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本のバリアフリーの現状

かつて、「日本のバリアフリーはまだまだ遅れている」といわれていた時期がありました。今でも、そのような考えを持っている人は(特に障害者当事者)多いのではないかと思います。しかし、ハード面でのバリアフリーという観点から見れば、この国のバリアフリー度はだいぶ違うモノに現在はなっているように思います(道路の段差、発達障害者への理解の不足、視覚、聴覚障害者への情報提供のインフラ不足等、課題はありますが)地方ではまだバリアフリー化の遅れがあるようですが、日本は従来言われている程障害者が暮らしにくい国ではないように思います。しかしながら、この国はやはり何処かまだバリアが残っているような気がします。それが何かちょっと説明できない部分もありますが
確かに、段差は現在でもハード面でのバリアとなっている事は事実ですけども(同じ段差でも、日本の段差は何故かカナダやアメリカと比べて登りにくい)ある意味では日本はバリアフリー先進国になりつつあるのかなと最近思ったりもします。(地方は別にして。地方のバリアフリーの未発達は万国共通だと思います)しかし、100%そうだと言い切れない部分もあるような気がしてならず、私自身どのように現状認識をすれば良いのか分かりきれていない部分もあります。
みなさんのこの国の現在のバリアフリーの現状認識を聞かせて下さい。(ちなみに、私自身も身障者です)

A 回答 (4件)

>例えば、ロンドンやニューヨーク、トロントでは車椅子では地下鉄には乗れませんが、東京では乗れますからね。

そこら辺は日本の方が進んでいるように思います。

反論するわけではありませんが「大都市さえよければそれでよし」で済むほど身体障害者は大都市に集中しているわけではありません。

東京のケースでも都の下肢不自由者人口を調べて、毎朝の通勤時間帯に車椅子がそんなに多く乗っているか考えてみれば体裁だけ整えたハードの無意味さにも気付かれると思います。
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右のトイレは女性用です、左のトイレは男性用です、とかしゃべる電子レンジとか、こちら方面で先進国だと思います。



人の気持ちがまだまだ、身障者や老人はシルバーシートで、弱者扱いをする反面、階段しか無い地下鉄それも500mも歩いてホームに達するなどインフラ面にはもう少しお金を落とさないとまずいですね。

ベビーカーでも邪魔扱いされる街の中では、杖をついたり車いすでスローな動きにイライラする通行人が多いな、と感じました。

また家庭での介護を前面に打ち出して、家族のいない人だけホームに収容といった習慣が、介護される側のお荷物間を高くしています。家族にまで迷惑をかけている罪悪感から逃れようがありません。また家族も介護疲れから逃れようがありません。

この回答への補足

回答有り難うございます。

確かに介護疲れの問題は非常に深刻ですね。

補足日時:2011/08/23 09:08
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あの・・・(一般的な使い方とすれば)日本の圧倒的大部分は『地方』です。



大部分を『別にして』日本を語ることに無理を感じます。

私は軽い足の障害で地方にもよく遊びに行きますので、現状においては「日本はまだバリアフリー先進国と言えない」という認識です。

なにより教育が最も遅れているようで未だに健常者、身障者それぞれの中には「障害は隠すべき」と考える者が未だ多くいます。

おかげで見慣れない障害者に接することが苦手な人が多いのが現状ですね。

私の話で言えば風俗嬢にサービスを断られ45分間ズボン履いたままお喋りした(笑)ことや、子どもと行ったプールで短パン履いてたらスタッフさんに隠す様頼まれたりと欧米では考えられない経験しています。
(私のように笑い話のネタとしてオイしいと思える者ならいいでしょうが、これらで結構凹む人もいます。)

更に健常者の中で頭の悪い言論人が言い出した「私は身障者を特別視しないし特別扱いしない」という、聞こえがいい無神経、無関心の言い訳が流行ってしまったことにより10年ほど心のバリアフリーは後退したと感じています。
(中にはこれが本当に正しいと子どもにまで吹き込んでいる親がいるくらいなので。)

正直な所、ハード面よりも人の心のバリアフリーが遅れていると言わざる得ません。

と、偉そうに書いてみました。(笑)
「日本のバリアフリーの現状について」の回答画像2

この回答への補足

回答有り難うございます。
しかしながら、私は日本のバリアフリーは悪くないと思う部分もあります。
例えば、ロンドンやニューヨーク、トロントでは車椅子では地下鉄には乗れませんが、東京では乗れますからね。そこら辺は日本の方が進んでいるように思います。

補足日時:2011/08/23 09:00
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身内に障がい者が居ますので良くわかりますが、日本の場合はハードウェアのバリアフリーに関してはそこそこ整備されてきていますがソフトウェアへの対応は先進国では相当低いと言わざるを得ませんね。



車椅子で歩道を移動すると歩道の真ん中には視覚障がい者用の点字ブロックが設置されています。視覚障がい者にとって絶対必要な点字ブロックは車椅子利用者にとっては振動の基になります。こういったハード面のトレードオフは身障者同士であれば理解しあえますが、そうした歩道に平気で駐輪していたりする健常者は珍しいことではありませんし、障害者用駐車場に健常者が駐車するなんてのは海外の先進国ではあまりない話です(まあ健常者が駐車すると罰金があったりする国もありますので)。

つまりハードウェア上のバリア(障害)は整備されてきてはいますが、ソフトウェア側(人間の心)のバリアは一向に進んでいないのが現状だと思います。
人間は強欲な生き物ですので深層心理にある差別意識はなかなか改善できません。こればかりは学校教育などでプログラムしていかないことには難しいと思います。

日本人は外国に比べればモラルは高いと思いますが社会生活を営む上では障がい者が自立して生きていけるだけの環境には程遠いと思います。健常者がアパートを探すように障がい者がアパートを探せますか。ハローワークで職がすぐに見つかりますか。大企業が違約金を納めてでも障がい者雇用を増やさない現状をどう思いますか。

大手企業ユニクロのように障がい者の雇用が相当高い企業でも車椅子の人間は雇用しません。店内を車椅子で移動されても邪魔になり効率に問題が出るためです。営利企業だから当然かもしれませんが人間の能力よりも機能により選別しているのは事実です。

障がい者に理解のある企業ですらこの程度です。ソフトウェアのバリアフリーがもっともっと進まないといけないと考えています。

この回答への補足

回答有り難うございます。

障害者雇用に関しては何処もそんなに進んでいないような気のします。

これは日本の課題というよりも万国共通の課題だと思います。
モラルも相当人によって差があると思います。

補足日時:2011/08/23 09:05
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