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先日WISCIIIを受けた13歳の息子がIQ74でした 又絵画完成と迷路は6歳程度で 知識は年齢相応との事でしたが 現代いじめで不登校で 過睡眠 摂食障害になり 当日も普段なら寝ている時間の為 終了後の診察もまともに話せない位で 眼鏡も忘れていましたし そんな状態での信憑性はどのくらいでしょうか?
専門家程最後迄試験を受けているし信頼区間から見ても知的障害と発達障害があると思うとの事
でも息子を知っている人程信じられないと言われたりで対応に困っています
考え方はしっかりしていて 情緒不安もなく落ち着いているが工作などは苦手で成績も中より下です
普通学級では無理なのでしょうか?
教えて下さいお願いします

A 回答 (3件)

心理士です。



いじめや不登校の問題などもあり、お困りのことと思います。
WISC-IIIを受検された経緯がよく分かりませんが、ご質問文に書かれた範囲と、そこから推測可能な限りで書かせていただきます。

1.体調でWISC-IIIのIQが変わるか
これについては、客観的なデータを示した研究はありません。
常識的に考えて、心身の両面について、体調がよくない時には、本来もっている知的な水準や、特徴(長所、短所)などを正しく測定できていない可能性は高いでしょう。
すなわち、本来の実力よりも、低い測定結果になっているということは、十分に考えられます。
ただし、IQ=74という数値が、実際にどのくらい低く出ているのか、逆にいえば、ご子息の本来の知能の高さはどれくらいかについては、「分からない」というのが、正直な回答になります。

同時に、信憑性が何%くらいかという点についても数値で示すことは非常に難しいものがあります。

2.ご子息の知的水準と、「知的障害」という診断について
IQ=74という数値が、全検査IQ(FIQ)だとしますと、90%信頼区間(真のIQが、90%の確率で存在すると考えられる区間)は、70~81となります。

なお、上述のように、IQ=74がご子息の知能水準を正しく測定していない可能性がありますが、「仮に、この数値が正しい」と考えて、以下の説明を書かせていただきます。

知的障害と診断されるIQの数値の目安は、WISC-IIIの場合、70未満です。
IQ=70~79は、「境界線クラス(低い)」という分類に相当しますし、IQ=80~89は、「平均の下」とされます。
したがって、ご子息の知能について、IQという数値だけからみて、「知的障害」とはいえません。

知的障害(精神遅滞)の診断は、
1)明らかに平均以下の知的機能(IQが70未満)
2)適応機能の結果または不全がある
3)発症は、18歳未満
という診断基準で行われます。

ご子息の場合、この基準1)にまずは該当しませんので、知的障害ではないと考えられます。
ちなみに、診断基準2)は、13歳という年齢相当の、生活習慣が身についていなかったり、身辺処理ができなかったりということがあることを意味します。

一般にIQの値は、知能検査で、同年齢の子どもたちの中で平均的な成績を取った場合に100になるようつくられた、相対的な数値です。
また、IQ=90~109(この範囲を「平均」と分類しています)に、同年齢の子どもたちの50%が含まれるようにつくられています。

ご子息が、「成績は中より下」ということから考えますと、全くの推測にはなりますが、知能水準は、「平均の下」に含まれるか、「境界線クラス」の高い辺りではないかと思います。
この推測が正しければ、今回のIQ=74という数値は、やはり多少低く出ているように思われます。

3.発達障害の診断について
発達障害の子どもたちの多くでは、WISC-IIIや、その改訂版であるWISC-IVの結果に、認知能力のアンバランスが見られます。
しかし、発達障害の診断は、詳しい生育歴を確認した上で、一定の心理・行動上の特徴に当てはまるかどうかによって、下されます。
WISCのような知能検査の結果は、診断に必須ではなく(学習障害の場合や、高機能自閉症などといわれる場合を除きます)、知能検査の結果はあくまでも、参考データとして位置づけられています。

ご子息の場合、言語性IQや動作性IQ、また、群指数の結果が分かりませんが、「絵画完成と迷路は6歳程度で 知識は年齢相応」ということですから、全体でのIQよりもさらに詳しく結果を見た場合、認知能力にアンバランスがあった可能性は高いと思います。

「工作などが苦手」とありますが、これと絵画完成の得点が低いことを考え合わせますと、「知覚統合」という群指数によって表される、「空間認知能力」(図形や地図の理解、視覚的な情報の理解)や「視覚-運動協応能力」(手先の器用さ)などは、苦手ということがあるかも知れません(ただし、これは、推測です)。

したがいまして、ご質問文にある内容だけから考えますと、発達障害の可能性も否定でいない、というのが妥当な結論かと思います。

4.知能検査の理解、解釈について
WISC-IIIを医療機関で受験されたとしますと、検査を実施した心理士から説明をお受けになったかと思いますし、「報告書」を受け取っておられるかと思います。
もしそうであれば、もう一度、落ち着いて、その報告書をお読みになることをお勧めします。

そうなさっても、疑問点や、不明な点が残ると思います。
その場合には、もう一度受診なさり、疑問点や、不明な点(たとえば、上記の“普通学級では無理か?”や、“知的障害か?“などについて、改めて説明していただくことを強くお勧めします。
場合によっては、これらの疑問点、不明点は、箇条書きで構いませんから、メモにして行かれた方がよいでしょう。

