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アドバイスをお願いいたします。

廊下から洋室への入り口(開き戸の扉)の床部分に、約2cmほどの敷居があります。
脚の弱い年寄りのため、広葉樹などでスロープを自作しようとも思いましたが、廊下側へのスロープの出っ張りを考慮すると、スロープの奥行きは11cm程度が限界で、この奥行きのスロープでは、傾斜は1/5勾配ほどになり、脚の弱った年寄りが必要としている十分に緩やかな傾斜のスロープ(最低1/8勾配程度)とはならないことがわかりました。また、部屋と廊下の床材の全面を重ね張りすることによって段差を解消することもできるようですが、敷居を削ることで済むのであれば、そうしたいと思っています。敷居そのものの表面を見ると、敷居を止めていると思われる、釘の頭らしきものが6箇所ほど、かすかに確認できます。

質問内容は、ふたつです。

1. 通常の敷居は、一般的にはどのような構造になっているのでしょうか。床下に隠れていると思われる部分を含めた場合、敷居材の全体の高さ(厚み)は、一般的な構造の敷居ではどのくらいなのでしょうか。
2. 一般的な構造の敷居を、それを2cmほど削り、普段の生活でその上を歩行するという場合、強度的な問題が発生したりするのでしょうか。

詳しい方、また、経験者の方がおられましたら、アドバイスをおねがいいたします。

A 回答 (14件中1~10件)

築30~40年位の家でしたら、床材の上に敷居材を置き扉枠を作っているものと思われます。


その場合は、敷居枠を外して段差を無くすことは可能です。

しかし、敷居枠は扉枠の側面枠から釘止めしてあるのが普通で、外すには釘を切るグラインダ
が必要になります。

写真はDIYによるバリアフリー化の例です。
脇に写してあるのは、切り取られた敷居枠(高さ30mm)です。断面を見易くする為に
前後逆に置いてあります。右手が廊下側、左手が居間側です。床材の合わせ目は木目調の
樹脂モール(幅33mm、厚さ3mmの円弧形状)で隠されています。
バリアフリーにした後で、扉の下の隙間を塞ぐ為に適度な厚みの木材が扉に付けられています。
白い猫ドアはおまけで造ったものです。

手順は:
1)敷居材をその中央で床材を傷つけないように切る。
2)バールで敷居材を剥がす。(敷居材を上または側面から止めている釘が有る為に力勝負です。)
3)敷居材を剥がした跡を処理する。(側面からの釘なら切断。上からの釘なら穴処理等。)
4)廊下側の床材と居間側の床材の間の隙間の大きさに応じて、それに被せる部材を探し、止める。
  (写真の場合は、居間側の床材を張り代えたので、隙間は1cm以下で、3.3cmのモール材で
   済んでいます。固定はシリコンシーラントを接着剤代わりに使い、頭の丸い真鍮釘で
   止めています。)
5)扉の下にニス塗りした木材を取り付ける。
ニスやシール材や小さな木片は常に有りますので、費用は1,000円以下だったと思います。
居間と台所の間、廊下と風呂場の間にも敷居材が有りました。
それらも同じようにバリアフリーにしています。3か所で総費用3,000円で1日仕事でした。
その後数年は経っていますが、なんら問題はありません。
1度だけ猫ちゃんが猫ドアに引っかかった以外は。

敷居の高さ20mmで釘の痕の様なものが有るとの事なので、敷居材は上から埋め釘で止めてあるもの
と思います。その場合、グラインダ作業は必要ありません。
扉下を塞ぐには木材を接着するのが簡単でしょう。床との間に硬いスポンジ等を挟み下から
押しつけます。
「2cmの高さの段差(敷居)をどうにかした」の回答画像13
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この回答へのお礼

