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建築関連の資料から、耐力壁の倍率についての記述欄で、軸組工法では耐力壁としてあつかわれていない石膏ボードが、2バイ4工法では耐力壁として加算されています。

実際の現場では、軸組工法でも内装に石膏ボードが貼られていますが、軸組の場合は耐力壁としてあつかわれていないのはなぜでしょうか?

石膏ボードの強度等が軸組用と2バイ4用では異なるのですか?

A 回答 (9件)

NO8です。


お礼の質問ですが、部分的に違います。
ビスでも丈夫なものはあります。
釘でしか認めていないのは国が規定定める際に
釘でのみ試験しているからです。

釘はJISで構造用の規定がありますがビスは構造用の規定がなく
メーカーが自主的に実験しての結果のみ公表されており、
一般のコースウッドとかとは別物として販売されてますが
認定されていないので確認申請などでは使えません。
でも丈夫ですし、一部自治体では耐震補強工事では使用を認めています。
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この回答へのお礼

そうですか。
役所の都合と民間の実情が合っていないような・・・。
いろいろご丁寧に教えて下さりありがとうございました。
勉強になりました。

お礼日時:2017/02/01 20:31

NO5です。


>自分個人の経験上ですが、鉄骨は、遮音性、断熱性が一番劣るような気がしました。
 また、当たり前のことなのかもしれませんが、30年前に建った分譲RCマンションより、
 建売でも最新の木造在来住宅の方が設備は勿論ですが、 居住性能も上回っているような気がします。

確かに設計上も施工上も鉄骨造は断熱気密は難しい面があります、特に低層はコスト面で鉄骨を採用している面もあるので。
が、超高層は鉄骨造が多いのですがそれなりにコストを掛けられればクリアはできます。

30年前のものと今では要求(規定)水準が全然違うので当然そう感じられると思います。
特に昭和の終わりごろでは省エネなんか屁でもない時代なので特に。

ご質問とは離れましたが気になったので書込みました。
ところで前質問は片付きました?
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この回答へのお礼

ありがとうございます。
大変参考になりました。
ちなみに、皆さんのご回答を総合しますと、規定の釘を規定の間隔で施工した場合には石膏ボード貼りも耐力壁に算入可、という事だと解釈していますが、という事は、ビスより釘の方が地震等に対しての強度は勝る、ということでしょうか?

お礼日時:2017/02/01 10:51

No.3です。



>規定の釘を用いて釘留めし、耐力壁としないのはでなぜ

設計の仕様に合わせているだけなので、指示が無ければやりません。

そうすると、なぜ設計として仕様になってこないかということになりますが
本質的にはNo.6さんの書かれているように「粉の圧縮板を信じられない」だと思います。
設計者側も施工側も。

釘であってもビス(仕様次第で可)であっても、石膏ボードの縁近くへの打ち込みは、石膏ボード自体が割れるので、非常に扱いが厄介。
(外側に向かって簡単に亀裂が入ります)
実験結果的には構造用A種、B種、普通石膏ボードの三種類において強度に違いもあります。

故に「他で数値が満たせるならわざわざ石膏ボード部分を引っ張り出さなくても良い」ということですね。
そして同時に
そこまでして石膏ボードの面を耐力壁としたいのであれば、構造用合板を打ち付けて上に石膏ボードなり4mmベニヤでクロス下地とすれば設計側からすれば非常に安心です。
9mm構造用合板に4mmベニヤなら12.5mm石膏ボードとの差はゼロみたいなものですし。

レイアウトの問題で壁が足らずにどうにかしたい場合でも、今書いたようにわざわざ石膏ボードの壁で切り抜ける必要はほとんど無いという事になります。
(壁自体があれば構造用合板で壁倍率稼げますし、壁が無ければ加算すら出来ない)

先回答にも書きましたが、書類上に数字が載っていなくても強度が「国の定めた仕様ではない」というだけで「ゼロ」ではない壁もあるため、「表記されているものが絶対値」として捉えると勘違いしてしまうと思います。

>規定の釘を用いて釘留めし

一本釘が足らないだけでいきなり強度ゼロには成りませんよね。
であれば書類上算出しているかしていないかだけになるという考えも出来ます。
結局そこに石膏ボードは張るのに、その差を微量とした場合、仕様通りに作業する分の作業量増加を「施主が許容するか」にも関わりますよね。
ちょっとでも安い方が良いという風潮のご時世では特に。
(うちでは設計屋とすり合せて色々余計な事をしているので、安さ優先の施工はやりませんが)


これで「耐震強度が足らなければ石膏ボードも~」という場合と「石膏ボードも耐力壁仕様にすればより丈夫では?」の両方に対して回答したつもりです。


認識の違いで誤解が続くといけないので一応書いておきますが
「耐震強度(等級)」というのはあくまでも震度○○に対して「一回では倒壊しない」事の基準で、
「限界震度で何度も襲った場合は倒壊しないわけではない」のです。非常に曖昧です。

なので、仮に設計強度「のみ」を実際に施工されていた場合と、「算出していない壁の強度」が存在する場合での「実強度」は当然違いますのでご承知下さい。
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この回答へのお礼

ありがとうございます。
やはり、設計上、算入されていない内装の石膏ボード等も、実際には程度の大小はあれ、建物の強度に寄与しているという解釈でよいでしょうか?
大変参考になりました。

お礼日時:2017/02/01 10:46

NO4です。

お礼ありがとうございます。
お礼の中でのご質問の件ですが、石膏ボードは
ビス留めした方が口開きとかクラック対策に有効である点が一つと
耐力は筋交いや合板面材で確保してしまうので石膏ボードの倍率0.9を
ちまちま計算し無いのが普通です。
余力的な扱いとする場合もありますが、私自身は普通の石膏ボードのように
柔らかい材料は一回揺さぶられれば釘周囲が緩くなるので耐力要素には
加えたくないのもあります。
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この回答へのお礼

