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中国に詳しい方。教えて下さい。
前置きとして・・・私は、中国という国や国民が嫌いでこんな質問をするわけでは、ないです。別に好きでもないですが、単純に不思議に思い質問さしていただきます。

今日、こんなニュースを見ました。
【香港共同】中国広東省仏山市で女児(2)が車にひかれ、血を流して倒れているのに通り掛かった18人の人々は誰も助けようとせず、女児は別の車にもひかれた後に病院に搬送、意識不明の状態が続いている。
http://www.excite.co.jp/News/world_g/20111017/Ky …

他にも、動画投稿サイトなどで、事故で人が倒れていても周りの人や車は、何事もないように通りすぎたりする映像が、多数投稿されています。
 映像を見た限りでは、興味すらまったくなく、日常茶飯事のように人が通りすぎます。これが不思議というか、、、、、その理由?真相?が知りたいのです。
中国の一部の地域特有なのでしょうか?それとも貧困層だけなのか?
どのような文化で、人間性で、このようなことになるのでしょうか?
真面目に知りたいです。何卒、ご教授お願いします。

A 回答 (9件)

(1) 傍観者効果



日本でも、ひき逃げ事件の一部始終を記録したら、ご質問の動画のような場面が映るかもしれない。過去に、ニュースで「数台にひき逃げされたことが分かった」、「路上に倒れた人を横目に何人か通り過ぎた」というようなのはあった。
外国の出来事で「なぜ?」を考える際は、視野を広げることが求められると思う。そんなの必要ないというなら、外国のことに口を出さず自分の町内のことでも考えてりゃいい。
1964年3月の午前3時、ニューヨークで Kitty Genovese という女性が仕事帰りに自宅アパート駐車場で暴漢に襲われた。数十分も断続的に暴行されたあと殺された。クイーンズ地区の中流階級の住宅地で、捜査の結果、悲鳴を聞いた住民は38人いることが分かった。中には目撃した人もいた。ところが、助けに行った人はおらず、警察に通報したのは1人だけ。しかも遅かった(被害者が絶命したころ)。
質問者さんなら、この話を聞いて「アメリカの文化?」、「ニューヨーク市民の人間性」と思うかもしれない。しかし、米国には知性が存在した。社会心理学者が仮説を立てて実験し、「傍観者効果」という心理を解明した。私は素人なので詳述はしませんが、お調べになってみてください。ご質問の動画も傍観者効果ではないか。
日本では、2006年8月に特急サンダーバードで強姦事件が起こった。犯行は数十分に及んだが、同じ車両に居合わせた約40人の乗客は、助けたり車掌に通報したりしなかった(全員が気付いていたかは分からない)。この犯人はすぐには捕まらず、同年12月にまたも列車内・駅構内で2件の強姦事件等を起こした。翌07年にようやく逮捕された。8月に捕まっていれば、12月の事件はなかったはずだ。
また、学校や職場で凄惨な「いじめ」を止めさせる人がいないのも、一種の傍観者効果ではないか。

(2) 中国の暗黒面

傍観者効果だけでは説明が付かない部分もあると思われる。日本には日本の、中国には中国の暗黒面があるだろう。
ご質問の広東省仏山市は大都市である。基本的人権の一つであるはずの「居住移転の自由」が、中国では制限されている。農村から都市へ働きに出る人は多いが、何年いても「出稼ぎ」扱いだという。農閑期の季節労働ではなく、都市に住み着いてもである。農村戸籍と都市戸籍の区別があり、一生付いて回るらしい。
そのことは、良く言えば都市のスラム化を防いでいる。仕事にあぶれれば、農村に帰されるという。しかし、悪く言えば二級市民、身分制みたいな話である。親が農村戸籍なら子も農村戸籍。都市戸籍の子と差を付けられている。
ご質問の動画を見ると、「酷薄」という言葉が浮かんでしまう。中国人は、身内や世話になった人に対しては情が厚いと言われるのだが。
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この回答へのお礼

回答ありがとうございます。
『ごめんなさい。』私の質問で少し不快に思われたようですね。そう思われないように前置きをしたつもりなのですが、、、、

>外国の出来事で「なぜ?」を考える際は、視野を広げることが求められると思う。そんなの必要ないというなら、外国のことに口を出さず自分の町内のことでも考えてりゃいい。

