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いつも回答者の皆様にはお世話になっております。

昨日から三島由紀夫の『潮騒』を読み始めました。
その最初の頁に
 「ここからは、島がその湾口に位いしている伊勢海の周辺が隈なく見える」
という一文があるのですが、このなかの「位いしている」という語句の読みがわかりません。
意味は「~に存在する」とか「~に位置する」あたりだろうと推測するものの、今のところ
ネットで調べても読みのほうが判明せず・・・。
「いいしている」なのか「くらいいしている」と読むのが適当なのでしょうか?
とにかく気になって仕方がありません。

「位いしている」の読みをご存知の方、教えていただければ幸いです。

A 回答 (2件)

「位(くらい)」を「位い」と送り仮名付きで書いているだけかと思います。


ミスプリでなければ、書き間違いということになるのでしょうが。

「位(くらい)する」は、ご想像通り「位置する」という意味です。
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この回答へのお礼

早々のご回答ありがとうございました。

「くらいする」というコトバがあるのですね…初めて聞きました。
単純にミスプリなんでしょうか。
それとも当時はそのような送り仮名付で書くこともあったのでしょうかね?

兎にも角にも、おかげさまでスッキリいたしました。
感謝申し上げます。

お礼日時:2012/02/08 23:44

湾口に位いしている だから解りにくいのではないでしょうか。


ここからは、島がその湾口に位ゐしてゐる伊勢海の周辺が隈なく見える。
だと、くらゐ・すと解りやすくなると思います。
くらゐしてゐる・・・
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この回答へのお礼

早々のご回答ありがとうございました。

旧かな使いですね。
古文で使われる言葉なのかと思い、古語辞典を開いてみましたが「くらゐす」という
動詞は載っていませんでした・・・。
もしかすると三島氏の造語なのでしょうか。

お礼日時:2012/02/09 00:01

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