服や靴や鞄にしみつく思い出

５年ほど前に買った、デザイン・素材・使い勝手的に重宝しているパンプスがあります。
履きすぎていろいろ痛みがあるため、オールリフォームに出そうかと思っています。
オールリフォームの値段で他の靴が１足買えそうなことはわかっていますが、なかなかこのパンプス並みに役立ってくれそうなパンプスが見つかりません。
（私は足が大きいこともあり、普通サイズの人ほど自由にパンプスを選べない事情があります）

しかしこの５年の間に、嫌な思い出もあり、その時もそのパンプスを数回履いており、そのパンプスを見ると、その嫌な思い出も思いだしてしまいそうで、いっそのこと捨てようか迷っています。
（勿論他の思い出もありますが・・特別よい思い出はありません）

その嫌な思い出を思い出させる服や靴鞄はすべて捨てました（もともと、その嫌な思い出に関連する出来事が終わったら捨てるつもりのものを用いていましたので、迷いませんでした）。

今回のことに限らず、思いだしたくないことを思い出させる物は、気に入っていても、思いきれるものは、捨ててしまいます。

皆様は、このようには気にしませんか？
物は物、思い出は思い出、と全く気になりませんか？

つまらない質問ですがよろしくお願いします。

No.2 ベストアンサー 回答者： yama-koke-momo 回答日時： 2013/01/20 22:26

写真とか日記だったら、思いだしたくないから捨てる、ということもあります。

でも物は別ですね。
私にもそんな靴が昔ありました。
その靴で就活し就職し、その会社でつらい目にあって、…いつもその靴を履いてました。
でも思い出と靴を結びつけてはあまり考えたことはありません。
とても気に入ってた靴でしたがリフォームまでは当時思いつかず、そのうち履きつぶして捨ててしまいました。
でもそうしてリフォームして甦るなら物を大事に使うという観点でとても良いことじゃないでしょうか。
これからその靴で新たな良い思い出を作れば良いじゃありませんか。

余談になりますが私は着物が大好きなのです。
とくに織りの着物が好きで、着るだけに飽き足らず織りを学んで自分で織ったりしています。
江戸がリサイクル文化の発達した町だった話を聞いたことあると思います。
物が豊富ではなかった昔、女性達は繭から糸を引き染色し布に織ってと手間暇かけて一反の反物にしました。
貴重な布を最大限に有効利用するために生まれたのが和服です。
洋裁のように布を切り刻まないから何度でも縫い直してリフォームできたんです。
大人の着物をほどいて子供の着物に、さらに布団や袋物に、最後はボロきれとなり、燃やされて灰になったら洗剤代わりとなって命を全うします。
お蚕さんから頂いた命をそこまで大切に使うという文化にとても感銘するのです。
さすがに自分で蚕を飼って糸を紡ぐことまではできませんが、少しでもその心意気に触れたいと思ってやっています。

思えば一反の布がボロきれになるまでにどれだけたくさんの人の思い出を引き継ぐんでしょうね。
そう考えると物って単なる物ではない。物にも魂が宿るとする神仏の教えも理解できるような気がしてきます。
あなたの靴にもすでに魂が宿っているかも知れませんよね。
長々お粗末な話をすみませんでした。

この回答へのお礼

ご回答ありがとうございます。

＞思い出と靴を結びつけてはあまり考えたことはありません。

とても参考になりました。

＞これからその靴で新たな良い思い出を作れば良いじゃありませんか。

そのように考えることもできるのですね。
とても参考になりました。

＞自分で織ったりしています。

それはすごいですね。

＞お蚕さんから頂いた命をそこまで大切に使う

ファーや革にはそのように考えたことはありましたが、布地にまでそのようなことは考えたことはありませんでした。参考になります。

＞思えば一反の布がボロきれになるまでにどれだけたくさんの人の思い出を引き継ぐんでしょうね。

靴が靴に作られるまでの職人さんの努力を、今想像することができました。
そのように考えれば、この靴も、もう少し履こうかと思う気持ちにもなれました。
ありがとうございました。

お礼日時：2013/01/21 00:19

No.1 回答者： posamama 回答日時： 2013/01/20 20:12

私だったら気にしません。

そこまで考えた事がないので、実際に直面したらどう思うか…断言はできないですが。。。

質問者さんにとって、どれだけの嫌なことかはわかりませんが、
私ならそういった気持ち、思い出も含めて今の自分があるんだと思います。

５年もの間、支えてくれてたんですよね。

それでもまだ履きたいなんて、靴はきっと喜んでると思いますよ。

決していい思い出はないものの、悪い事ばっかじゃなかったはず。

すぐに合うものが見つかる(見込みがある)のなら、これを機会に新しい靴を探すのもありかと思いますが。

そう簡単に見つからないのであればリフォームしてもいいんじゃないでしょうか？

この回答へのお礼

ご回答ありがとうございました。

親身になって一緒に考えてくださりありがとうございます。
気にされない方もいらっしゃるのですね。そのような方のほうがきっと多そうですね。

＞５年もの間、支えてくれてたんですよね。
それでもまだ履きたいなんて、靴はきっと喜んでると思いますよ。

そのように捉えたなら、嫌な思い出があっても捨てないで持っていることにも意味が感じられるような気がしました。

＞すぐに合うものが見つかる(見込みがある)のなら、これを機会に新しい靴を探すのもありかと思いますが。
＞そう簡単に見つからないのであればリフォームしてもいいんじゃないでしょうか？

今セールの時期なので、百貨店などいろいろ探してみましたが、１足も見つからず、悩んでおります。しかしいざ捨てようとしてこの靴を見ると、よくよく見ないと痛みが見えづらい堅い革の素材（そこがよいところのひとつなのですが）のため、思い切りが付かずにいます。

リフォームするのもよいと言って下さりとても参考になりました。
ありがとうございました。

お礼日時：2013/01/20 20:28