一応反論。。。「なぜ?」と思い、ここで質問して、色々な人の回答や意見を得ようとしたのですが、それは「視野を広げる」にならないのでしょうか?今回の事件を知って、私がすぐに「中国は酷い国だ」と答えを出したのなら、「視野が狭い」と言われても仕方がないでしょう。




念のため。。。私は、アメリカの悪い文化(社会ルール)も日本の悪い文化もよく知っています。日本はもちろん、アメリカでも生活をしていたことがありますから。ただし、あなたが言っている、日本での事例、特にサンダーバード号の事件などは、今回の中国の事件とまったく内容が違うので比べようがないです。日本で二歳の子供が倒れてるいるのに、それを多くの人が観て素通りはないですよ。



傍観者効果。。。サンダーバード号の事件では、多少あてはまるのかもしれませんが、今回の中国事件の本質には当てはまらないようですね。

お礼日時:2011/10/21 23:16

No.2で回答したxiao-zongです。



>質問欄にも書いた動画サイトの映像では、人を轢いた車やバイク(加害者)までが、そのまま被害者を放置して立去るのですが、これも何か社会ルールがあるのでしょうか?

人を轢いた車がそのまま被害者を放置して逃げたのは単純に人命軽視の一言に尽きると思います。
中国では、少し前まで飲酒運転等に関しても法規制が甘く、泥酔状態のまま車を運転し、人をはねたりする事件が頻繁に報道されていました。また、実際の事例ですが、ある男が夜間運転中に女性を轢いてしまい、あわてて車から降りて被害者に近づくと、重傷の被害者がその男の載っていた車のナンバーを覚えようとしているのを目にし、そのままではその女性に莫大な損害賠償金を支払わなければならなくなる為、再度車に乗り込み、その女性を再度車で轢き殺して逃走したという事件がありました。

今回のケースでも同様に判断をしたのではないかと思います。
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この回答へのお礼

お礼遅くなり申し訳ございません。
回答を頂いた皆様、ありがとうございました。


質問に書いた、事故被害者の女児がお亡くなりになったそうです。ご冥福をお祈りしたいと思います。

インターネットの力でしょうか、、、、今回の事件により、共産党幹部が「社会全体の道徳水準の向上に向けて、積極的かつ効果的な方策を取るように」と省当局者に指示をだしたそうです。
中国は、面積も広く、人口も多いので、なかなか難しいでしょうが、これを切欠に少しでも良い社会を構成して欲しいと思います。

お礼日時:2011/10/21 22:26

 中国は広い、めちゃめちゃ広い。


 ということで、どこかで悪いことをやっても逃げ切れる可能性がある。江戸の敵を長崎で討つようなことが最初から考えられない。だから商品はみるだけで触っちゃダメ。買うなら現金。ツケ(クレジット)などとんでもない、踏み倒されるかも知れない。
 中国の歴史はいちばん豊かな中原をどの民族がとるかで、生活スタイルがまったく変わった。つまり弱小民族を強い民族が押さえ込む、いわば植民地の帝国だった。それら巨大な力は主に西の北部(つまり中央アジア)からやってきた。そのため一応万里の長城で防ごうとしたが、今のアメリカと同じでカネが減ると、守ることもできなくなる。
 そういった植民地帝国がいくつも興亡をくり返した結果、ただでさえややこしい民族が入り乱れてくる。だから容易に人を信じなくなる(マンガ「拳児」にあるように、茶を酌み交わす時の暗号化された手順は本当にあった。)。なので身を守るため血族の結束が固くなる。(日本で本を書いている孫健さんは孫子の一族)海外へ出稼ぎに行く人には一族からお金を用意したり、先行している遠い親戚が引受ける。そして政治の風向きを知るために、家族の何人かは必ず警察と軍隊に入る。
 これらはユダヤ人と同じで、いざというとき逃げやすく、他の土地でも生きていく備えとして、現金が優先される。ここいらへんはアメリカ人と同じで、何でもお金に換算し、なんでも換金しようとする。そのため究極の個人主義とも云うべき、お金がすべて式の生活になっていった。だから逆に言うと、アメリカと本気で戦争する気なのかどうか疑わしい。だって儲からないから。

 いくら広く、中央政府の力が及ばなくても、やがて秩序ができる。その土地独特の習慣が異民族の風習と相まって、外からは理解できないものも出てきやすい。なので今の中国も、ちょっと運転間違えたら政府がひっくり返る可能性は、他の国より高い。
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直接的な理由は#1さんの通りです。



