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ウィキペディアの国鉄分割民営化の『巨額負債のその後』に「経営難の予想されたJR北海道、JR四国、JR九州は、返済を免除された。」と書いてあるのですが、このJR三島は発足当時これまでの赤字が白紙になってゼロからスタートできたということですか?
それとも負債を抱えていたのでしょうか?

よろしくお願いします!

A 回答 (2件)

 分割民営化で設立されたJRグループ各社は新設会社なので、これまでの赤字はありません。

しかし、旧国鉄の長期債務はグループ各社も引き受ける仕組みで、いわゆる本州3社は負担し、赤字が予測された三島会社は免除されました。それどころか、旧国鉄が創設した経営安定基金から実質的な赤字補填を受けています。それにもかかわらず、本州3社が完全民営化を達成したのに、三島会社は特殊法人のままです。
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この回答へのお礼

回答ありがとうございます!!
どちらをベストアンサーにするかすごく迷いましたが、とても分かりやすかったので選ばせていただきました。
いまも三島の経営状態が(特に北海道、四国)良くないようなので、三島も当時負担していたのだと思い込んでいました(><)
勉強になりました!!

お礼日時:2014/01/10 09:27

旧国鉄分割民営化の際、これまでの旧国鉄の債務は「国鉄清算事業団」に移行され、JR各社は債務ゼロ状態でスタートした。


(国鉄清算事業団は1998年に解散)
JR北海道・四国・九州は、鉄道事業だけでは黒字にならない厳しい経営状態であったので、国から「経営安定基金」が支給され、その運用益で赤字を補填する経営をしている。
(JR東日本・東海・西日本は完全民営化された)
旧国鉄債務は、土地等の資産売却や不当労働行為解雇(旧国鉄分割民営化に反対した国労等組合員は、JRにほとんど採用されず国鉄清算事業団送りにされたあげく解雇。
国連の機関ILOからも批判された)をしたが、全額債務返済できずツケは国民負担にさせられた。
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この回答へのお礼

回答ありがとうございます!!
JR三島はやはり厳しい経営状況だったんですね…
詳しく教えてくださって凄く勉強になりました!

お礼日時:2014/01/10 09:21

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