詳しく具体的なアドバイス、ありがとうございます。

画像を拝見しますと、床材の上に敷居材が乗っているようですね。
質問文に書くべきだったと思うのですが、私の自宅は、部屋の床、廊下の床はすでに一度「重ね張り」をしているので、敷居材を外した場合、その跡には、もともとの床材(古い床材)が露出することになり、その露出した古い床材と、古い床材の上に重ね張りしてある床材との間で「段」が生じてしまいます。この状態のまま、新しい敷居材をはめ込んでみたとしても、敷居材の側面と床材の側面(断ち落とし部分)との間に微妙な隙間ができてしまいそうです。
現在、敷居材の上に全体重をのせたり、その上で思いっきりジャンプしてみても、敷居材が「たわんで」いるような感触は足にまったく伝わらず、びくともしないので、敷居材が、古い床材の上に釘止めしてある確立が高いのではと思っています。
ですので、敷居材を取り外すのでなく削ってしまうか、または、床材の重ね張りをするかを、もう一度検討してみようかと思っています。
敷居材の削りは、下端定規で確認しながら、叩きノミ→鏝ノミ→釘の除去→サンドペーパーでの仕上げ、の順で行えそうだと考えました。

お礼日時:2014/10/28 11:08

状況が判りました。



鑿で削ってと云うのは玄人でも難しいと思います。

不要なものは綺麗さっぱりと取除く、それが簡単に仕事をするコツです。
仕上がりも綺麗になります。

1)まず敷居材を取外し、旧床材を露出させます。
2)新床材同士の隙間が旧床材同士の間の隙間より大きい場合は、
  その隙間に床材(普通は12mm)と同じ厚さの木を入れます。
  その際に、その木と旧床材はボンドで接着し、加えて釘又はネジで
  しっかりと止めます。
3)その木より幅広で新床材間の隙間を完全に覆う木(ベニヤ板でも良い、
  厚さは3mm程度)の側面を60°程度に削り、ニスを塗り準備する。
4)それを、敷居の下木に貼り付ける。念のために釘打ちしてもよい。

必ずしも、2)とは限りません。その場合は、下木の厚さを3cm程度に厚くし、
覆い木の厚さを4mm程度にします。(これが段差を感じない限界?)

2cmの敷居材が乗せて有るだけで、床材間の隙間が無い場合も考えられます。
その場合は3mm厚の木目調樹脂製モールで十分です。

まず、現在の敷居材を綺麗に取外すことです。
敷居材の両端が即枠に嵌め込みの場合でも、鋸で切ってからバールを掛ければ
簡単に折れて取外せます。

簡単なポンチ絵を添えますので参考にしてください。
「2cmの高さの段差(敷居)をどうにかした」の回答画像14
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この回答へのお礼

ふたたびのアドバイス、ありがとうございました。

画像の通りにすれば、隙間は見えなくなりますね。検討してみます。
いろいろ勉強になりました。

お礼日時:2014/11/04 16:43

NO.4です。


前回は「一般的な構造の敷居」についてお答えしました。
古来の日本建築は、解体後の再利用を念頭に、木材の組み合わせに工夫がされていました。敷居・鴨居の取り付けもそのような工夫で、「ホゾ」にはめ込むのが基本でした。
「釘の頭らしきものが6箇所ほど」は気に掛かっては居ましたが、「一般的な構造の敷居」に拘り、古来の建築法について回答しました。
最近の建築法は、粘りの少ない外材使用が多くリサイクルに耐えないこと、複雑な技法では施工期間が長引くこと、内弟子制度が無くなって技術伝承が困難になったこと、鋼鉄材が安価で容易に入手出来るようになったなど、様々な理由から出来るだけ省力化されるようになっています。
工法変革当初は「叩き大工」などと卑下されていましたが、ボルト締めや金具止めが「建築基準法」でも義務づけられるようになったため、従前の工法は廃れてきました。解体が重機でバリバリ、古材は焼き捨ての時代になつて仕舞った事とも関係しています。ツーバイフォーなど、外来の建築工法とも関係しているようです。
御質問の「釘の頭」は、根太の上に敷居材を敷いて釘付けにする現代的工法によるものと思います。
この様な工法であれば、薄い敷居材に張り替え?ても、問題は起きないと思います。
建具のハメ具合を調整出来るなら、日曜大工でも可能と思います。
因みに昭和50年築の我が家は、全て旧来の工法で建てられていて、工事中随分見学していました。
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この回答へのお礼