そして、中国にはそういう習わしがまかり通る
下地があります。

日本は大東亜戦争で価値観ががらりと変わりましたが、
ある中国人学者に言わせると、中国はあれと同じ変動が
過去、600回もあった、といいます。
易姓革命の為です。

これでは政府など信用できません。
政府だけではありません。他人も信用できなく
なります。

一説には家族や夫婦すら、基本的には敵対関係にある
という人すらいます。

中国では他人とは助け合うものではなく、騙し合うモノなのです。
敵なのです。

中国のTVですが、識者が集まって討議していました。
「日本人は誠実で真面目だね」
「そうだな。誠実なのは確かだ」
「そうだ、そうだ」
「おい、君ら。そんなに日本人が素晴らしいのなら
 日本人のように誠実になればよいじゃないか」
「バカ言うな。中国で日本人のように誠実にやって
 いたら、身ぐるみ剥がされてしまうぞ」
全員「ハハハハ! その通りだ」
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 最近、中国では、助けようとした人が助けられそうになった人から「おまえが突き飛ばした」とか難癖をつけられ、損害賠償を請求される事件が何度か起きているために、急速に広まった、最近の風潮のようですよ。



 かの国の「文化」ではありませんね。

日本でも、事務管理などは始めたら最後まで、本人の利益のためにやりとげないといけないことになっていますので、人助けは非常に負担が大きいのです。

 ですから日本でも厳密に法律を適用したら、「途中で放り出した」と難癖をつけられ、裁判所も賠償責任を認めるケースが出てきて、日本でもアッというまに同じ風潮になるんじゃないか、と思いつつ眺めていました。

 さいわい、日本では今回のような事件や老人転倒の際は目撃者がいます。

 目撃者は「彼が突き飛ばしたんじゃない」とか証言してくれますよね。だから、今回のような事件や転倒した老人を助けおこすことに躊躇しなくて済んでいます。

 また、「証人がいるから言っても無駄」と思うから、「おまえが突き飛ばしたんだろう」などと因縁をつける老人もいません。

 ところが、中国の場合、もう一つ問題が加わるんです。

 その老人がどういう立場の人間か、またその家族、親族がどういう立場の人間かという、一見しただけではわからないことが問題になります。

 たとえば、その老人の息子が党の書記局の・・・ なんてことになったら、「その老人が勝手に転倒した」なんて証言した人の身になにが起きることやら。

 で、だれも証言してくれない。誰も証言してくれないならば、・・・

 しかたない話です。君子危うきに・・・ 警句の本場ですからね。
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こんにちは。

重いねぇ・・・

> どのような文化で、人間性で、このようなことになるのでしょうか?

文化やまして人間性ではなく,国の違いでしょうか。同じ中国人の国,台湾でもそんな話を聞きますか?
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私の体験談


まだ行ったことがないので中国の事情は知りませんが、日本での私の体験を聞いて下さい。
今から25年ほど前、一家に一台から一人一台へと車の普及が進んでいた頃のことです。
ある地方都市の幹線国道、片側一車線、険しい山越えの屈曲した峠道で、私は下り車線で帰路についていました。急斜面の急カーブを通り抜けたところで反対車線道路脇に転倒した、やや大型のバイクの下敷きになって苦悶している人を見つけました。後続車もあり、追突の危険を避けるように停車してその人に駆け寄り、『どうしましたか』と尋ねました。『後続の四輪を避けようとして誤ってスリップ転倒し身動きできない。多数の車が往来したが、誰も止まって助けようとしてくれる人はいなかった。』とのことでした。
当時は携帯電話もなく、峠を降りきったところの商店で電話を借りて110番し、その地点で救急車と落ち合って現場まで案内しました。
後日、『あのまま日が暮れてしまったらどう成っていたことか』と、感謝されましたが、私としては至極当然のことをしたまでと思っています。
現場は交通量も多く、下手に停車、駐車すれば二次災害も心配される状況でした。
日本は救急車が無料で恵まれていますね。私も一度だけ利用させていただきました。
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救急車が有料の件はNo.1さんのお答えの通りです。



加えて、中国で交通事故が発生した場合、公安に連絡をしてから公安が現場に到着するまでの間は現場保存が必要(要は何も動かしてはならない)というルールがあり、万が一にも何かを動かした場合、証拠隠滅の罪に問われる場合があります。
ですから、例えば交通事故で誰かが道の真ん中で頭から血を流して倒れていても、誰も手を出しません。
これは人間性の問題ではなく、社会ルールの問題と言うことになります。

