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こんにちは。
脳科学の大学院について質問させていただきます。
この質問をお読みになって、こいつは何を言っているんだ?何がしたいのか?とお思いになるかと存じますが、脳科学を大学院で学ぶことは、重大な選択肢の一つであります。
どうか諭すような御気持ちででも、お付き合いいただけると幸いです。

現在23歳、現在大学2年次に所属しており、来年3年です。
脳科学に興味があり、研究者になるために大学院へ進もうと思っています。
しかしながらどうやら脳科学に関する情報はかなり少ないようで、募集要項にもテストがなかったりと、大学院で学ぶために必要とされる知識の水準が全くわかりません。
といいますのも、私は現在理系の大学生ではなく、政治経済学部所属なのです。

興味があるのは(といってこの分野に暗いのでいまのところ全くはっきりとしませんが)、人間の認識システムについてです。
大学院まで残り二年間、必要な勉強をできればと思っているのですが、個人が2年やる独学じゃどうにもならないでしょうか?
何をすればよいのか政治経済学の教授に相談することもできず、全く実情が分からない状況です。

どなたか脳科学に通じていらっしゃる方がございましたら、アドバイスもらえませんか?
お願いします。

A 回答 (5件)

あなた様も#1の回答者様もかなりムチャを言って居られます、ゼロから大学院へは「天才でも無理」です、それは「術語」technical termが欠けているからです。

(元)研究者の立場から言いますと「術語」を完全にマスターしていないと、宇宙人の話を聞く状態で、お金が勿体ないだけです。通常まず脳科学で無くても良いから「生物系」の学部の「聴講生」になります、お金は取られますが試験は無いので「美味しいです」、そこで教授連中に「脳科学がやりたいよー」と泣き付きます、普通一人ぐらい変わり者が居て、紹介状を書いてくれます、だがこれでもまだ知識が足りないと思います、なぜなら脳科学はまだ乳児かやっと幼児かという世界で、専門家でさえ「俺は一体何をして居るんだろう(笑)」という世界、全く先が見えない、サルは使えるがしゃべってくれないし、しゃべるサルは既に人間扱いが倫理学の基本原則、だから脳科学は難渋の山、ようやくMRIで脳の内部のどこが活性化されたかわかる程度です。だから逆に今喰い着けば学会の「泰斗」も夢では無い、素晴しいアイデアがあれば出自などはどうでも良い、それはサイエンスがたどってきた路です。例えば電気化学の確立者マイケル・ファラデーは一介の実験助手から英国王室アカデミーの総裁にまでのし上がった、その為数学が非常に弱く、多くの発見をしながら、マクスウエルに全部かっ攫われてしまった。だがファラデーはバカが付く程の善人で、悪評高いニュートンのバカとは正反対、マクスウェルと会った事があるのかどうか知らないがもし会ったとしたら「君の仕事は素晴しい、俺にも数学の才能があれば君のレベルは無理だが、足許ぐらいには到達出来たのになー」と言ったと思う。
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私も脳科学を専門とした研究をしています.


私としては「カンデル神経科学」という本がおすすめですよ.
Erik R. Kandelというノーベル生理学・医学賞を受賞した人の本です.

英語で書かれたものですが,日本語に翻訳されたものも出版されていますよ.
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横滑りで渡っていけばよい。

まず、格落ちでしょうが、心理学科の3年次に編入する。
それから、認知科学がやりたいとうそぶいて、認知心理学の教授に面倒を見てもらう。
ここで2年か3年修行してから、実証的で手堅い卒論を書き、東大駒場の院の広域科学に入る。
実質理転なので周りの学生と実力差がある。これに備えて修行期間を取るわけです。
広域科学で分野を絞っていくうちに、多分、脳科学会は遠いことに気付き、サイバネティクス、人工知能研究の方が近いことに気付くはず。なにしろ脳科学は医学の一分野で、神経科と精神科と薬理の人間がひしめいている。こうなると、現場を選ぶ、という姿勢に尽きる。
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No1です。


少し補足しておきます。
現代の脳科学は進歩が早く、数年で知識が陳腐化してしまいます。
そのため、脳科学を総合的に勉強する教科書というものは存在しません。
本を書いてから出版されるまでの間に知識が古臭くなってしまうわけですね。

