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国語力をつけたいです。
今まで散々本を読めと言われてきたのですが、漫画とラノベしか読んだことがないので、何を読んだら良いのか分かりません。
まずは文豪と呼ばれる人達の名作が良いですかね?
おすすめの作家さんや、自分の好きな本を教えてください。

A 回答 (7件)

そりゃ、文豪の本は読んだほうがいいでしょう


日本文学史に出てくるような。
さすがにあんまり古すぎるのはどうかとおもいますが芥川や夏目漱石あたりから。代表作ぐらいは。

それからまあ舞姫なんかは井上靖が口語になおしたものなどが出ていますからその辺でもいいと思います

自分が属している文化、世代の作品ばかり読んでいると
たくさんよんでも語彙も広がりません。
違う時代、異なるジャンルを読むことでいろんな語彙や表現を知り
ことなる文化や風俗を知ることができます。

ただ、系譜に沿って読む方が時代や流れはつかみやすいのですが
いきなり古いものを読むと、普段よんでいるものと乖離しすぎて読みにくい可能性もあり…
古いものを少し読んでみて「無理」と思ったなら
いっそのこと新しいもの、読みやすいものから読んで遡っていくのもいいでしょう。
現代に近い言葉、文法から少しずつ離れていくのが読みやすい
その時には短編でもいいし、映画や漫画で興味があるものからでもいいから
入りやすいものを選ぶといいと思います

もう一つは「新書シリーズ」ですね
政治、経済、宗教、文化、社会問題…いろんなジャンルありますから
ある程度読みやすいものを読んでおくといいでしょう。
理由の一つはまあそういったことを知ることができる入門書的な意味と
理論的にわかりやすい文が多いので
表論文や、小論に役に立つと思います。
推薦やAO,就職の面接にも役立つでしょう

それから「昔話」「伝記」など。
今の若い世代は小さいころにあまり昔話に触れていない人が多い。
古典や漢文、映画や漫画、ベースになるもの、典型的な物語のパターンなど
知っていると役立つことは多い。

訳本。海外の文学、日本の古典、漢文など。
ある程度有名なものは頭に入れておくといいでしょう。

ただその場合はいきなり文章で読んでも服装から背景からなかなか想像しえないので
今と乖離した世界観のものは、映像か漫画から入るのもいいと思う
「とりかへばやものがたり」とか漫画から入ったらどうだろうか。と思います。

古典を原典で読むならできれば江戸から遡ったほうが読みやすいと思う
文法も完成しているし、わかりやすい。

ただ漫画や翻訳で入るなら、平安文学などは
今の漫画やラノベの萌えにつながるものがすでにいろいろ描かれていたりする。
良く言われる源氏物語は自分好みに幼子を育てるところから
ツンデレやらBLにおわせやらショタやら…
とりかへばや、も漫画でも人気ネタの男女入れ替え物、男装女装もの、と思えばまあ楽しい。

ただ、大事なことを一つ言えばあなたの欲しい「国語力」は何か、ということだ。

国語力が学校のテストの国語ができるようにしたい、という意味なら
「好きに読む読書」と「客観的事実を探しだす」テストの国語とはまた別な話。

テストの国語なら、模試をたくさん受けたり、模試や入試向けの問題集、過去問を解き
ひたすら回答解説が「なぜそれを答えにしたか」を徹底的に学ぶ。

どこをどういう考え方で選べば、それが正当なのか。

できればセンター問題や、選択問題から初めてみる
「なぜこの選択肢は答えじゃないのか」を徹底して解説を読み
実際の選択肢のその箇所に印をつけ、○か×か書きこむ癖を付ける。
本文の接続詞の前後が順説か逆説か
つまり、いわゆる、などの言い変えの部分に印をつけておくか。

など
「分析」としてしっかり文章を解体し「客観的にそれしか考えられない」という発想のしかたを学ばないといけない。

高校生に読んでほしい、とたぶん教科書作る人も思ったのでしょう
山月記、高瀬舟などは話も短く心に一生止めて置きたい作品かと思いますね
清兵衛と瓢箪なんかもお勧めです。

この辺はまあいいんですけどね「こころ」とかは教科書最悪ですね
あらすじだけ書かれても入りこめないのに
いきなりネタバレクライマックスシーンですよ‥。最初から読む気がなくなる
(過去話をにおわせながら引っ張る感じの話しなので)
あの教科書掲載はなんとかならんのかなぁ‥
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この回答へのお礼

分かりやすい文章で書いてくださりありがとうございます。古典の訳本があるのですね!早速読んでみたいと思います。源氏物語もそう捉えると面白くて読む気を起こさせます。また国語のテストや模試の答え方、解説の読み方も教えてくださり、とても参考になりました。心に響きまくっています。笑

お礼日時:2017/05/03 01:45

名作でなくても良いと思いますよ。


他人の好きな本な主さんに面白いかと言えばノーですよね。
何でもよいんです。
興味のある本、作家。
先ずは活字に慣れるスタートです。
推理小説もあり。
話題作もありです。
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この回答へのお礼

活字に慣れるスタート…素敵な言葉です。
◯◯を読む!と目的をはっきりさせてから本屋や図書館に行くのではなく、惹かれたタイトルや帯の本との出会いも大切ということですね。ありがとうございました。

