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亡くなった人を思い出す「音楽葬」とは?――専門家に具体的に聞いてみた

亡くなった人を思い出す「音楽葬」とは?――専門家に具体的に聞いてみた「オレの葬式は、絶対賑やかに送り出してほしいよなあ」、「よし、じゃあ好きな曲をオレがかけてやるよ。何がいい?」――あなたならどんなお葬式を望むだろうか。
「教えて!goo」には、「自分の告別式で流してほしい曲は……?」といった質問が寄せられている。

質問者は、ある「お別れ会」で故人が自ら選曲したBGMを聴いて心が温まったとのこと。そして、「自分の好きな曲、思い出深い曲を、自分がこの世を去る時のBGM用に選んでおく……というのも素敵なことだな」と感じたそうだ。

■お好みのクラシックは?


この質問に対し、クラシック限定の回答ながら、多数の曲目が寄せられた。

「ベタですけど、モーツァルトのレクイエムですね」(aruruaruruさん)

「私の断トツ一位、フォーレ:レクイエム『死者の為のミサ曲』」(hossannpapさん)

「私だったらショパンの練習曲第3番『別れの曲』ですね。すごく旋律が美しくてゆったりとした曲で大好きです」(sterletさん)

「フィンジ『ピアノと弦楽のためのエクローグ』Op.10」(20000813さん)

「私の大好きな曲『ラベルのボレロ』です。静かにこの世を去りたいですね」(yuhyuh50さん)

やはり、レクイエムは告別式に人気があるようだ。また、世界一美しい曲とも言われるショパンの「別れの曲」も告別式にぴったりと言えよう。さらに、ジェラルド・フィンジが出てくるあたりから、回答者が癒しを求めていることも窺える。

■「音楽葬」の具体的な演出は?


さあ、では実際に葬儀において「音楽葬」という演出はできるのだろうか? できるとしたら、具体的にはどういう方法なのだろうか。心に残る家族葬の葬儀アドバイザーに話を伺った。

「家族葬で、音楽を中心とした『音楽葬』という演出も可能です。故人の好きな曲をBGMとして流す、あるいはピアニストあるいは小規模の楽団を入れて10曲程度の演奏をしてもらう合間に、故人をしのぶスピーチや、読経やお祈り、焼香や献花のタイミングなどを入れてもらうスタイルです」

「音楽葬」にすると、何か効果はあるのだろうか。例えば、参列者に故人をより印象づけることはできるのだろうか。

「記憶に残る葬儀になると思います。ご親族などに納得していただけるようでしたら、こういう創意工夫のある手作り葬儀で『この曲を聴くとあの人を思い出すな』という記憶を残してあげるのも、しみじみとして良いものではないでしょうか」

故人の好きな曲を流す「音楽葬」は、故人を癒すだけではなく、私たちをも癒してくれることになるのだろう。

●専門家プロフィール:心に残る家族葬 葬儀アドバイザー
「葬儀の参列者を遺族や近親者など、本当に故人を亡くした悲しみを共有できる方だけに限定」し、「世間体を重視している感のある告別式を簡素化」する家族葬の提案を行う。

(長澤正嘉)

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