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在来用と204用とでは、寸法体系以外に何が違うのでしょうか?
また、204用を在来に取り付ける事はできないのでしょうか?
204用には単純段差タイプというのがありますが、在来用の掃き出しタイプと同じようなものでしょうか?

カタログの詳細図を見ますと、引き違い窓・掃き出しタイプの下枠の設置スペースとして最低40mm必要のようです。
例えば、床仕上げを構造用合板28mm現しや、シート状の仕上げの場合、土台天端から床仕上げレベルで40mm確保できないため、サッシが納まらないと思います。(根太レス)
最低でも12mmの仕上げ材が必要という計算になります。
そこで、204用単純段差タイプを使用できればと思うのですが・・・?
204用の単純段差タイプですと、標準で27mmです。(24~40mmの範囲で調整可能)
フローリング等、一般的な仕上げであればこのような事態は起こらないのでしょうが、
ローコストで上記のような仕上げをされている例もあるかと思いますが、掃き出しではなく、立ち上がりを設けているのでしょうか?
最悪、外付けサッシを選択する他ないのかなと考えますが、特に問題はないでしょうか?

以上初歩的質問で恐縮ですが、アドバイスをよろしくお願い致します。

A 回答 (1件)

まず規格について。

204用と在来工法用では幅の規格が異なります。在来用のサッシは基本的に柱の内に納まるように寸法設定がされています。3尺(910mm)モデュールですと柱芯々寸法910mm-120mm(4寸角の柱うを想定)=790mmが内法寸法。ここに、両側5mmづつのクリアランスを見て、サッシの外寸法780mm。一方、2x4用サッシは、壁芯々寸法910mmの内側にマグサ受けが両側1本づつ出る想定で寸法が設定されています。2x4工法が日本に導入された当時は、未乾燥材が主に輸入されていたので2x4材は40x90mmの断面寸法でした。それで壁厚とマグサ受けで片側85mmづつ引きますと910-85x2=740mm。ここに両側5mmづつのクリアランスを見て、2x4用サッシの3尺サッシは、外寸法730mmとなっています。6尺サッシはも同様。9尺や12尺のサッシは2x4工法の場合マグサ受けを2本づつ見込むので、若干寸法設定が変わってきます。
縦断面については、在来用も2x4用も変わらないともいますが、最近、構造用合板を掃出しサッシの部分のみ欠いて文字通り、サッシの下枠の上端が床と揃で納める例も多々見受けます。このように納めれば、相談者の考えられているように納められるのではないでしょうか。

この回答への補足

とてもわかりやすい説明ありがとうございます。
予定しています掃き出しサッシは特注寸法です。
規格寸法外(特注寸法)であれば、結局のところ204も在来もないという考えで良いようですね。
おっしゃるように、構造用合板の部分は欠いて納める事になるかと思いますが、問題は土台と干渉してしまうという趣旨での質問でした。説明が足りなかったようで申し訳ありません。
カタログ詳細図を見ますと、下枠の取り付け代を40mmと押さえています。
下枠を土台に直接設置するとした場合、サッシの下枠の上端を床と揃で納める場合、
土台天端~床仕上げレベル間で40mm以上必要となります。しかし、28mm構造用合板現し上げとした場合、土台天端~床仕上げレベル間=28mmとなり、12mm土台を欠きこむことになります。当然土台は欠きこめませんので、悩んでいると言うわけです。
そこで、「204用の単純段差タイプ」というものを採用できれば、下枠の取り付け代が最低24mmあれば納まるようですので、解決するのでは?とかってに期待しているのですが・・・もしその辺の事も分かるようでしたらアドバイスいただけると助かります。

外付けサッシは、和室などの納まりに採用するものと理解していますが、
リビングに採用しても特に問題ないでしょうか?
もしお時間がありましたら、重ねてアドバイスいただけると助かります。

週明けにでもメーカーに、「204用の単純段差タイプ」について問い合わせてみます。

補足日時:2011/08/27 01:15
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