お礼日時:2017/05/03 01:51

他の回答者様の言われる通り、読みたく無いものを無理矢理教養の為の読む事はお奨めしませんが…。


私の好きな作品で良ければ……

文豪とされる人(?)の作品
芥川龍之介「蜘蛛の糸」「羅生門」「地獄変」
夏目漱石「こころ」「夢十夜」
太宰治「人間失格」「きりぎりす」「斜陽」
中島敦「山月記」「名人伝」「李陵」「妖氛録」
川端康成「伊豆の踊子」「猛禽」「眠れる美女」「片腕」
坂口安吾「白痴」「堕落論」
小林秀雄「考えるヒント」(評論)
(海外)
オスカー・ワイルド「幸福な王子」等々……

[有名所ですが、谷崎潤一郎や大江健三郎やドフトエフスキーはあまり私の好みには会いませんでした。]

直木賞作家あたりだと、山口詠美さんや、南木佳士さんや、長嶋有さんなどが好きです。(個人的に芥川賞作家より直木賞作家辺りの方が好きな作家が多いです。しかし、この辺りの作家は好き嫌いがハッキリ分かれます)

上記に挙げた作品の中でも中島敦の短編と川端康成の短編などが好きです。
私的な感想ですが、有名文豪の教科書に載せている作品は倫理的に当たり障りの無いシーンを抜粋しているので、超真面目で堅苦しく感じますが、実際に偏見を持たずに読んでみるとフランクな内容の短編も多いので、ひょっとしたら自分の感性に合うものも見つかるかもしれませんね!
(有名文豪の作品で著作権が切れているものは青空文庫と言うサイトなどで閲覧可能です)

長文になってしまうので割愛しますが、文豪の有名長編作に挫折しそうなら、短編からお試し読みしてみるのも一つの方法かもしれません。
自分が高校生の頃読んだもので、教科書や参考書に出て来る人を中心に好きな人を軽く纏めてみましたが、自分で調べてみたらもっと面白いと思える作品に出会えると思います。


……因みに私は漫画の方が好きです。
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この回答へのお礼

文豪の名前とお勧めの作品名を具体的に書いていただいてありがたいです。今後読む機会を設けて一つずつ読んでいきたいと思います。ありがとうございました。

お礼日時:2017/05/03 01:55

ラノベでも充分国語力はつくと思いますよ。


「文豪と呼ばれる人達の名作」なんて、
突然無理して読んでも、あなたを本嫌いにするだけかもしれません。
ラノベでもミステリーでも恋愛ものでもSFでもショート・ショートでも、
あなたが興味を持てる本を乱読するほうがよっぽどためになると思いますよ。
たとえば、最初の段階としては、アニメやTV・映画の原作となった作品から
読んでみてはいかが?
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この回答へのお礼

ラノベでも国語力がつくなら沢山読みます!笑
アニメ等の原作を読めば、より一層理解が深まるし読んでいて飽きたりしないですものね。ありがとうございました。

お礼日時:2017/05/03 01:59

短めの、しかも、メリハリのある短編から、読み始めてみたら、どうでしょうね。

一応、名作と呼ばれるものを読んでみると、長い時間にたくさんの人に読まれた良さ、というのが、わかる時もあります。

米文学では、ヘミングウェイの”老人と海”
英文学では、オスカー・ワイルドの、”ドリアン・グレイの肖像”

日本文学では、
大江健三郎の”空の怪物アグイー”
安倍公房の”水中都市・デンドロカカリア”、”人魚伝”
芥川龍之介”神々の微笑”
坂口安吾”桜の森満開の下”、”夜長姫と耳男”、“イノチガケ”、”青鬼の褌を洗う女”
    (歴史が、大丈夫なら、”織田信長”、”黒田如水”は、面白かったです。)
そう、私は、安吾さんのファンなのです。

No.2さんお勧めの、森見登美彦氏では、”走れメロス”他三篇が、良かったです。安吾の、”桜の森満開の下”のパロディも入っていました。

代表作からは、ちょっと外れた、短編、しかも佳作から始めて、その作家の作品を全部読んでゆく、というやり方もあります。

最終的には、日本人には一番読みにくい、”カラマーゾフの兄弟”にたどり着くかどうか、否か、それが問題です。

ご参考まで。
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手当たり次第に乱読したり、興味のままに偏読するから国語力が蓄積するので、


興味もない名作を苦労して1冊読んでも国語力はほとんどつかない。その本の読解力がなく、知識もないのだから。
ラノベやマンガを100冊読んだほうがマシ。ラノベやマンガから派生した本も読めるし。
どんな本でも読んだ冊数だけ、国語力と知識力は蓄積する。

まずは自分が好きな本だけを200冊本棚に並べられる位まで読みこむこと。
家に本がない人は読書なんて身につかない。別に古本でも電子ブックリーダーでもいいけど。

マンガやラノベは読んだことあるなら、今の旬は、アニメや映画になりまくってる森見登美彦でも読んでみたら?
「四畳半神話大系」「有頂天家族」「夜は短し歩けよ乙女」どれも面白い。ラノベとは違う文章の楽しさもわかるし。

で、森見登美彦作品を読んだら、絶対に同期の京大生である万城目学が気になるはず。『鴨川ホルモー』からいってみよう。
森見作品と万城目作品は、タヌキと天狗とオニとくされ大学生が同じ京都の同じ時間軸を舞台にクロスしてる。
そう思うとがぜん京都の歴史、妖怪、イカ京(いかにも京大生)の生態が気になる。

そしたら、京極夏彦の1000ページくらいのハードカバーも読めばいい。文豪ストレイドックスで鈍器認定されてる。

そうやって乱読ってのは幅を広げていくのです。
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私は 本が 大嫌いです。


ですが 漫画は、良いと思います。
難しい本を 始めから読むより
新聞を読んで見ては どうですか?
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