再びの回答、ありがとうございます。

なるほど。工法の変遷がよくわかり、大変参考になりました。
昔の工法による敷居の構造は、リサイクルを前提にしていたんですね。
たしかに、小さいころ、敷居の上に乗るなと親から叱られた経験があります。
指物の知識は多少あるので、椅子程度ならば、どの部材にどういう具合の加重がかかるのか、ある程度想像できるのですが、建築物となると、知識がなく、想像できません。
現在、敷居材の上に全体重をのせたり、その上で思いっきりジャンプしてみても、敷居材が「たわんで」いるような感触は足にまったく伝わってこず、びくともしないので、敷居材は、なにか丈夫なもの(根太、床)の上に乗っていて、釘で止めてある確立が高いのかなと思っています。

お礼日時:2014/10/28 11:29

スロープって転倒の原因になるんですよね。


むしろスロープをつけないで、蛍光色のテープを境目に貼ったほうが効果的な場合もあります。

お年寄りは、目線が下になりがちなので、床の表示は意外と見ているものです。
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この回答へのお礼

>スロープって転倒の原因になるんですよね。

やはり、スロープをつける場合、スロープとセットで、十分に使いやすい手すりをつけないとあまり意味がないようですね。

お礼日時:2014/10/24 00:24

No.7です。


開き戸で"靴摺り"部分ですか・・・
それでビス跡があるという事は、ひょっとして、セット品の吊込みかもしれませんね。・・

・・・私も介護していて、ちょっとした段差は兎も角、スロープは通過のための手摺を付けられませんから、反って危険になりますから、取り除くなら取り除いたほうが良いでしょう。
 方法はできるだけ柱の傍に近くを鋸で切断して鑿で底まで切り取り、釘を取り除いたあとでバールか何かで取り除きます。その後、(追入ではなく)叩き鑿などをつかって可能な限り取り除き、靴摺り--他の板でカバーします。薄い場合はステンレス板などになるかも。
 扉の下がすきますので、何らかの方法で塞いでください。

>2. 一般的な構造の敷居を、それを2cmほど削り、
 ではなく取り除きます。
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この回答へのお礼

回答、ありがとうございます。

>それでビス跡があるという事は、ひょっとして、セット品の吊込みかもしれませんね。・・

「吊込み」というんですね。勉強になります。

>・・・私も介護していて、ちょっとした段差は兎も角、スロープは通過のための手摺を付けられませんから、反って危険になりますから、取り除くなら取り除いたほうが良いでしょう。

たしかに、スロープの上に足をのせると身体のバランスをくずしやすいですね。検討してみます。敷居を削るのではなく取り除くとなると、難しい作業になると思うので、重ね張りで床を上げる方法を検討しようと思います。
とても勉強になりました。

