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梅雨時の台風が梅雨前線を活発化させるのはなぜか。
という質問です!
できるだけ詳しくお願いします。

A 回答 (1件)

小学校で習いませんでした?



台風というのは熱帯低気圧です。
元は積乱雲のデカイ版です。

熱いと海面温度が高くなり、水蒸気が多く発生します。
お湯を沸かす原理といっしょです。
それで上空で冷やされて雲になります。

積乱雲とは短期的に大量の水蒸気が発生した場合にできる雲です。

それが熱帯地方で、大量の水蒸気を吸い上げて育って、上空の偏西風で、北半球では左巻き、南半球では右巻きに渦を巻いて極点へ向かいます。
これが台風です。

で、梅雨前線というのは、概ね6月末~7月、8月末~9月に。日本の本州上空に停滞すつ気圧の谷です。

極点に近い方が寒気、赤道に近い方が暖気です。
台風は、この暖気を迂回します。
この寒気と暖気の境にできるのは気圧の谷です。

台風は、取りあえずここまでまっしぐらに進んできます。
そうして前線に阻まれて東へと急速に偏西風に流されるのです。

なので、台風で吸い上げられた水蒸気が、梅雨前線の雲に、大量に供給されるので雨が長期間降るのです。

ユーラシア大陸では、インド亜大陸との接合でチベット付近は寒冷になっているので、この限りではありません。

カリブ海で発生した台風がアメリカのフロリダを襲うのも同じ理屈です。
こてをハリケーンと呼びます。
南半球ではモンスーンと呼びます。
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