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前置詞が多い英文を訳す際に、日本語をうまく当てはめていくのがニガテです。
コツがあれば教えて頂けないでしょうか。
例えば、
identity crisis is Erikson's phrase to describe the active period of self-definition characteristic of adolescence.
・アイデンティティ危機は、青年期の特徴的な自己定義という活動的な期間を述べるための、エリク  ソンの成句である。

「青年期の特徴的な自己定義という活動的な期間を述べるための」というのは、少し日本語としておかしいですよね。
こなれた訳をしたいわけではなく、英単語の意味を尊重した上で、適切な訳を行いたいです。
地道に数をこなしてなれていく事が大切なのは承知しています。
が、上記の文章は単語の意味もわかりますし、その上で訳せないのは、
(私自身よくわかっていないのですが)何らかの理由があるのではと考えました。

A 回答 (3件)

コツとしては、とりあえず直訳なり何なり、とにかくご自分から湧き出てしまった訳を書きだしてしまって、スッキリしておくといいです。

そのうえで、意味を飲み込み、それを改めて、「こういう意味合いのことを、日本語でいちから表現するには、どう言うか」という気持ちで日本語を吐き出すのです。こうした作業を俗に「原文から離れる」と言います。

いきなり日本語の文章にしにくいなら、とりあえず、お友達に説明するつもりで日本語を書きだしてみてもいいと思います。「アイデンティティ危機って言い方があってさ、エリクソンが考えた言葉なわけよ。で、意味は、思春期独特の、ほら、自分って何だろ、みたいなことを決めようとして足掻くアレね」と。

これをきれいな書き言葉にすると、「アイデンティティ危機とは、エリクソンが編み出した表現で、盛んに自分の何たるかを探ろうとする思春期特有の性質を表している」となります。

ここで大事なのは、最初に湧き出た直訳調の訳を捨てずにメモっておくこと。辞書を引いたのなら、その語義もメモっておきたい。そのメモと最終的にできた訳文を照らし合わせて、足りない部分があれば適宜補うといいです。パソコンでやると挿入削除や改行が自在にできてラクですよね。

ちなみに、上記が意訳すぎるとお考えだとしたら、「アイデンティティ危機とは、エリクソンによる用語で、思春期に特有の、盛んに自己を定義しようとする時期を表している」でいかがでしょう。このように、寄り道しながら徐々に練っていくといいです。彫刻を作る気分でね。
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この回答へのお礼

>いきなり日本語の文章にしにくいなら、とりあえず、お友達に説明するつもりで日>本語を書きだしてみてもいいと思います。「アイデンティティ危機って言い方が
>あってさ、エリクソンが考えた言葉なわけよ。で、意味は、思春期独特の、ほら、>自分って何だろ、みたいなことを決めようとして足掻くアレね」と。
これ、簡単そうにみえて、実はすごくむずかしいですよね。
ニュアンスは大変よくわかりました。頑張ってみます。

お礼日時:2011/08/31 22:01

>to describe the active period of self-definition characteristic of adolescence.


青年期の特徴的な自己定義という活動的な期間を述べるため

直訳をする際に私はベタ読みをします。
その際に質問文に関するポイントは
1.coreになる名詞を探す。


>to describe the active period of self-definition characteristic of adolescence.


to describe the period of characteristic of adolescence.
思春期の特徴的な期間を示す(述べる)。


to describe the period of self-definition characteristic of adolescence.
思春期に自己認識(自己確立)をする特徴となる期間を示す。


to describe the active period of self-definition characteristic of adolescence.
思春期に自己認識や自己確立をする活発な期間を示す。


2番目のポイントは、その分野において使われえる専門的な言い回しを調べる

self-definition
は自己認識 または 自己確立
http://eow.alc.co.jp/self-definition/UTF-8/

これが分かれば適切な言葉を選ぶ
adolescence
は青年期というより思春期と言葉を選ぶと文章が理解しやすくなるはずです。

http://eow.alc.co.jp/adolescence/UTF-8/
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この回答へのお礼

>その際に質問文に関するポイントは
>1.coreになる名詞を探す。
>to describe the active period of self-definition characteristic of >adolescence.
>↓
>to describe the period of characteristic of adolescence.
>思春期の特徴的な期間を示す(述べる)。

文章を読むときは、SVOCの骨組みだけを大まかに掴むようにしてるんですが、
あくまで、どこからどこまでがSで、ここからがVで…というようなやり方で、
示していただいた方法はとっていませんでした。真似したいと思います。

お礼日時:2011/08/31 22:07

むつかしい文をよく訳してあると、私などはむしろ感心します。



訳語を少し変えると、違和感は減少するかもしれないと思いました。

> 青年期の特徴的な自己定義

self-definition characteristic of adolescence という部分の訳ですが、前半と後半のつながり具合をよく把握しておられると思います。「青年期 に 特徴的な自己定義」 とするだけでも、感じが変るかもしれません。

> 自己定義という活動的な期間

the active period of self-definition の訳ですが、「自己定義をする活動的な期間」 とすると、より適切であるように思いました。

> を述べるためのエリクソンの成句である

to describe という語をそのまま訳した感じもします (それで問題があるというわけではないです)。
私だったら 「・・・を表現したことばである」 と続けたい気になります。

identity crisis を 「成句」 であると訳すのは、私には違和感があります。identity crisis は、いわば、エリクソンが用いた 「用語」 であるとする方が適当な気がします。

ここまでを組み込むと、

 「アイデンティティ危機というのは、青年期に特徴的な、自己定義をする活動的な期間のことを表した、エリクソンの用語である」

くらいになるでしょうか。

とりあえずそういう訳を得てから、その訳文を土台にして、読者にもう少し分りやすく読みやすくするために手を加えるなら、たとえば

 「青年期というのは、自己定義をするための活動的な期間であり、エリクソンはその時期のことを、アイデンティティ・クライシス (自己同一性が不安定になる時期) という言い方で表現した」

とかできるかもしれません (ただし、これもあくまでも仮の訳です)。

* identity crisis = the active period of self-definition であるかのような文ですが、個人的にはその定義はおかしいような気がします。
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この回答へのお礼

いつもお世話になっております。

>self-definition characteristic of adolescence という部分の訳ですが、前半と>後半のつながり具合をよく把握しておられると思います。
いつも回答いただいてる方にそのように言っていただけると、嬉しいです。
ありがとうございます。

細かく直していただき、大分読みやすくなりました。
そもそも私に文章を訳す際の想像力が足りないのかな…と思ってしまいました。

お礼日時:2011/08/31 21:58

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