再度ありがとうございます。
建築は知れば知るほど結構、奥の深い世界なのですね。
自分もこれまで鉄筋コン造り、重量・軽量鉄骨造り、木造等、結構いろいろな建物に住んできましたが、それぞれ一長一短ありますね。
勿論、コストを考えなければRCが一番居住性能(?)は秀でていると感じましたが、木造は、また別に意味での良さがあるように思います。
無機物(RC)と有機物(木材)の違いでしょうか。
自分個人の経験上ですが、鉄骨は、遮音性、断熱性が一番劣るような気がしました。
また、当たり前のことなのかもしれませんが、30年前に建った分譲RCマンションより、建売でも最新の木造在来住宅の方が設備は勿論ですが、居住性能も上回っているような気がします。

お礼日時:2017/01/29 14:26

軸組み工法でも耐力壁として有効なのは先の方々が回答済ですね。


ご質問の石膏ボードの強度に関しては同じものです。
実験結果に基づく法規定値が違うだけです。
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この回答へのお礼

ありがとうございます。

建築はかなり奥の深い世界なのですね。

お礼日時:2017/01/29 14:27

NO3さんに概ね同意します。


石膏ボードの壁倍率は軸組工法で0.9。
2×4工法で1.0が規定値です。これは下地になる木の配置状況が違うので
差が出ます。
又、倍率を有効にするには留め付釘の種類長さ打ち込み間隔を規定に合わせる必要があります。
通常はこの仕様規定とは別の釘やビスを用いることが多いのが実情です。
ちなみに構造用合板も同様の規定があり無視すれば倍率0です。
ただ、建築の面白さはただ単に強度を追い求める事ではなく、いかにバランス良く
効率的に働かせるかにあります。むやみに強度を上げたり不合理な耐力壁配置を
行うとホールダウンだらけになったり偏芯率が悪化したりします。
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この回答へのお礼

ありがとうございます。
皆さんのご回答を総評するに、いずれにしても、規定の釘を用いての釘留めでないと耐力壁とならないのですね。
よく街中でみかける建売の新築現場(木造在来)では、内装ボードはビス留めされているものがほとんどですが、規定の釘を用いて釘留めし、耐力壁としないのはでなぜでしょう?

お礼日時:2017/01/29 12:21

係数は低いですが、石膏ボードも耐力壁になります。


軸組工法では石膏ボードを耐力壁にするための下地施工が面倒なために、行うケースが稀ということになります。
また、壁紙が下地となる石膏ボードのジョイントで破れるトラブルを減らそうとすると、胴縁工法で石膏ボードー施工するケースが多いためでもあります。

気になるようでしたら「吉野石膏」のサイトで「耐力壁になる」事を謳っているのでご覧ください。
もっと詳しくは「耐力壁 筋交い 構造用合板 石膏ボード 」などと入れ検索すると、それぞれ仕様が書かれているサイトが見付かるかと。

余談
構造合板による耐力壁係数は、普通合板での施工は除外になります。
しかし、素人考えでも石膏ボードより合板の方が強いとわかりますよね。
と、いうことは、もし「壁のどこに棚を付けてもいいように(何処でもビスが効くように)、この1面は全面合板にして下さい」
などとした場合、書類の数字に現れない強度というのが建物に存在し得るという事です。
逆に仕様と若干違う施工が、思いのほか重度の強度不足になる可能性もあります。
図面が全てではないという事もご承知下さい。
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この回答へのお礼

ありがとうございます。
皆さんのご回答を総評するに、いずれにしても、規定の釘を用いての釘留めでないと耐力壁とならないのですね。
よく街中でみかける建売の新築現場(木造在来)では、内装ボードはビス留めされているものがほとんどですが、規定の釘を用いて釘留めし、耐力壁としないのはでなぜでしょう?

お礼日時:2017/01/29 12:21

>石膏ボードが、2バイ4工法では耐力壁として加算されています。


石膏ボード単体で耐力壁として扱われることは無いと思います。
2×4では石膏ボード張りでも内部に構造材が入っています。
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この回答へのお礼

ありがとうございます。
皆さんのご回答を総評するに、いずれにしても、規定の釘を用いての釘留めでないと耐力壁とならないのですね。
よく街中でみかける建売の新築現場(木造在来)では、内装ボードはビス留めされているものがほとんどですが、規定の釘を用いて釘留めし、耐力壁としないのはでなぜでしょう?

お礼日時:2017/01/29 12:21

建築は素人ですので間違っているかもしれませんが。



従来の木造軸組工法では、壁というか石膏ボードの力を借りないでも、地震等に耐える考え方になっているからでしょう。
2X4工法は、壁を耐力壁としないと、地震等に耐えられないから、加算されているのではないでしょうか?

なお、一般家庭レベルの建築では、設計段階で構造計算が必須ではないと聞いています。
ただ、私の自宅(在来の木造軸組)を建てるとき、なぜか工務店の方は構造計算までされたそうですけどね。
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この回答へのお礼

ありがとうございます。
皆さんのご回答を総評するに、いずれにしても、規定の釘を用いての釘留めでないと耐力壁とならないのですね。
よく街中でみかける建売の新築現場(木造在来)では、内装ボードはビス留めされているものがほとんどですが、規定の釘を用いて釘留めし、耐力壁としないのはでなぜでしょう?

お礼日時:2017/01/29 12:21

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