プロが教えるわが家の防犯対策術!

 「将来、日本は現役世代が減るので人手不足になる」という論が世間の一般論です。
 しかしそれを聞いて不思議に思うのが、「田舎には仕事が無い」という現実との矛盾です。都会よりも高齢者が多く、現役世代が少ない田舎は将来の日本の人口構成そのままです。論が正しければ、田舎は都会より人手不足で就職が楽でないとおかしいと思うのですが・・・。
 実際には田舎のほうが求人倍率も低く、若者は職を求めて都会へ出てしまいます。ということは将来の日本は若者が減っても人手不足は起こらず、就職難になるのではないでしょうか?

A 回答 (10件)

その一般論は違うのでは?



若者が減り、終身雇用どころか正規雇用さえ崩れ、
老人は増え、年金・医療費・公的補助は嵩むばかり。
老人にもリタイせずに働いてもらおう、それと大して
働いてもいないのに居座って高い給料をもらってる
年寄りは若い人に椅子を譲らせて、安い給料にして
働き続けてもらおう・・・様々な考えはあるのに、
投票に行くのは有権者の1/3強、しかも暇な年寄りが
大半。 当然、年寄りの年寄りによる年寄りのための
政治家が選ばれ、法案が通る。
若者を助ける法案を造ろうにも通そうにも、そもそも
政治に無関心で投票に来ないのではやられっぱなしに
なるのもどうしようもなくて・・・そんな状態ですが、

田舎は、というと、仕事が無くても若者は都会を目指し、
住む処もないプーになっても田舎には帰らない。

田舎で働く年寄りは頑健で、生活も規則正しく、益々
長生きします。

田舎は閉鎖的で、よそ者を嫌いますし、細かいことまで
口出しするからプライバシーは破られ、新しいことや
今までと違う考えなどを嫌います。
こうして、益々一部を除いて田舎の超高齢化が進みます。
同時に、過疎化も。

例えば、十年ちょっと前には会津若松市には富士通の
大きな工場が誘致され、関連企業の工場も造られて
そこに通う人々の雇用だけではなくて、賃貸アパートや
建売住宅も建てられ、店舗も増えました。

その後富士通は経営難を理由に海外に生産施設を
移設し、工員は皆、解雇。
潮が引くように人々はまた、雇用を求めて県外に出て
行きました。

田舎では、農業や林業などの第一次産業就業者が
多く、都会のようにサラリーマンやフリーター、アルバイトが
働ける企業はとても限られています。

それこそ、原発でもあれば様々な雇用が生み出され、
田舎にも持続できる税源が生まれて街づくりも進む。
でも・・・ごらんのとおりです。

現在、過疎化が進んでいる田舎の人口年齢構成は
どんどん高齢化が進んでいます。
これは、医療費や年金の支払いが田舎の方が
巨額になっていくことを示します。

あなたが仰る通り、人手不足は一部の特需地域を除き、
起きないでしょう。 就職難は益々加速され、非正規雇用は
もはや普通の働き方になっているでしょう。

恐らく、ですが、今から20-30年後の日本では、長期的に
企業に勤めてローンを組むなどの安定した生計を立てられる
人は少数派になっている可能性があります。

様々な生産がグローバル化したため、格安の労働力が
今まで無かった業種にも拡大して供給されるように
なるからです。

かといって、知識や技能などの職業的スキルを身に付けて
労働単価を上げようにも、生半可な能力では到底追いつかず、
既に資格を持ち、経験を積んだ高齢者が、そういう高い賃金や
働き甲斐がある仕事を取ってしまう。

能力的に育ててもらえなくなった若者の姿は、経済が破綻
しそうなギリシャやエジプト、シリアを見ればよく判ります。

これでは若者はお先真っ暗ですが、もし。

遠い過去の遺物のような、徒弟制度に近い、マンツーマンで
年寄りと若者がペア、若しくは数人のチームを組み、修業の
形でスキルの伝授を受け、そのペアやチームで仕事を請け負う
やり方が出来れば、若者の職業的能力を高められます。

中々収入は安定はしませんが、個人レベルの超零細企業、
でさえない(労働基準法や企業を縛る法律が及ばない)
アウトローな働き方が、資格などではない、現場で叩き上げた
能力を身に付けた若者を造り、経済構造を変えていく
可能性も捨てきれないのです。

何せ、日本人の仕事っぷりは世界でも高く評価されます。
民族性というか、更に世界的にも極めて高いレベルの
社会と知識、生産能力を持つ日本人です。

単純労働者なら、確かに海外へのシフトに食われて
しまうでしょうが、これらのスキルを持つ日本人が
後進国を中心に、逆に海外で働くパターンが増える事には
様々な、国家的・個人的両面のメリットがあると考える
流れが存在します。

少なくとも、今言えることは これまでの雇用形態や
就業形態、企業の形態が急変しつつある、ということです。

だから、今までの見方ではお先真っ暗にしかなりません。

が。

こういう時代に即した発展の可能性を、何万人と言う人々が
諦めずに模索しているのです。

くたびれ果てている若者たちの中から、そういう時代の
寵児となりうる、本当のカリスマが産まれそうな予感が
しています。

日本の若者が、そう簡単に滅びる訳はない、と
我々中高年世代も言葉にならないある種の期待感-を、
薄々感じているのです。

これから大きな社会的変動が、起きる。

そんな気がしてならないのです。
    • good
    • 24

田舎にも仕事はありますよ。



でも、田舎にできる仕事は「物を作る」ことぐらいなのです。
サービスで薄利多売などの考えは、実際には成立しにくいです。
人口キャパが多ければ、特殊ものを高利益で販売しても必要な客数が見込めます。
しかし、田舎ではそうはいかず、都会の下請け的な仕事しかないのが現状なのです。

