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「マスタリングTCP/IP入門編」を読んでいます。
いろいろなデータリンクが紹介されているのですが、一方で「有線接続はイーサネットだけで十分になりつつある」というような記述もあります。

ATM、FDDIはときどき見かける単語なのでおそらく今でも使われているのだと思いますが、どういうところで使われているのでしょうか?果たして今後も使われ続けるものですか?それともイーサネットなど他のデータリンクに置き換わっていくものでしょうか?

その他、ファイバチャネル、Infinibandなど今どれくらい広く使われていて、今後はさらに広まるのか廃れるのかなどの感覚を教えて頂きたいです。

A 回答 (1件)

FDDIは企業なり大学なりのキャンパスネットワークのバックボーンで使われてきましたが、流行した時期から20年くらい経っていますので、ネットワーク機器の更新時期に、ほとんどFEやATMに置き換えられ、それもGbEに置きかえられているしょう。

全く無いとはいいませんが、絶滅危惧種ですし、保守部材も入手できないので、早急に更新すべきものです。

ATMもFDDI直後の流行のもので、企業、大学では使っているところは皆無だと思います。キャリアではバックボーンや地域イーサのバックボーンにATMを使っていたりするので、キャリアのL2/L3サービスの足回りや集約箇所で使われていることはあります。しかしながら、高速伝送装置のリプレースに合わせ、またIP集約への掛け声に呼応して消えていくものです。

今となってはイーサネット技術を習得していれば十分ですが、FEの世界ではオートネゴや設定の問題で片側だけ半二重になってしまったりしますので、今の人が耳にしないコリジョンとかそのあたりはまだ忘れてはならない知識です。広域網のバックボーンになると自営WDMとかそこでのベースでMPLSの知識が求められますので、古い知識やそれの発展知識は全く要らないという訳ではないのですが、キャンパスレベルでは既に不要となっています。

>その他、ファイバチャネル、Infiniband

これはサーバ間の技術。ちょっと毛色が違う。
サーバ屋さんのディスクアクセスはイーサ系のMTU=1500じゃ効率が悪いんで、違う技術を求めています。出荷数ではネットワーク系の方が多いからコストは下がる、その技術の一部を流用してサーバ用に特化した製品を作る、ネットワーク系で高速系技術が出るので、転送フレームが分割されるという欠点と高速性を秤にかけてネットワーク形技術で代替・・・という無限ループです。
エンコーディングとかに興味があるとか、PHYのエンジニアならともかく、ネットワーク屋は傍目で眺めていて、「泣きついてこなきゃ何でもいいから勝手にやって」と思ってますね。
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この回答へのお礼

よくわかりました。ありがとうございます。

お礼日時:2015/03/10 14:07

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