このコーナーでは大変お世話になっております。
以下の文についてお教え頂けないでしょうか。
Little is known yet about mechamisms by which extreme weather occurs suddenly.
(1)ここではどうしてbyが必要なのでしょうか?
(2)あくまでもあえてbyを後ろにもっていくとしたら、いかでよろしいでしょうか?勿論、文の特性上byを切り離さない方がよいと理解してますが、。
Little is known yet about mechamisms which extreme weather occurs by suddenly.
(3)この文の穴(文字の欠落)はbyの後ろでいいでしょうか?
extreme weather occurs by mechanisms となりますか?
基本的なことで恐縮でございますが、どうぞ宜しくお願い申し上げます。
No.1ベストアンサー
- 回答日時:
mechanisms という先行詞に対して
極端な天候が突然起こる extreme weather occurs suddenly
日本語では「突然起こるメカニズム」で適当にかかったようになりますが、
英語としては先行詞を them で受けたとして、
extreme weather occurs suddenly に them を入れようがありません。
「~する方法」のような関係副詞的なつながりで、
the way in which SV 関係代名詞を使うなら in が必要になります。
ここでは by them「そのメカニズムによって」という by を介します。
way なら in ですが、manner by which SV というのをよく見かけます。
こういう前置詞+関係代名詞で、前置詞を後ろに回した方が口語的ではあるのですが、
それは speak to とか、look for のように動詞とのつながりが強い場合で、
こういう in which / by which は名詞とのつながりが強いので、後ろにしない方がいいです。
無理に後ろに回せば
mechamisms which extreme weather occurs by (suddenly)
と確かになります。
そして、欠けている、というのは前置詞が前に出ている場合、当然、その後の which の部分です。
欠けている、というのは関係代名詞となって、疑問詞と同様、前に出て離れるからであり、
by which のように、いっしょになって前に出れば欠けている、という感じとはなりません。
which ~ by と離れれば欠けている感じにはなります。
特に欠けている、というのは関係代名詞が省略されている場合にあてはまり、
確かによく受験英語では使う表現ですが、結局、関係詞に置き換わっている、
そして前に出るから欠けている、ということで、置き換えそして移動、していることです。
>extreme weather occurs by mechanisms
という関係ではあります。
結局、
the house (which) he built
the house in which he lives
の違いと同じです。
この場合は in を後ろにして、which は省略するのが普通ですが。
No.2
- 回答日時:
>Little is known yet about mechanisms by which extreme weather occurs suddenly.
「異常気象が突如として発生するメカニズムについては、未だにほとんど分かっていない。」
>(1)ここではどうしてbyが必要なのでしょうか?
which節を単純に名詞とみるならば、mechanism by A(Aに対するメカニズム)ということなんですが、ちょっとどうかなという感じが個人的にはします。
We know little→Little is knownという受動態に釣られてbyにしてしまったような感じです。この文ではmechanism of/on Aなどのほうが普通なのではないかという気がします。
個人的な見解ですけれども、前置詞+関係代名詞とするとき、文を前から読んで行って、その前置詞が自然なものでない文はあまりいいとは思いせん。ときどき、関係詞代名詞節からすると語法的にはそぐわない前置詞で、前置詞+関係代名詞となっている英文を見ます(英語がちゃんと分かっている人が書いた、まともなものです)。
我々は後ろから前へと行きつ戻りつ英文を読んだりしますが(日本語で考えるためには仕方ない)、英語が母語なら前から後ろの一方向です。前から順番に自然に発想できる単語を並べるわけです。後に続く関係代名詞節では正しい前置詞でも、前から読んで行って不自然なら、変えてしまうこともあるのではないかと思います。
which節を独立した一文にするなら、以下のようにはなるでしょう。
Extreme weather occurs suddenly by (the) mechanisms.
文法的には、これが関係詞節になったので、by whichということにはなります。ただ、こちらから発想するなら、on whichじゃないかなと思います。
>(2)あくまでもあえてbyを後ろにもっていくとしたら、いかでよろしいでしょうか?勿論、文の特性上byを切り離さない方がよいと理解してますが、。
>Little is known yet about mechamisms which extreme weather occurs by suddenly.
byはoccursの直後でもいいでしょうね。文末でも構いません。
>(3)この文の穴(文字の欠落)はbyの後ろでいいでしょうか?
>extreme weather occurs by mechanisms となりますか?
この文を尊重して、関係詞節を書き換える限りそうなります。
ただ繰り返しになりますが、個人的には違和感があります。それはmechanismsという単語からくるものです。うまく説明しにくいのですが、このwhich節の能動態でのby mechanismsはどこか変に感じます。
前から読んだときの自然さと、関係代名詞節での文法的なことの両方を取るなら、on which辺りかなと思います。もしくは、extreme weather is caused by mechanismsなどと受動態にする。
いろいろ申しましたが、byだと間違いとまで言うつもりはありません。英文として成立はします。ちょっと首を傾げてしまったことを、お伝えしようと思い、ちょっとあれこれ申し上げてしまいました。すみません。
早々とお教え頂きどうもありがとうございました。
また詳細なご解説本当にありがとうございます。
これからもご指導の程どうぞ宜しくお願い申し上げます。
No.3
- 回答日時:
私が常々申し上げていることですが、日本語の助詞は一種の後置詞なので、
英語の前置詞+関係代名詞は感じにくいのです。
特に限定用法の場合、後ろから「~起こるメカニズム」とかけて訳すと
「~メカニズムで起こる」の「で」が自然となくなる。
日本語の助詞「で」が英語では前置詞になるわけで、
普通は by でいいのです。
mechanism で英和活用大辞典で調べると、
前置詞は by と through が出てきます。
ともに「~によって」の意味合いです。
本当に英語を専門でやるのならこういうツールが必要です。
(辞書がすべてでなく、この辞書も穴がありますが)
この by を見て、#1 で申し上げたような manner がすぐ思い浮かんだのですが、process もあります。
http://oshiete.goo.ne.jp/qa/4724500.html
http://oshiete.goo.ne.jp/qa/6709212.html
way でも by way of ~という表現があります。
ここの「メカニズムで」というのは
手段の by が最もふさわしく、何の問題もありません。
No.4
- 回答日時:
このような「~によって」の by は受動態でも知られていますが、
微妙な違いがあります。
受動態では by の後に(能動態での)動作主が来ます。
一方、手段の by は能動態でも用いられるものです。
ジーニアスでも「動作主」の by と「手段・方法・理由」の by を分けています。
手段・方法とあるように、manner, process の他、method とも相性がいいです。
「~する方法」というのに、the way (that / in which) SV, how SV の他、
manner / method by which ~が使えます。
日本語では「~する方法」←「~の方法でする」の「で」がなくなる。
あと、前置詞が in なのか、「~によって」の by なのか。
英語の前置詞同様、日本語の「で」はノンネイティブには何十年かかってもマスターできないでしょう。
「メカニズムで」の「で」は by がふさわしいのです。
No.5
- 回答日時:
あと、by way of ~にも見られるように、
by の後は抽象的な無冠詞の単語がくることが多いです。
on the phone だけど、by phone
on the radio だけど、by radio
on the word processor も含めて、手段の on というのはあります。
on foot, on TV のように無冠詞で使われるのもあって、
単純にはいきませんが。
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