そうすると「付加価値」があまり取れない・・・
つまり「若者が必要とするレベルの給料をくれる仕事がない」ということです。

毎日一生懸命働いて、月収10万円~15万円くらいの仕事なら、結構あるんです。
でもそれは、40代になっても、60代になっても同じ金額です。

家族を持ち、家を建て、子供に十分な教育を与え、余暇を楽しみ、老後の蓄えができる。

そういう仕事がないんです。

ですから、地方では「市役所・町役場」に勤められれば最高。
かつては、町役場に就職するには300万円くらいの裏金が必要 とさえ言われていました。

労働力と労働条件がミスマッチ ということです。
    • good
    • 11

農山漁村では若者がやりたい仕事が無く、都会には老人のやりたい仕事が無い。



だから、若者を都会に移し、老人を農山村に移せば解決します。

若者は都会で暮らし、熟年層は農山漁村で暮らすと丁度良いのです。
    • good
    • 9

>>、「田舎には仕事が無い」という現実との矛盾です


 矛盾はしていない。実際に仕事はない。いやあるけれど若者には出来ないことが多い。

>>田舎は都会より人手不足で就職が楽でないとおかしいと思うのですが・・・。
 仕事がないなら人手もいらないので、就職が出来ない・・・でおかしくはないですよ?

 仕事を選ぶ人は多いですよね。3Kのような仕事には就かない。よってそこでマッチングがうまくいかない状況が生まれている。

 仕事がないから若者がいない。
 若者がいないから仕事もない。

 どちらも正解だと思います。

 どなたかが書いたとおりに第一次産業は衰退するでしょうねえ。高齢化によって、国産のコメもなくなる事態になる可能性もある。。。。でも、今の若者は農業には行きたがらない。後継者にもならずに都会でサラリーマンしている。

 よって、いつの時代も田舎は置いて行かれるだけだと思います。

 
    • good
    • 5

経済活動は都市と田舎とでは等しく発生しているのではないということです。


仕事は若者がいるからと言って発生するものではありません。工業や流通、さらにその上流の企画や開発などの経済活動が都市に集中しているということで、現状では田舎には仕事はありません。

ただし、今後仮に企業の都市離れの現象が起きたとしたら田舎に求人が発生することも十分考えられます。現状では業務の効率化で都市への回帰が進んでいるのでその兆しはあまり強くはありませんが。
    • good
    • 2

田舎で人手不足になっている職業は、主に第一次産業です。



人口密度が少ない場所では第三次産業は大きく発展しないので、田舎育ちの若者は便利な都会の生活を体験したくなるものです。
そして一度便利な生活に慣れると、簡単には戻れません。
逆に都会育ちの若者が第一次産業に興味を持ち新規参入しようとしても、農地の購入などには色々制限があり、ハードルが高いのが現実です。
こうして田舎では人手不足が加速します。

農地などを柔軟に取引できるようになると同時に、先祖伝来の権利を守ることに固執しない意識が浸透すれば、状況は変わると思います。
言い方を変えると、田舎が新しい血を抵抗無く受け入れられるようになれば、田舎の人手不足も解消に向かうと思われます。

一方都会では第三次産業が主力です。
高齢者は労働していなくても消費はするので、若者が減ると労働者一人当たりの消費者の数は相対的に増加し人手不足となります。
    • good
    • 7

仕事、街、生活の潤いを求めて人は外に出ます。


店や企業は、人の多い街に城を構えます。
そうして人だけでなく、需要そのものが流出します。

需要が高くなると、それだけ人や物が必要とされているという事。
逆に、需要がなくなれば、人や会社はそこから離れます。

田舎は人は少いですが、それ以上に仕事が無いのです。
おじいさんおばあさんばかりの土地では、IT会社も有名服飾店も成り立ちませんからね。

基本、高齢者は年金暮らしや自給自足で自己完結してしまうので、
需要にあまり関わってこないのです。

将来になっても、あなたの漠然とした不安の通り
需要を生み出す中心の年齢層が減るわけですから、当然仕事も無くなります。
介護や高齢者医療系の求人は増えるかもしれませんけどね。
    • good
    • 7

若者が楽な仕事ばかり求めるからです。

都会のサラリーマンやコンビニの店員や工場の派遣労働者などです。
田舎にいくらでも余っている耕作放棄地で、シコシコお百姓さんをやればいいのです。実入りは少なく、朝から晩まで働いて辛い労働ですが、その気になれば仕事はいくらでもあります。50年前はみなそうしていました。
要するに、今頃の若者が、親に甘やかされて怠け者になっているだけです。心配要りません。放っておきなさい。日本が少子化で行き詰まったら、彼らも重い腰を上げざるを得なくなりますから。
    • good
    • 1

若者が少ないからです。

    • good
    • 1

田舎には会社が無いから 取引先も来ない



市場が開けて無いので需要が無い
農作物等はあるが売る程の生産量は無い

家族や期間従業員等で収穫は出来る

自給自足が多くなっており商売品を生産するのにも
その家族や親せき等が手伝うので人は要らんわけ

今は最先端の機械もある 昔に比べて人は要らんのじゃ
    • good
    • 2

お探しのQ&Aが見つからない時は、教えて!gooで質問しましょう!