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オペラで使われている曲の中には、器楽的に見ても素晴らしいものも多いですよね?

でも、オペラで使われている音楽はどこまでがクラシック音楽と呼べるのでしょうか?

例えば、“オペラ座の怪人”はまず原作が1909年に発表されたものですし、あくまで“オペラ”ではなく原作を映画化したものとして扱われているとうに思います。
そうすると、“オペラ座の怪人”や“Music of the Night”“Think of me”などは映画のサントラであってクラシック音楽ではないのでしょうか?

また、ウェストサイドストーリーなどもクラシックではないのですか?

A 回答 (4件)

何だってクラシック音楽だと演奏者が言い張って演奏すればクラシック音楽ですよ。


オペラ座の怪人でもウェストサイドストーリーでも何でもいいのです。

別に明確な定義があるわけではありません。チックコリアのスペインだって元はジャズ・フュージョン音楽ですが、オーケストラでクラシックとして取り上げれば「クラシック」です。
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この回答へのお礼

ご回答ありがとうございます!!+゜
そうですね。有名な“エンターテナー”もラグタイムですが、クラシックとして扱われていることも多いですしね。
本当にありがとうございます!

お礼日時:2011/08/23 08:42

 ANo.2です。

丁寧な御礼ありがとうございました。
毎年6月の最終週に開かれるベルリンフィルのヴァルトビューネでも「アメリカン・ナイト」のタイトルを冠して過去何度かガーシュインが採り上げられたり「ラテンアメリカ・ナイト」でもL.バーンスタインやアストル・ピアソラの作品群が採り上げられたりもしています(ラトルをはじめ小澤征爾やバレンボイム、ドゥダメルといった指揮者達がタクトを振っています)。
 またL.バーンステインに関してもジルベスター・コンサートで『ワンダフル・タウン』が演奏されています。『オペラ座の怪人』に関してもクラシックとして演奏されるのは最早時間の問題でしょうね。
 クラシック音楽を神棚かショーケースに飾ってありがたがっている様な風潮に僕は滑稽さを感じます。
 ヴァルトビューネといえばかつて和太鼓の演奏家である林英哲もステージに立っています。「音楽を楽しむ」姿ではなく「何かステイタスを指し示すアクセサリーか何か」と勘違いしているのではないでしょうか。これは日本特有の興味ある現象だと思われます。こんなことではモーツァルトやブラームスも「堪ったモノではない!俺たちが作ったのは飾り物なんぞではない」と怒りそして悲しんでしまうと僕は思いますけど(爆)。
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 絵画や音楽そして文学作品に対して「どこで線を引いてこれが芸術であるか否か」を規定するかは個人の価値観によるものであり、これ以外は芸術以外ではないとするのはとても偏頗な物の考え方であると思われます。

「オペラ」も音楽という世界では一つのジャンルを形成する作品群と私は理解しています。
 たとえばモーツァルト以前の音楽家達からみればモーツァルトのオペラは自分達の作風と異なることから音楽ではないとされてしまうことと同じです。「自分達こそ音楽家である」との前提に立った時、自分達が今までに出会ったことのない作品をどう評価するかと問われた時、彼らの発想を「自分達が知らないからそれは音楽ではない」と理解するならばモノの考え方としてはスッキリしていると考える方が自然ではないでしょうか?。でもそれは音楽史全体の流れから見れば不自然であることも間違いではないでしょう。
 邦題としての『オペラ座の怪人』はパリのオペラ座に伝わる伝説をモチーフにして書かれた小説です。しかしながらそこから着想を得たアンドリュー・ロイド・ウェッバーは現代のワグナー(ワグナーは自らの作品を上演するための専用劇場すらも一つの装置として作品に組み込んだ)とも言うべき手法であの様な作品に仕上げたことも一つの事実です。時系列的に古い時代のモノだからといって「クラシック音楽」であるとの理解が成り立つかは疑問です。
 音楽の世界に例を求めるなら、黒人霊歌やジャズをベースとして数々の作品を世に送り出したジョージ・ガーシュインや発表当初は酷評され続けたホルストの『惑星』などの類例もありますがクラシック音楽の世界ではこれらの作品も既に「現代の古典」とされています。こうした観点からいずれは『オペラ座の怪人』も『ウェストサイド・ストーリー』も現代音楽としてクラシック作品の中に位置付けられると私は解釈しています。 もし彼らの時代に現代の様なCDショップがあったなら、彼らの作品もヒットチャートを賑わせた可能性もあります。私はクイーンのボヘミアン・ラプソディも聞けば高橋竹山の津軽三味線も聞きます。中島みゆきやエディット・ピアフも好きです。音楽の世界に敷居を求めることなど意味のないことではないでしょうか?。
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この回答へのお礼

熱く語ってくださってありがとうございます(*´∀`)
確かにしっかりした線を引くのは難しいかもしれませんね。
具体的には、「クラシックコンサートなどで“オペラ座の怪人”はクラシック音楽として演奏できるか」を目安に考えていければと思います。

お礼日時:2011/08/23 01:42

オペラ座の怪人やウェストサイドストーリーは、いずれも元々はミュージカル作品であり、それが映画化されたものです。


オペラ作品ではありません。
(「怪人」は、原作の小説がありますが)

いずれも、クラシックという範疇には入れないのが普通だと思います。
ウェストサイドストーリーは巨匠バーンスタインが作曲していますが、クラシックとして扱われることはまずないですね。

映画やミュージカルの音楽として作曲されたものは、クラシックとして扱われないのが通常だと思います。
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この回答へのお礼

さっそくの回答、ありがとうございます!!(*>ω<)・゜+
昔、ソロコンでオペラ座の怪人を演奏した人がいたので、疑問に思っていたのです。助かります!

お礼日時:2011/08/23 00:36

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