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お世話になります。


今回は自分の無知さを露呈する質問でお恥ずかしい限りですが、
お教えいただけましたら幸いです。


【質問】:修士論文を書くメリットとは何でしょうか?



現在、フィリピンの大学院(フィリピン国立大学:University of the Philippines)にて「地域開発:Community Development」を専攻しております。


卒業の方法は

・試験
・修論

と2種類用意されています。


(取得すべき単位数に「若干の」違いがあります。また、いつでもどちらにも変更可能です)


「修論は驚くほど難しい上に卒業まであまりに時間がかかってしまうから、試験の方が絶対いい」という話を聞いているのですが、
そうなると「修論を書くメリットもあるにはあるのだろうけど、具体的には何だろう?」
という疑問が湧いてきます。


・就職の際、何を研究したかをアピールしやすい
・専門性を高めることができる


などが思い浮かびますが、
それが現実にはどういうことなのか、あまり具体的に想像ができない状態です。

お教えいただけましたら幸いです。


よろしくお願いいたします。

A 回答 (2件)

>【質問】:修士論文を書くメリットとは何でしょうか?



>「修論を書くメリットもあるにはあるのだろうけど、具体的には何だろう?」
>という疑問が湧いてきます。
>・就職の際、何を研究したかをアピールしやすい
>・専門性を高めることができる
>などが思い浮かびます

⇒40年ほど大学に関わってきた者です。お尋ねの問題について次のように考えます。

A.修論を書くメリット
(1)修論を書くメリットとしては、確かに、「就職(や進学など)の際に何を研究したか・何に力を入れたかをアピールしやすい利点があると思います。
(2)専攻分野の先端的研究に触れて、専門性を高めることができるのも事実でしょう。
(3)論文を執筆すると、例えば、参考文献の扱い方や引用など、通常の授業のレポートではあまり腐心することのないような特別な配慮の必要性を経験し、世界共通のルールの戸口を覗くことができます。その後にとって、有益な経験となることでしょう。
(4)「いつでもどちらにも変更可能です」とのことですが、しかし、修論はそれなりの下準備が必要なことですから、途中で修論から試験への変更は比較的簡単にできるかも知れませんが、試験から修論への変更は事実上かなり難しいでしょうね。

B.修論を書かないデメリット
上に述べた、「修論を書くメリット」を裏返せば、そのすべてが「修論を書かないデメリット」になりますが、実は、修論を書かない場合、実際にはそれ以上のデメリットあると考えます。それは、「風評」の類です。つまり、たとえ試験で修了できたとしても、「大学院の修士過程を修了しているのに、論文1つ書いてないんだって!? 本当に修了したんですか?」などと見られるのが目に見えています。つまり、それほどに「大学院と論文」は一体的なものです。(なお、通常大学院では修士・博士ともに「修了」と言い、学士の場合のような「卒業」という言い方はしません。)

結論:ぜひとも、修論を執筆なさることをお勧めします。どうぞ、頑張ってください。ご健闘をお祈りします。

以上、ご回答まで。
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この回答へのお礼

ご回答ありがとうございます。

現場の方からの大変貴重なご意見をいただけて、とてもありがたいです。
本当にご丁寧にわかりやすくアドバイスをいただけて、
また現実的なお話も伺うことができ、
大変助かります。

親身になってご回答いただきまして、
本当にありがとうございました!

お礼日時:2013/08/24 03:10

 >【質問】:修士論文を書くメリットとは何でしょうか?



 「研究」を形として残すことができること。
 「研究」の方法を修めることができる(かもしれない)こと。


 >「修論は驚くほど難しい上に卒業まであまりに時間がかかってしまうから、試験の方が絶対いい」

 これ言ったのフィリピン人? だとすると彼らの考え方が多分に含まれている可能性があるため、修論を書くかどうかは、自分で考えた方がいいよ。
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この回答へのお礼

ご回答ありがとうございます。

とても分かりやすくお教えいただき、非常に助かります。

もうちょっと、自分なりに考えてみたいと思います。


ありがとうございました。

お礼日時:2013/08/24 03:04

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