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脳科学で言うとどういうことになるんでしょうか?

「ドーパミンの分泌によって与えられた高評価」とか?

A 回答 (2件)

意識の座も関係しているので、未だ研究途上です。



好きな感情を抱いている時には、脳幹の腹側被蓋野と脳の奥に有る尾状核が活性化している事は解っています。

ここは大脳皮質では無い原始脳なので、人間の本能で行っていると考えられます。

また、好きな事をしていたり、見ていたりすると、扁桃核と頭頂・側頭結合部の活動が低くなります。
ここは、不快を感じる部位であるので、そこの活動が抑えられている訳です。
ここも原始脳です。

なので、「好き」に理性が伴う、例えばお金が儲かるからとか、成績が良くなるから、とか、大脳皮質が絡んでいる「好き」は本物では無いといえます。

「好き」と言う感情を、そう「思う」のは意識の座が行なっていますが、そこはサッパリ解明されていません。

脳の感覚野は刺激が0.5秒以上持続しないと無い事にしてしまいます。
それ以上になると、感覚野の情報を前頭連合野が処理して意識の座にもあげ「痛い」とか「熱い」とかを「思い」ます。

例えば、蜂が腕を「チクッ」と指した場合、「痛いっ」と思うまでの時間はどの位かと言うと、「当然0.5秒より後」と思いがちですが、実際は0.1秒後です。

この矛盾の完全解明も出来ていません。
現時点での実験を踏まえた有力な説は「意識のタイムトリップ」です。

0.5秒より後で「痛いっ」と感じた後、0.1秒後の昔にタイプトリップして「痛い」と思うとか、0.5秒より後へタイプトリップして「痛い」と思った後に、0.1秒後の世界に戻ってくる。

中々興味深いです。
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この回答へのお礼

なるほど、結局のところまだ解明されてないんですね。

お礼日時:2016/11/24 21:24

脳科学に限らず、順番が逆ですよ。


一般的に、「好き」の科学定義はありません。なぜなら、それは科学用語ではないから。
「好き」を論じたいと思ったら、最初にすることは、論者が「好き」とは、こういうことであると定義してから、論を進めます。

とすると
>「ドーパミンの分泌によって与えられた高評価」とか?
は、おかしい。高評価とはなにかを再定義しないとならない。

(例)
目を通じて、あるものを観察したときにドーパミンの量が増えることを好きとする
なら、
 しかし、その定義について当然突っ込みがはいるでしょう。嫌いなもの見てもそうなりますからね。
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この回答へのお礼

いや、別に論文を作れって言ってるわけじゃないので「こういうときの”好き”はこういう原理」ってそちらで限定的な定義を作ったうえで論じてもいいんですが。


>嫌いなもの見てもそうなりますからね。

どういう意味ですか?
嫌いな物を見たときにドーパミンが出る?
嫌いな物を見たときにドーパミンが出てるのなら、そこには嫌い以外の要素もあることが考えられますが。
そうなると、「ドーパミンの量が増えて、なおかつストレス反応が弱い場合」とかいろいろ定義づけられるわけで。


ちなみに、「好意」という言葉は普通に心理学の論文でも使われる用語なので、そこに一定の定義を与えたうえで科学的に論ずることは別におかしいことじゃないと思いますが。

お礼日時:2016/11/25 13:55

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