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Sour grapes の意味はイソップ童話から来ていて日本語の「負け惜しみ」の意味しか辞書には書いてありません。 

ところが以下のアメリカのニュースサイトの記事では大統領選で負けたヒラリー・クリントンの旦那で元大統領のビル・クリントンが最近彼女が選挙に負けたのはFBI(ヒラリー・クリントンが国務長官時代の公的メール取扱いについての捜査)やロシア(民主党のメール・ハッキングの疑い)のせいだ、と言っていることを伝え、それに対して勝ったトランプ側は、クリントンの言っていることはsour grapesだと一蹴している、と伝えています。

http://nypost.com/2016/12/19/bill-clinton-james- …

このsour grapes の使い方に合点がいきません。記事の文脈から行けば sour grapes のところは「負け惜しみ」ではなく、「負け犬の遠吠え」でないと変です。「負け惜しみ」と「負け犬の遠吠え」は似たような言葉ですが、その意味、使い方には明らかに意味の違いがあります。

sour grapes は「負け惜しみ」の意味だけではなく「負け犬の遠吠え」のような意味でも使われるのでしょうか? 皆さんはどう思われますか?

質問者からの補足コメント

  • (No.2回答者殿へのお礼の欄が文字数制限に引っかかりそうなので、ここへ続けます。)


    貴殿は恐らくこの New York Post の記事を最後まで読まれてはいない、と小生は邪推するのですが、小生が言いたいことは次の通りです。

    例えば、もしヒラリー・クリントン側が「最近体調が芳しくないので大統領になれなくても、もういいんです、ゆっくり休養します」とでも言ったとすれば、これはまさに「負け惜しみ」であり sour grapes です。 しかしビル・クリントンの発言はヒラリー・クリントンが選挙に負けたのはFBIやロシアのせいだ、です。 これは不平、不満、責任転嫁であって「負け惜しみ」 sour grapesではありません。

      補足日時:2016/12/28 18:07
  • (No.2回答者殿へのお礼の更に続きです。多分ここで収まはずです。)

    貴殿がいかにも分かったように「sour grapes は、イソップ童話の原典を読み、その意味を理解すればその本当の意味がわかります。日本語の訳語は、必要悪として添えてあるだけです。日本語の訳語が英語の表現とイメージが食い違うことのあることは当たり前です。自分勝手にこれはこのような意味だと決めつける前に、ちゃんとイソップ童話を読むことです。」 との指摘は全く的外れだと言わざるをえません。 要はこの件に関しては貴殿には英語及び日本語の読解力がない、そういうことです。

    Thank you very much for NOTHING!!

      補足日時:2016/12/28 18:10

A 回答 (6件)

皆さんの回答、質問者さんのコメント興味深く読ませてもらいました。

 以下は私の回答(感想)です。

New York Post の記事を読みました。最初さっと読み流した時は特別不自然には感じませんでしたが、もう一度じっくりと読でみると今度は sour grapes のところが少し引っかかりました。私も念のため Oxford online dictionary でsour grapes を調べると次のように書かれています。

Oxford - Sour grapes - Used to refer to an attitude in which someone adopts a negative attitude to something because they cannot have it themselves.

Oxford の説明も、No.2回答への貴方のお礼のなかにある pretending that one doesn't want something because one does not or cannot have it とは多少ニュアンスが違うようですが、根本同じ意味です。

また所謂「学者先生」が編纂する辞書とはちがい全く普通人が作る辞書に Urban Dictionaryがあります。この英語カテゴリでもよく引き合いに出されているサイトです。 スラングだけでなく割りと普通の言葉も載っていて、普通の人達がある言葉を現在の社会でどういう意味で使っているのが分かります。 Sour grapes も載っていました。 

Urban Dictionary:
Sour grapes - In an old fable by Aesop, a hungry fox noticed a bunch of juicy grapes hanging from a vine. After several failed attempts to reach the grapes, the fox gave up and insisted that he didn't want them anyway because they were probably sour.
Nowadays when somebody expresses sour grapes, it means that they put down something simply because they can't have it.
The phrase is often used incorrectly as another way to express bitterness or resentment.

という説明の投稿が1番にあり、Good投票が631、Bad投票が72で他の8つの投稿を大きく引き離しています。ここでも本来の意味は「本当は欲しいのに、手に入らないから欲しくないということ」、そこから「自分の手に入らないから、その手に入らないものをこき下ろす」という意味で使われる。そして「このフレーズは恨みつらみを表現する一つの方法としてしばしば間違って使われる」とあります。

このUrban Dictionaryの sour grapesの説明と読者投票結果から判断すると単に恨みつらみをいうのは本来のsour grapesの意味からは外れていると思うアメリカ人がかなりいることが分かります。

以上のことから、貴方の言われるように「大統領になれなかったから、後づけの理由で大統領になれなくてもよかった」というのではなく、大統領になれなかったから、後づけの理由で大統領になれなかったことへの恨みつらみ」をsour grapes と呼ぶのは間違った使い方のような気がします。

ただあくまで英語sour grapes についての私の意見であって、日本語「負け惜しみ」、「負け犬の遠吠え」についての意見ではありません。
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この回答へのお礼

詳しい回答ありがとうございます。 他の方へのお礼の中に書きましたように、私の本来の疑問は sour grapes の意味、使い方であって、「負け惜しみ」の意味、使い方ではありません。 すくなくとも英語の方については私と同じような感じをもっておられるようでホッとしました。

お礼日時:2016/12/29 10:02

お考えも一理あると思います.