なお、知的障害の診断については、ご質問文にある内容から考える限り、間違っていると、私は考えます。
発達障害については、可能性は否定できないといえます。
この辺りについても、主治医がいらっしゃれば、もう一度ご確認ください。

5.普通学級での修学について
これについては、いろいろな要因、条件が関わりますので、判断はきわめて難しいものがあります。

ご子息自身の条件としても、知的水準、認知的なバランス、これまでの学習内容の積み重ねができているか、学習に対する意欲や、自信がどの程度保たれているかなどが関わってきます。
また、学校側の条件としても、中学校ですと教科担任制ですので、ここの生徒の特徴にどれくらい配慮がしてもらえるか、通学していらっしゃる学校で、特別支援教育のシステムが実際にどの程度きちんと取り入れられているか、などが、関わってきます。

6.今後の進め方
知能検査の結果はもちろん気になるところですが、それ以前に、いじめや不登校の問題がありますし、日常生活においても過睡眠、摂食障害がおありということですから、解決が必要な問題がたくさんあり、それらが複合していると思われます。

私としては、今回のWISC-IIIの結果だけにとらわれてしまわないで、学校での担任の先生や、特別支援教育コーディネーターの先生、また、医療機関を継続して受診していらっしゃれば、そこでの主治医や心理士などによく相談なさって、必要な支援を受け、課題を解決し、生活リズムを整え、睡眠や摂食障害などの症状を改善し、きちんと登校できることを目指して行かれることが大切ではないかと思います。

親御さんとして、また、ご子息ご自身が信頼できる方を「キーパーソン」としてお願いして、その方を中心に複合している問題、課題を解決して行かれることをお考えになった方がよろしいかと思います。
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この回答へのお礼

お忙し中有難うございます
WISCは買い物の帰り道で倒れ救急搬送先で過睡眠と摂食障害の診断を受けたので急いで 精神科に受診した所 (現在も8時間しか起きれないのですが・・・)過睡眠を否定され殆ど話は聞かれないまま
この子勉強できる?知能テストしようか?と言われ行なったものです 
そしてIQの結果がでるとIQが低い子はいじめだと思うんだよと言って(実際に番手選で負けた子から蹴られ何日もいやがらせを受けたそうですが・・・)
家庭教師を付けて勉強するといい 学校なんて別に行かなくてもいいと言われ 何かあったらまた来なさいと言われただけで診察は打ち切りのため 別の精神科にも2件行きそのうちの1件でLDだろうと言われました
 教育相談センターのカウセリングの方が軽い鬱があるかも もっといい病院に行きましょうと 別の大きい病院に6日行くことになっています
 冬休みの始めは元気だったのですが 終わりに近くになると 過睡眠がひどくなり 今日は22時間寝ていました 起こしても起きません 寝ることで現実逃避しているのだと思います
 精神面の回復が一番だと考えております有難うございました

お礼日時:2014/01/04 22:26

支援学校教員です。



体調不調時の検査結果と言うのは、かなり検査に影響はあるそうです。

ですので、うちの学校の検査資格を持つ教員は「また、今度、続きをしよう」と中断することもあります。この場合、2週間以内に続きを取ることにはなっています。(でないと、検査結果が微妙に信頼性を損なうから)

ただ、実際に「発達障害がい」を想定されるのならば、検査結果には「凸凹がある」とは言えます。

高い部分は高いが、低い部分は「日常生活に支障が出るくらい」の可能性があります。

こう言う結果を見せられると、私などは「全IQは参考値」程度にしか受け取りません。

実際に、能力に凸凹の少ない生徒でIQ70台の子と、凸凹の大きな「平均値」IQ70台の子では、できることが全然違います。前者は、まんべんなく「ちょっと○○が苦手」となりますが、後者は「あれができるのに、これができないのは…」と周囲に思われ「怠けているだけ」など本人にとって「たいへん酷い評価」につながりがちです。

実際に「普通学級」か「支援学級」がいいかは、お子さんに体験してもらってからではダメなのでしょうか?

一番、学校で「しんどい思い」をしているのは、お子さんですから。

苦手な事だけ「支援学級」という学校対応もありですよ。

因みに、WISC-IIIは『最低でも1年以上間隔を開けないと正確な検査にならない』と言われています。

短期間での再度の検査は、別の検査を受けられた方がいいと思います。

ご参考までに。
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この回答へのお礼

お忙しい中 有難うございます
小学校では 知的障害の疑いはなかったので 困惑しているのが現状です 
有難うございました 

お礼日時:2014/01/04 01:33

体調不良ということで息子さんの能力が十分発揮されなかった可能性はあります。

しかし一方で、生活リズムを整えることが困難、ここにまず問題があると思います。検査が行われた時間は、就学の時間帯なので、早朝や夜ではないはずです。その時間帯に能力が発揮できにくいのであれば、通常学級で学習する時間帯もまたしかりのように思います。

検査はだいたい半年おきに行います。半年間まず生活リズムを整え、もう一度検査を受けると、結果はずいぶん変わるのと思います。

お子さんと一緒に頑張ってください。
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この回答へのお礼

ありがとうございます

お礼日時:2014/01/03 16:26

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