中国は長い歴史の中で、庶民同士がお互いを監視しあう隣組制度などで社会を管理してきたり、官僚腐敗の歴史などから、他人を信用しない社会文化となっています。
日本人から見れば、交通事故発生時の被害者救済は当たり前と考えるような事でも中国では「証拠隠滅」と取られてしまう場合があります。

中国の驚くルールとしては、中国には居住地(生誕地)により、都市戸籍と農民戸籍に分かれるという戸籍制度があります。例えば交通事故で車に轢かれて死亡してしまった場合、農民戸籍の人間と都市戸籍の人間では損害賠償金額に差があるという事もあります。(都市戸籍の人なら60万人民元、農民戸籍なら40万人民元といった感じです。)

また、極端な例では、バスから降りようとしていた若者の前で同じくバスから降りようとしていた老女が転倒した為、それを助け起こした若者が老女に「こいつが私を突き飛ばした」と言いがかりをつけられ、公安等に連絡された挙句に裁判で訴えられ、何十万円の罰金を取られたといった事件があり、その若者は後日談で「もう目の前で誰かが倒れようと死のうと二度と人助けはしない」と語ったというような事件もありました。

日本と中国は社会通念等が全く異なります。
悲しいことですが、他人を信用しない(信用出来ない)文化が中国の現状といえなくも有りません。
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この回答へのお礼

回答ありがとうございます。
NO.1さんと、NO.2さんの回答を読ませて頂いて本当に驚きました。他の国の事を悪くは言いたくないですが、凄く悲しい文化(ルール)ですね。少し嫌中の人の気持ちが分かるような気がしてしまいました。(そうはなりたくないですが)  それと、自分の世間知らずを思い知りました。

すみません。もう一つお聞きしたいのですが、、、、
質問欄にも書いた動画サイトの映像では、人を轢いた車やバイク(加害者)までが、そのまま被害者を放置して立去るのですが、これも何か社会ルールがあるのでしょうか?

事故映像以外で、窃盗犯を地域住民で協力して捕まえる(多少荒っぽいですが)モノがよくありますが、これは見ていてスカッとするのですが、交通事故(無謀運転)を起こした加害者(犯人)を捕まえるということをしないのは、なぜでしょうか?そもそも中国では、交通事故に加害者も被害者もないのでしょうか?

お時間ありましたら、何卒回答お願い致します。

お礼日時:2011/10/18 13:25

中国の救急車は有料ですから、呼んだ人が代金を払い、病院を指定して運んでもらう責任を取らなければなりません。



運んだ先の病院によっては、検査や処置も前払いで請求される事もありますし(経験あり)、後から保護者に請求しても払われるかどうか保証がありません。

余計なお世話だと言われたあげく、病院を変更する代金を請求される可能性すらあります。

日本も同じシステムで、生まれてからずっとそのシステムしか知らず、そういう時は見て見ぬふりをしなさいと教育されて生きていれば、それがその時の「自分の常識」になってしまっているかも知れません。

そう生きてきたなら、私も、他人の子供が倒れていても警察に通報はするかもしれませんが、安易に救急車は呼べないかも知れません。

インドでは、日常的に死体や死にかけている人を目にします。生きているかどうか不明な人間が川に浮かんで流れている事も多々ありますが、誰もそれを助けようとか、引き上げようとはしません。

中国に限らず、生き方、育ち方、教育など、自分の持った考え方の違いだと思います。
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この回答へのお礼

NO.1さんと、NO.2さんの回答を読ませて頂いて本当に驚きました。他の国の事を悪くは言いたくないですが、凄く悲しい文化(ルール)ですね。少し嫌中の人の気持ちが分かるような気がしてしまいました。(そうはなりたくないですが)  それと、自分の世間知らずを思い知りました。

すみません。もう一つお聞きしたいのですが、、、、
質問欄にも書いた動画サイトの映像では、人を轢いた車やバイク(加害者)までが、そのまま被害者を放置して立去るのですが、これも何か社会ルールがあるのでしょうか?

事故映像以外で、窃盗犯を地域住民で協力して捕まえる(多少荒っぽいですが)モノがよくありますが、これは見ていてスカッとするのですが、交通事故(無謀運転)を起こした加害者(犯人)を捕まえるということをしないのは、なぜでしょうか?そもそも中国では、交通事故に加害者も被害者もないのでしょうか?

お時間ありましたら、何卒回答お願い致します。

お礼日時:2011/10/18 13:26

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