください。
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この回答へのお礼

たしかに、今までお醤油などはあまりを使わなかったのに最近消費量が増えました。
気をつけます。
ありがとうございました。

お礼日時:2011/04/07 02:45

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