公人の感情の範囲

公人においては、感情的な判断や態度は禁物とされているようです。
公人において許される感情の範囲とは？

No.1 回答者： hekiyu 回答日時： 2012/06/12 08:03

”公人においては、感情的な判断や態度は禁物とされているようです”

　　　　↑
人間の言動の殆どは感情に起因します。
竹島を盗られると損をする、という感情が原因
があるから、盗られないように色々とやる訳です。
しかし、素の感情では間違い易いです。
それで、竹島を取り戻す、というのは感情ですが、
その方法は感情ではいけません。
冷静に、合理的に考えなければなりません。

以上から、公人が許される感情の範囲とは。
(1)動機は感情に基づいてもよいでしょう。
　ただ、その動機も、公憤でなければなりません。
　私憤ではいけません。
　竹島を取り戻せば、キックバックで己の懐が
　潤う、愛人を囲える、という動機ではマズイです。
　日本の国益になるから嬉しい、という感情なら
　ＯＫです。
　結果として、国益になるんだから、賄賂が動機でも
　良いだろう、という人も出て来るでしょう。
　しかし、それだと、長い目で見て、もっと大きな
　モノを失うことになりかねません。
　又、私憤と公憤が混合しても、その割合にもよりますが
　しょうが無いでしょう。
　人間は、聖人じゃないんですから。
　取り戻せて、国益になったし、俺の権力も増加した
　というのも許せます。
　権力の増加は第二次的だし、これを政治家から奪うのは
　致命的だからです。
(2)竹島を取り戻す方法について、パホーマンスとして感情的な
　態度をとる、ということは合理的であり、許される
　と思います。

　

この回答へのお礼

ありがとうございます。

お礼日時：2012/06/13 20:21

No.2 回答者： ukiyotonbo 回答日時： 2012/06/12 09:46

法律や通念で、公人の感情や行動はコントローラブルでなければならないと言うことです。

個人の感情がどうあれ、それらに従い、やるべきことはやらねばならないというだけです。

この回答へのお礼

ありがとうございます。

＞個人の感情がどうあれ、それらに従い、やるべきことはやらねばならないというだけです。

ギャップを乗り越えねばならないという事ですね。
常に私的感情の抑制をしなければならないとすれば辛い事です。
確かにそういった場合もあるかと思います。
しかし、国政の表舞台に立っている公人の姿から感じるのは
そうしたギャップさえ楽しんでいるような気配、余裕さえあるような感じを受ける時があります。
昨年、自民党会館に行った時の事ですが
石破さんの話を聞く機会がありました。
冒頭に言った言葉が・・・
「テレビで見るより怖くないでしょう」と言いました。
まあ、ユーモアのつもりで言ったのだと思いますが
この人は幾つもの顔を使い分ける事ができるといった感じでした。
場所に応じた自分の姿をコントロールし演じることができる・・・のでしょう。
悪く言えば一種のタレントかもしれない
公人と私人の感情の違いは当然あるのだろうけれども
まったく表には出さないし、出さずに済む余裕からユーモアを発しているような感じに見えました。
感情の違いを表に出さずに済む余裕をもつ・・・楽しみとさえ言えるのかもしれない
それぐらいでないと務まらないのでしょう。

感情の範囲を心得るという公人の常識は
何とも味気ないものです。
だが、真似のできない事だと思えば、立派だと思える事も確かです。

お礼日時：2012/06/12 22:16

No.3 回答者： psytex 回答日時： 2012/06/12 10:07

感情的になった方が、相手のためや社会のためになる場合です。

この回答へのお礼

ありがとうございます。

パフォーマンスでしょうね。
公人の場合はそうとしか言えない感じがします。
感情表現の計算を常にしていると思います。
言葉に感情的要素をどれほど持たせるか・・・
その有効性の計算を常にしている。
その底には、感情という精神への怖れがあるような気がします。
大衆に対しては、ある程度感情的な表現で訴えかけた方がよい・・・
そんなふうに見える場合が多いと思います。

お礼日時：2012/06/12 22:31