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いつもお世話になっております。

「載せている」と「載せてある」の区別は何でしょうか。GOOGLEで検索したら、どちらも10000以上の件が出てきました。微妙なニュアンスの相違はあるのでしょうか。ご存知の方、教えていただけないでしょうか。

今この二つの表現は意味合いには同じだと意識して、ただ前に使う助詞が違うという点だけ異なっていると思います。

たとえば:
このニュース【が】新聞【に載せてあります】。
このニュース【は】新聞【に載せています】。

こんな考え方で正しいでしょうか。以上のような文は私にとっては、どちらも客観的な状態を描く文のイメージを受けて、意味合いには区別がつけません。

日本語を勉強しているので、質問文の中で、不自然な日本語の表現がございましたら、それも併せて指摘していただければ幸いです。

よろしくお願い致します。

A 回答 (7件)

まず、「載せている」と「載せてある」は対応するものではありません。



自動詞「載っている」と他動詞「載せてある」が対応するのです。

そのニュースが新聞に載っている。
そのニュースが新聞に載せてある。

窓があいている。
窓があけてある。

意味はどちらも「結果の持続」です。
過去に「載った」「載せた」「開いた」「開けた」結果が現在まで続いているのです。
時間の流れで書くと、
「開く→開いた→開いている」となります。
違いは、「他動詞+てある」のほうが誰かの意図なり目的なりが感じられることです。


では、「載せている」は何か?
普通、「他動詞+ている」は動作の最中、つまり進行形を表します。

おじさんが荷物をトラックに載せている。

は、今現在の動きを表します。

でも、確かに
例文「このニュース【は】新聞【に載せています】」のような文章もあります。
これは「経験・完了」の用法です。
「載せたことがある」「載せた」に近い表現です。
ですから、awayuki_chの例文では、主語が誰か分かりませんが、主語の経験や経歴を表します。
「彼はそのニュースを新聞に載せています」と直せば、わかりやすいと思います。
他に、「彼は東京大学を卒業している」などの例がわかりやすいでしょう。

「たことがある」「た」との違いは、その経験が、現在に何らかの影響していることが含まれることです。「ている」の視点は常に「現在」にあります。
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この回答へのお礼

shangyanさん

早速のご返事ありがとうございました。
とても理解しやすい説明だと思います。
大変いい勉強になりました。

お礼日時:2004/09/14 22:34

私の上海の彼女と同じような日本語に対しての質問なので少し面白く思いました。



で、
「載せている」
「載せてある」
でしたね。

【載せている】在刊登
【載せてある】刊登着

【載せている】在刊登--こちらは動作の進行を表現。

【載せてある】刊登着--こちらは動作の結果の持続の表現ですね。

「在刊登」も「刊登着」も意味的にはさほど変わらないと思いますが、日本語の表現として2通りあると考えると良いと思います。

例えば


在下雨--雨が降っている(降っています)進行形ですね。

下着雨--在下雨と同様の意味ですが【降り始めて、今も降っている】という状態の持続的な日本語的解釈になります。

しかし、ニュースが【掲載されている】という進行している現象としては、どちらも同じ意味です。



説明が的を射ていなかったら対不起。


>日本語を勉強しているので、質問文の中で、不自然な
>日本語の表現がございましたら、それも併せて指摘し
>ていただければ幸いです。
>よろしくお願い致します。

どこにも不自然な所はありませんよ。
お見事です。
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この回答へのお礼

JCrun2004さん

早速のご返事ありがとうございました。
お褒めをいただき恐縮です。
彼女にも私と同じような質問と聞かれましたね^^
日本語はとても難しいです。

お礼日時:2004/09/14 22:44

No.5です。


説明不足でした。
「~ている」には,「過去に~したことがある」という意味もあります。
「彼は○○大学を卒業している」
「このまちは地震の被害にあっている」などです。

例文:「○○社は大きな広告を新聞に載せています。」
「新聞に掲載したことがある」意になる。
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この回答へのお礼

再びありがとうございました。

お礼日時:2004/09/14 22:40

(1)「~てあります(~てある)」と(2)「~ています(~ている)」の違いとして考えました。


(1)のほうは,ある動作(ご質問の例文では「載せる」)の結果が現在も継続していて,いまその状態にある。という意味合いが強いと思います。
※「乗せた」結果が今も続いていて,現在「載って」いる。
修正した例文:この論文は新聞に載せてあります。
(新聞に載っているから見てください)

(2)のほうは,ある動作が現在も継続して行われている
という場合によく使われると思います。
※「載せる」という動作を今も行い続けている。
修正した例文:この連載小説を新聞に載せています。
(今日の新聞にも連載小説のつづきを乗せた)
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この回答へのお礼

he-goshite-さん

いつもお世話になっております。
早速のご返事ありがとうございました。
いい勉強になりました☆

お礼日時:2004/09/14 22:39

こんにちは。



難しい質問ですね。
下記は参考になりますでしょうか?

http://home.alc.co.jp/db/owa/jpn_npa?stage=2&sn= …

「このニュースは新聞に載せてあります。」
「このニュースは新聞に載せています。」

どちらも「載せる」(掲載する、記載する) 行為主体の発言と感じられます。
つまり、その記事を掲載した (新聞社の) 担当者の発言なら、その言い方でおかしくありませんが、第三者の発言 (客観描写) としては不自然に感じられます。

第三者が客観的な事実を述べる場合、「このニュースは新聞に載っています。」のほうが自然です。
これは、文法云々の問題ではなく、慣習としか言えません。
(実際、この説明に符合しない用例も存在します)
国語学者ではないので、明解な説明ができませんが......。



> どちらも客観的な状態を描く文のイメージを受けて、意味合いには区別がつけません。

「区別がつけられません。」または「区別がつきません。」のほうがよいでしょう。

参考URL:http://home.alc.co.jp/db/owa/jpn_npa?stage=2&sn= …
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この回答へのお礼

譲我看看さん

いつもお世話になっております。
早速のご返事と添削ありがとうございました。
いい勉強になりました☆

お礼日時:2004/09/12 19:24

載せているは、主が存在するわけです。


載せてあるは、情景を表す文ですね。

例文でいえば
リンゴを載せている。つまり、誰かが載せているという、動的表現ですね。
リンゴが載せてある。つまり、情景を表す静的表現ですね。

回答者様の例で言うと、
1.このニュース「を」新聞に「載せています」
2.このニュース「が」新聞に「載せてあります」
になるのではないでしょうか。

1.の場合、主語が「誰かが」このニュースを新聞に載せています。
2.の場合、主語が「このニュースが」新聞に載せてあります。

となると思います。
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この回答へのお礼

ark_kissさん

早速のご返事ありがとうございました。
いい参考になりました。

お礼日時:2004/09/12 19:21

「載せている」の方が、「どうしてもそこに載せたかった」というような、載せた人の意思が感じられます。



「載せてある」は、「別にどこでも良かったんだけど、とりあえずそこに載せた」というような感じで、載せた人の意思はあまり感じられません。
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この回答へのお礼

Josquinさん

早速のご返事ありがとうございました。
いい勉強になりました☆

お礼日時:2004/09/12 19:17

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