私の日本人としての日本語の知識では,「負け惜しみ (sour grapes) 」と「負け犬の遠吠え」では状況と意味が明らかに違います.大きな違いは,内心で「負け」を認めているかは別として,「負け惜しみ」の場合は少なくとも表面では認めていないのに対し,「負け犬の遠吠え」の場合は,表面でも認めていて,遠くからでしか吠えないということです.負けを認めた犬は,近くで吠えるとかみ殺されかねませんから,いつでも逃げられる距離を置いて,やっと吠えられるということですよね.
トランプ側から見ると,クリントン側が(内心は別として)負けを認めておらず,「たられば(~たら,~れば)」の仮定法でゴチャゴチャ言ってるとし,すでに結果が出ていて後戻りできない状況なのに,愚かしいということでしょう.
おまけに,オバマが「自分だった勝てた」と言い出して,クリントン側の弱さを暗示し,実質的に負けを認めている状況です.それでも,クリントン側は「たられば」にこだわっているのですね.
ご意見とは違いますが,やはり「負け惜しみ (sour grapes) 」の方が当たっていると思います.
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この回答へのお礼

ていねいな回答ありがとうございます。ただ結論が私とは異なる点が残念です。

お礼日時:2016/12/29 10:02

負けて悔しい、無念だ、までは同じですよね。

それを愚痴る、強気に出て余裕あるかのごとく振る舞う、これを「負け惜しみ」という。
遠吠え、は悔しさのあまりする無意味な他者攻撃、非難、ということでしょうか?

確かに、内実は同じでも、ある事件後の態度として違うと思います。その違いをどう受け止めるかは、表現者翻訳者の受け止め方次第と思いますね。

ミスターミセスともに、悔しいだろうとは思います。どうあがいても後の祭りですけど。
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「負け犬の遠吠え」は、比喩ですね。

負け惜しみは状況や心情、言動の表現の単語です。翻訳の時は前後の文脈や状況で仰るように「負け犬の遠吠え」が当て嵌まる場合もあるでしょうし、僻み、嫉み、恨み節、妬み節といった言い回しもあるかと思います。ヒラリークリントンの状況から察して、もう取り返しが出来ない虚しさや悲哀を思うと、負け犬の遠吠えというのが情感表現としても良いかも知れませんね。質問者さんの、言葉への繊細な意識には感心しました。
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この回答へのお礼

私と同じような言葉の感覚をもっておられる人がいてうれしいです。
ありがとうございます。

お礼日時:2016/12/29 09:55

だいたいからして日本語の訳語をそのまま信用すること自体が馬鹿げています。

sour grapes は、イソップ童話の原典を読み、その意味を理解すればその本当の意味がわかります。日本語の訳語は、必要悪として添えてあるだけです。日本語の訳語が英語の表現とイメージが食い違うことのあることは当たり前です。自分勝手にこれはこのような意味だと決めつける前に、ちゃんとイソップ童話を読むことです。

さらには、もう一人の回答者のおっしゃっていることも正しいと思います。
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この回答へのお礼

No.1回答者殿へのお礼と同じ返事をと最初思いましたが、えらく上から目線の回答をもらいましたのでそれなりにお礼させてもらいます。

まず小生は質問したNew York Post の記事を日本語に訳して、それを元に疑問に思った点をここで質問したのではありません。 英語の記事を読み、そのまま英語で理解し、その上で英語の言葉使いがおかしいと思って質問したのであります。 この英語投稿欄では全文英語での質問はルール違反というような事をどっかで読んだ記憶があるので、基本日本語で質問したのです。

さて貴殿はイソップ童話の原典を読んだら本当の意味が分かる、と言われるが小生は古代ギリシャ語やラテン語でかかれたとされる原典が読めるはずはなく、かと言って貴殿もそんな原典を読むことは出来ないだろうと推測しますので(もしギリシャ語の原典が読める方であれば深く敬意を表し、小生の失礼を詫ます)、英語での話しになりますが sour grapes を 米英の多くの辞書は次のように説明します。

Sour grapes = pretending that one doesn't want something because one does not or cannot have it

この説明は日本語のまさしく「負け惜しみ」のことと違いますか。 狐は美味しそうなブドウを取ろうとしていろいろ試みるのですが、どうしても取れない、結局あきらめざるを得ないのですが、狐の言い草は「あんな酸っぱいブドウは欲しくない」。 これが 日本語「負け惜しみ」であり、上に英語で説明のsour grapes です。

(文字数制限にひっかかりそうなので、つづきは補足コメントに続けます。)

お礼日時:2016/12/28 18:03

http://ejje.weblio.jp/content/%E8%B2%A0%E3%81%91 …

負け惜しみと負け犬の遠吠えとはどういう違いなのでしょう?
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この回答へのお礼

「負け惜しみ」と「負け犬の遠吠え」の違いが分からない人には回答してもらわなくて結構です。

Thank you for nothing

お礼日時:2016/12/28 17:51

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