お礼日時:2014/10/24 00:22

とりあえず2cmの段差は1/5勾配の傾斜になっても何か貼りつけてスロ―プに。


そして開放口の壁に「手すり」でしょうか。
これですり足でも一旦ドアの前で立ち止まるので少々こう配があっても、
また段差があっても注意するようになりますね。

あと転倒予防靴下もお勧めです。
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この回答へのお礼

回答、ありがとうございます。

手すりの位置は本人が使いやすいよう、よく考えてつけることにします。
転倒予防靴下は知りませんでした。調べてみます。大変参考になりました。

お礼日時:2014/10/23 23:20

蛇足ながら・・・


>すり足での歩行なので、数ミリの段差を乗り越えることにも、転倒の可能性があるため、
これ・・・案外問題ないかも知れまへん。
段差がデッカイでっしゃろ。歩かれる人も「意識する」でこなせるかも知れまへん。
それより・・・敷居以外で「転倒」危ないでっせ!
普通では考えれない「床材の細い溝」「靴下の繊維」「微妙な湿気」があり得ますわ!
せやさかい「床を高く」の考えより「車歩行支援の道具を使う」がえぇと思うで!
工事する銭も少なくて済むし、第一「廊下で転倒して壁で頭を強打」にならんから・・・
あんさん、知ってまっか!転けやすい所は「廊下」だと。
それも「両手で壁伝い歩きで転ける」でっせ!
せやから「手すりを付ける」はあきまへんで!
タダでさえ「狭い幅」やのに「手すりでさらに狭くなる」やから。
例えでっけど
車椅子
http://kakaku.com/search_results/%8Cy%97%CA+%90% …
杖・歩行器
http://www.frontier-ph.com/homecare/main.cgi?c=1/1

http://www.amazon.co.jp/b?node=3055718051
改造は「最終手段」で考えてはどうでっしゃろ。
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この回答へのお礼

回答、ありがとうございます。

いろいろな補助用具の紹介ありがとうございます。いっしょに検討してみたいと思います。
たしかに、敷居以外での思わぬ原因での転倒も心配ですね。

お礼日時:2014/10/23 23:17

>敷居を止めていると思われる、釘の頭らしきものが6箇所ほど、かすかに確認できます。


 これがおかしい。従来工法では敷居は柱に空けた2分(6mm)程度の浅いホゾ穴に落とし込んであるはずです。
 もし、それが釘でしたら、貫の上に乗せてあるタイプかもしれません。

★もちろん引戸ですから通るところだけでなく、引き込みも含めて全幅の加工になります。
 両サイドの壁を取り除いて柱をジャッキで広げるなど建物の構造も手を加えないとならないかもしれません。床も一部剥がすことになります。

 敷居を取り除いて、建具を作り直してください。不恰好ですが鴨居を重ねても良いでしょう。

 あなたが、建築の構造に詳しいなら、DIYで出来なくもないですが、プロに頼むより高く付きそうな気がします。
 
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この回答へのお礼

回答、ありがとうございます。

>もちろん引戸ですから通るところだけでなく、引き込みも含めて全幅の加工になります。

引き戸ではなく、洋間の「開き戸」になっています。
複数の回答者様の回答も含めてみますと、やはり、単に削って済ませるようなことは、ふつう、やってはいけないことのようですね。

お礼日時:2014/10/23 15:51

2センチの段差を無くしたいなら、2センチ削るのではなく段差にスロープを後付けする。



段差の解消を「車いすでも上がれる」とするならこのようなものをおすすめします。
http://www.e-classy.jp/products/list.php?categor …
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この回答へのお礼

アドバイスありがとうございます。

すり足での歩行なので、数ミリの段差を乗り越えることにも、転倒の可能性があるため、できれば段差ゼロか、きわめてゆるやかなスロープにすることを考えています。
ホームセンター等で売られているいくつかのメーカーのスロープは段差のカドで指をとられてつまずく、「つまずき」の防止が主な目的の製品で、その上を歩行するいわゆる「スロープ」とは異なる目的の商品のようです。製品は、傾斜角度ががきつく1/4勾配ほどだったので、その上に体重をかけて歩くことを想定していないようでした。

お礼日時:2014/10/23 16:25

開き扉の場合は戸当たりに成って居ます隙間風が入らない様に成って居る筈です。

隙間風が、入っても良ければ撤去しても構造は関係ありませんが左右の枠を固定する事。床に隙間が出来ます。補修が必要です。クロス用パテでスロープを作り乾いたら養生テープを貼って様子を見てもいいですが参考に
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この回答へのお礼

回答、ありがとうございます。

>隙間風が、入っても良ければ撤去しても構造は関係ありませんが左右の枠を固定する事。

ごっそりと撤去してしまうのではなく、2cmほど削り取ってよいものなのかどうかがわからず質問をいたしました。
追入れノミでおおまかに削り取ったあとに、鏝ノミで平らにし、サンドペーパーで仕上げたのちに、ステイン、ウレタンニスを塗り、開いてしまった「すき間」は、開き戸そのものの下部にハカマを付け足すという作業を想定して質問いたしました。

お礼日時:2014/10/23 16:41

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