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春ごろから咳がひどく、8月のお盆明けに咳き込んむと苦しく、呼吸困難になったので
近所の病院に紹介状を書いてもらって、診てもらったところ、肺に水がたまっているとのことで
2~3lの赤い水を抜きました。10年ほど前に結核になったことがあり、またそれかと思っていたら
癌性胸膜炎、肺腺癌ステージ4進行癌なので手術適用外と言う診断がつきました。

その後緊急入院という形で、酸素をつけて、胸腔ドレナージ治療を開始。
その際に抗がん剤も同時投与。
当初10日から14日間はドレナージをつけたまま胸水を抜くとのことでしたが、
3日ほどで胸水がたまらなくなったので、5日ほどで管を抜く。
レントゲンで左の肺に原発巣があるとのことで、その後2種類の抗がん剤カルボプラチンと
パクリタキセルを投与。手足に若干のしびれ、関節痛などがあるものの、おおきな副作用はなし。

主治医の話だと、CTでみても今のところきれいでとても良い状態なので、
抗がん剤投与から2週間経ったら、もう一度検査をしてその後退院OK。
それ以降は通院で抗がん剤治療と言われました。

私なりにWEBなどで調べたところ、当初聞いたステージ4とは遠隔転移をしている状態
とのことですが、肺の原発巣の転移が腺癌ということなのでしょうか?
とりあえず原発巣には抗がん剤が効いているから、主治医曰く、「とても良い状態」ということ
らしいのですが…
その状態では余命宣告をされる状態と認識していましたので、どれくらい喜んでよい状態なのかが
知りたいです。
父はまだ痛みなどはないようで、主治医が「思ったより良い状態で、いい方向に向かっています」
と言ってくれたととても喜んでいます。
たくさんの情報を見たので、とても不安なので、今の父の状態とこれからどういう風になることが
予測されるのか、もしわかるようであればぜひお知恵をお貸し下さい。
よろしくお願いいたします。

A 回答 (2件)

癌性胸膜炎や心嚢炎があれば、少なくとも3B以上のステージです。


ステージ4ですと、悪性心嚢水や悪性胸水が原発側・反対側にあり、かつ、結節も生じているか(質問だけではわかりませんが、こちらかなと思いました。)、他臓器への遠隔転移が認められているか、のどちらかになります。
(前者がM1a、後者の臓器転移がM1bとなります。どちらかがあればステージ4です。)

悪性胸水は、胸腔穿刺か胸腔ドレナージ適応で胸膜を癒着させ緩和する方法が有効ですが、2~3Lとなると穿刺でのコントロールは期待できないので、ドレナージ適応し、胸膜癒着術を選択されたのではないかと思います。

>今の父の状態とこれからどういう風になることが予測されるのか、もしわかるようであればぜひお知恵をお貸し下さい。

今の状態は、医師側からすれば、胸水を減らして少しでも患者さんの呼吸を楽にしようと必死で治療している状態、患者さん側からすれば、呼吸が少し楽になったが、抗がん剤の副作用が日々少しずつ辛くなってゆく可能性のある状態です。

これからの状態は、胸水がまたたまるかもしれません。または、胸膜癒着で胸水が抑制できるかもしれません。
厳しい言い方で恐縮ですが、がんが消えるという期待は難しいかもしれません。
医師に状態を詳しく聞き、ご家族がそれを理解し、患者さんのQOL向上を一番に考える時でもあります。

もしもを考えたくはないと思いますが、もしも今以上に辛くどうにもならなくなってしまう事も想定し、なるべく早くから緩和ケアチームと連携をとり、自宅で何か(血の膿を吐く、呼吸困難になる、痛みを訴える等)があった時にどう対応すべきか、ご家族が知っておく必要があります。

どうか少しでも良くなりますよう祈っています。
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この回答へのお礼

すぐに、詳しいお話をいただき本当にありがとうございます。父は現在第1回目の抗がん剤投与から
15日目で白血球の数値が1700まで下がっているのですが、これが回復したら退院し、以降は通院での
抗がん剤治療になるとのことです。昨日の肺のレントゲンでもとてもきれいで、胸水も溜まっておらず
呼吸も90台を保っているので、酸素も付けずに生活できるとのことでした。
主治医は「大丈夫ですよ」と、おっしゃるのでうれしいのですが、教えていただいた通り先のことも
考えていこうと母と話しています。
今日は本人は要らないというのですが、呼吸が苦しくないように介護ベッドをレンタルするように
手配してきました。

自宅のPCが故障していて、お礼が大変遅くなり申し訳ありませんでした。
ありがとうございました。

お礼日時:2012/09/27 18:43

肺がんのステージについては、下記のサイトがわかりやすいでしょう。


http://www.lnet.info/lung/kind_stage/stage.html

癌性胸膜炎と診断されたということは、
肺がんが胸膜に転移しているということです。
先のサイトで言う「縦隔」の一部が胸膜です。

(Q)CTでみても今のところきれいでとても良い状態
(A)というのは、癌以外に余分な炎症などがない
ということです。
つまり、問題は、癌だけということです。

厳しいということになると、癌があちこちに散らばっている
炎症反応が強く、出血が見られる(喀血)、
癌が浸潤して、気管を狭めている=呼吸困難を誘発する
などなどです。

ステージ4=死亡 ということはありません。
わずかですが、希望はあります。
ですが、覚悟は決めておいてください。

そのためには、最悪を予想して、情報を収集することです。
まずは、緩和ケア病棟の場所と申し込み方法を確認してください。
どこでも、1ヶ月待ちぐらいです。
最後の苦しみを和らげて、安らかな最後を迎えるための準備です。
そのときになって、慌てても遅いです。

医療コーディネーターを探しておいてください。
検索すれば、ヒットします。
いざというときの相談相手になります。
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この回答へのお礼

すぐに詳しいお話と、わかりやすいサイトを教えていただき本当にありがとうございました。
父は第1回目の抗がん剤治療から15日目ですが白血球の数値が悪く、これが回復したら
退院して以降は通院での抗がん剤治療と言われました。
現在は肺もきれいで、胸水もないとのことで自宅での酸素も付けることはないとのことで、
喜んではいますが、やはり先のこともかんがえていくつもりです。
ほんとうにありがとうございました。
また、よろしくお願いいたします。

お礼日時:2012/09/27 18:56

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