また、各分野の進歩が早いため、例え同じ脳科学をやっていても、自分の専門分野以外の領域で何をやっているかの理解は困難です。隣の研究室の人とも言葉が通じない感じです。

 例えば、ある研究室は「随意運動の中枢制御」をテーマとして研究をやっていて、ある研究員は実際に随意運動が筋肉で発生する前に、脳の電気活動がどこで、どういう順番に、どれほどさかのぼれるかという仕事をやっていたとします。この仕事は、パーキンソン病やてんかんの疾病理解や治療薬の開発に有用かもしれず、しっかりした成果が出れば莫大な予算がつきます。
 その隣の研究室では、「眼球運動の制御機構」をテーマとしていたりします。二つの眼球(カメラ)で対象物を捕らえて、二つの眼球間距離と、対象物と眼球を結んだ直線の角度差がわかれば、対象物の距離がわかるわけですが、眼球(カメラ)も対象物も動き続けている際に、常に対象物を注視し続けるためには、かなり高度の「眼球運動の制御機構」が必要となります。もちろん、この研究は自動運転車や災害救助ロボット、ロボット兵士の開発には必須の研究で、当然莫大な研究費が確保できます。
 また、そのとなりの研究室では「ハイレゾ音楽」をテーマとして研究を行なっていたりします。人間の聴覚は音波振動を、電気信号に変える働きを持っていますが、20kHz以上の音波信号を電気信号に変えることはできません。しかし、今流行のハイレゾ音源は、20kHz以上の音波信号を含んでおり、この古典的可聴域を超える音波信号を、人は感じることができるようで、そのメカニズムの研究をしていたりします。当然、この研究がうまく行き、特許が取れれば音響メーカー、Apple、Sonyなどから莫大なお金がもらえるかも知れません。
 上にあげた三つの研究室は、あくまで例で、実際に存在する研究室というわけではありませんが、それに近い仕事をやっている研究室は実在します。
 実際に研究を進めている各研究室の研究員は、自分の仕事は理解していても、それが研究室のテーマにどういう意味を持っているかはわかっていなかったりします。手の運動を行なう数100ms前に脳に発生する電気活動を収集している研究員は、それが「随意運動の中枢制御」の理解にどのように役立つか理解していなかったりするのです。それでも、何年もその仕事をやっているうちに、自分が何をやっているか理解し、さらに自分独自のテーマを見つけていきます。
 しかし、隣の研究室でやっていることは、源氏物語の研究者が、ケインズ経済学がわからないのと同じくらい、いつまでたってもよくわかりません。

 ということで、脳科学をやるのに、必要な基礎的知識なんてものはありません。英語とコンピューターは必要ですが、まあその程度です。生物・化学の知識も不要です。
 必要な知識は、末端の研究員をやっているうちに自然に身についていきます。
 最初は、その研究室の歯車として、自分が何をやっているかもわからず上級研究員の手足となってうごきます。そのうちに、その研究に必要な知識は自然と身についていきます。
 
 前にあげた岡崎の生理研は、大学を持たない大学院ですから、いろんな方がおられます。
 大学で生物・化学を学んでいない方も、文科系出身の方もたくさんおられます。
 だから何も心配はいりません。
 ぜひ、あなたの夢をかなえるため、飛び込んできてください。
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脳科学の研究がしたくて大学院に進みたいけど、身近に相談する人がいなくて、という条件であれば、まずは岡崎の生理学研究所に行ってみることをお勧めします。


ホームページURLを以下に記します。
http://www.nips.ac.jp/
ここは、研究所ですが、各研究室長は「教授」で、大学院生も採っています。
まあ、大学の無い、大学院+研究所という感じですね。
ホームページの研究部門紹介を見ていただければわかりますが、かなりいろいろなことをやっており、きっとあなたのやりたいことも見つかるでしょう。
まずは、興味の持てそうなことをやっている研究室を見つけます。教授がちょっと変わった方のこともありますので、二つか、三つ選んでもいいかもしれません。
研究室のホームページには、連絡先も記してあるはずですので、連絡してみて一度見学・相談に行ってみましょう。
そこで、今あなたがやるべきことを教えてくれると思います。
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