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今日はいよいよ抽選日!お年玉付き年賀はがき、賞品は誰がどう決めているの?

今日はいよいよ抽選日!お年玉付き年賀はがき、賞品は誰がどう決めているの?1月17日は「お年玉付き年賀はがき」の抽選日だ。皆さん、どんなお年玉が当たるかご存知だろうか。まず2016年は1等が過去最高額の10万円に引き上げられているところがポイント。さらに、旅行や家電などが用意されており、当選確率は100万分の1だ。2等はふるさと小包などで、確率は1万分の1。3等は、当選したという人も多いであろう、お年玉切手シートで、当選確率は100分の2だ。年々賞品にも変化があり、利用者のニーズを反映した商品が多く見受けられる。そんな日本のお正月の風物詩ともいえるお年玉付き年賀はがきの賞品に関する様々な疑問を、その決定方法も含め、日本郵便株式会社の広報室に聞いてみることにした。

■利用者の声を反映し社内会議で決定


「年賀状のお年玉賞品は、弊社内の社内会議等を経て決定しています。なお、賞品はその時代背景や生活スタイル、世の中のブームやお客さまの声などを鑑みて選んでいます」(日本郵便株式会社 広報室)

毎年、賞品が少しずつ変化しているのは、その時代の利用者の声を反映しているためであると、ここで判明した。利用者の声にあわせ、変化をつづけるお年玉付年賀はがきであるが、昭和24年度(昭和25年用年賀)から販売をスタートさせている。では、お年玉付年賀はがきはどのような経緯で始まったのだろう?

■お年玉くじの付いた年賀専用はがきのアイデアは一民間人が考案


「昭和24年は終戦直後で通信手段も十分ではなかったので、駅の掲示板や新聞の尋ね人欄には知人の安否を気づかう投稿がたくさん寄せられていました。当時、『せめて戦前のような年賀状の盛んなやりとりが復活すれば、差し出し人、受取人ともに消息が分かり合える』と考え、年賀状に“お年玉くじ”を付けることを思いついた人がいました」(日本郵便株式会社 広報室)

終戦当時のインフラを考えると、人と人とをつなぐ役割を担っていた年賀状の重要性は、かなりのものだったと想像できる。その後どのようにして採用されたのだろうか。

「『年賀状にお年玉くじを付ければ皆が買ってくれる。そして寄附金も付ければ社会福祉にも役立つ』と考えた一般の方が地方の郵政局にそのアイデアを話したところ、郵便局員が当時の郵政省へ紹介状を書きました。その後議論され、反対意見も多かったようですが、『むしろ、このような時代だからこそ夢を与えるものが必要である』という結論に達しました。その時、年賀はがきにくじ番号を付け、抽選によって当選者に“お年玉”として賞品を付与しました。さらに、その一部に寄附金を付加することで、社会事業に配分するという制度も創設されました」(日本郵便株式会社 広報室)

そんな時代を経て、現在に至るお年玉付年賀はがきであるが、2014年以降賞品が現金になった理由は何なのだろうか?

■ユーザーアンケートの結果を反映


「アンケートで現金がいいという声が多く聞かれたことによります。2014年用は、1等の当選本数を10倍の10万本に1本に増やし、現金1万円としました、2016年用の年賀は、当選本数を戻し、100万本に1本とし、現金10万円と家電等の計7点からからお選びいただけます」(日本郵便株式会社 広報室)

郵便局と聞くと、一見堅苦しいのではないかというイメージを持つかもしれないが、実に柔軟に利用者の声を汲みとっている。最近は、メールやSNSで済ましているという人も、来年こそはお年玉付年賀はがきを活用してみてはいかがだろうか。

「教えて!goo」では、「年賀状のお年玉賞品、当たったことはありますか?」ということでみんなの意見を募集中だ。

●専門家プロフィール:日本郵便株式会社 広報室

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