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剣術と無念夢想を英語で説明したいのですが、日本語でさえどう説明すればよいのかわかりません。
どなたかどういうことか説明していただけたらありがたいです。

A 回答 (5件)

英語版WIKIの“mushin”の項目が参考になりそうです。


なにせ大勢の人が勝手に書いているwikiですので、そこで出てきている単語を抜き出して見ると浮かんでくるように思います。

http://en.wikipedia.org/wiki/Mushin

ちょっとピックアップして見ました
no mind
no-mindness
subconscious
[a mind not fixed or occupied by thought or emotion and thus open to everything.]


残心
http://en.wikipedia.org/wiki/Zanshin
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http://detail.chiebukuro.yahoo.co.jp/qa/question …にはもうアクセスしましたよね。
ご参考になりませんでしたか?
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全体と部分を同時に見る、ということです。



待ち合わせなどで人混みの中から知人を見分けるときをイメージしてください。
すぐにアッあそこ!とすぐに見つける人と、なかなか見つけられずにかえって相手から声をかけられる人がいます。
この違いです。
実は人間の視覚や聴覚の働き方が関係しています。
人間の目はカメラと同じように全ての光景を網膜に映し出しています。
この網膜に映った光景の中から脳が必要と判断したものだけを信号として脳の中へ送り込んで必要な処理をするという働き方をします。
人混みで人を捜しだすのが上手い人は、常に全体の人を見ながら知人の姿も見ています。
本人は意識せずに自然にやっていますので説明はできないでしょう。
パトロールの警察官はこの能力と言いますか習慣を徹底的に訓練されます。
どの人間を職務質問するべきかということを見分けています。
ベテランの警察官ほど職務質問で不審者や捜索中の犯人を見つける確率が高いのはこの為です

逆に一人の人に注目したときに周りの人が意識されなくなるのはこの機能によるものです。
探すのが下手な人は大勢いる人の一人一人を一生懸命見てしまいます。
相手は動いていますから途中でわけがわからなくなってしまいます。
手品師というのはこの現象を利用しています。
観客の注意を別なところへ集中させておいて手早く手や指を動かしています。
手品を後ろから見ているとすぐに見破れるのはこの為です。

人混みで友人と話をしているときにも同じことが起きています。
耳もマイクロフォンと同じように全ての音を聞き取っていますが、脳が必要と判断した音だけを信号として脳の中へ送り込んで処理しています。
雑踏の中で録音したものが全ての音が録音されてしまっていて、非常に聞き取り難いのはこの為です。
TVなどで屋外撮影の際になにやらふわふわの毛の塊のようなものをマイクロフォンに被せてあります。
被せたふわふわで周辺の音を吸収して、インタビューしている相手の声だけを録音するような仕組みとなっています。
機械には人間の脳のような機能が無いために考えられた装置です。
逆に電車の中で携帯でメールの受発信やゲームをやっているときには、電車の騒音も周囲の人の話し声も意識しなくなります。
脳が必要のない音と判断している為です。
受験勉強や読書の際に音楽を流しながらやっている人はこの機能を利用して問題集や本に集中しています。

剣術などでは、相手がいつ次の動作に移るか、どこから刀を打ち込んでくるのかをいち早く判断する必要があります。
相手の刀だけに神経を集中させると、足や腰の動きが認識されなくなってしまいます。
見えなくなってしまいます。
刀を打ち込むために体重を移動させるの際の足の動きや腰の動きに気がつきません。
刀が動いた後で気が付いても対応が遅れて切られてしまいます。
逆に足や腰ばかりに神経を集中していると手や腕の動きを見逃してしまいます。
このような事態にならないように特定の場所に神経を集中するのではなく相手全体を見ながら部分の動きも見逃さないようにする必要が出てきます。

景色を見ながらトライしてみていただけばすぐに気が付かれるかと思いますが、余分なことを考えているとなかなか上手くいきません。

相手と対峙したら余計なことを考えるな気を散らすな、すなわち無念無想になれという言い方になります。
後は良く分かりませんが達人になると何をしていても常に周りの動きが見えているのだそうです。
時代小説風に言うと隙のない立居振舞ということになります。

仏教の無念無想と武道の無念無想の相違をご理解いただけましたでしょうか。
似て非なるものです。
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「剣術と無念夢想」でまず想起するのは五味康祐の芥川賞受賞作「喪神」です。


「余は、眠れる者が、顔にとまる蠅を追いて知らざるごとき境に極意を得、夢想流を編んだのである。云々──」
短編ですから一読をお薦めします。

また岡倉天心「茶の本」には次のような記載があります。
"In vacuum alone motion becomes possible. One who could make of himself a vacuum into which others might freely enter would become master of all situations. The whole can always dominate the part."
http://www.sacred-texts.com/bud/tea.htm

「齋藤和英大辭典」いわく、
「Munen-muso (無縁夢想)【名詞】An impassive stste of mind; ecstasy. ●無念無想を観ずる to be in a state of ecstasy.」

ちなみに「齋藤 英和中辞典」では、
「mpassive 【形容詞】(2)(如来菩薩の如く)煩悩無き、苦痛苦悩を感ぜぬ、安穏静寧なる(心)など」

「如来菩薩の如く」の注が振るっています。
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「無念無想」というのも、解釈しだいなのかもしれませんが、



「無念」とは、「思いや考えという自我の行動を根本から捨て去る」

「無想」とは、「何の思いや考えからも隔絶され、自分の心に波風一つ立たない状態」

という、ブルース・リーの「考えるな、感じろ」の世界にも通じるもののようなので、

「無念無想」: Throw away any intentional action as any imagination and any thought in oneself, and Keep one's mind away from any disturbance.

あとは、仏教的な解釈とかから色々な先人が翻訳を試みているので、それも参考にしてみてください。

無念無想 英語 - Google 検索
http://www.google.co.jp/search?q=%E7%84%A1%E5%BF …
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