一回も披露したことのない豆知識

...4月4日、京都府の舞鶴市で行われた大相撲春巡業の土俵上で挨拶をしていた市長の多々見良三氏が突然倒れた際、即座に観客席から土俵に上がって救命処置を施しはじめた女性たちに、ただちに土俵から下りるようにと行司が場内放送で促したという。

 さらに、この突然の事態を関係者が場内に公表することを制止し、あえて何ひとつ説明することもなく、その後の挨拶もなく競技に入ったという。

 舞鶴市は5日、市長はくも膜下出血で手術を行ったと明らかにした。命には別条ないという。 日本相撲協会の八角理事長は4日夜、「深くおわび申し上げます」と謝罪のコメントを出した。
                         (引用文献 新毎日新聞デジタル毎日)  

 そこで質問です。

 土俵には女性は上がることができない。しかし、こと生命にかかわると判断した女性たちが即座に禁を破って土俵に上がって救命処置を施しはじめたことは、やはり許されないことだったのでしょうか。また、場内に何ひとつ説明がなかったことは仕方がなかったのでしょうか。皆様は、この報道を知って、どのようにお感じになりましたか。

 なお、お礼の言葉は最小限に留めさせて頂きます。

質問者からの補足コメント

  • 熱心に綴った沢山のご回答を頂戴しまして 皆様のお気持ちがよく分かりました。
    ご意見はすべて素晴らしく、本来、BAなど選べるものでもありませんが、今回は
    ご専門の立場からの簡潔にして要を得たご回答をお寄せくださいましたNo.14の
    高い空様にBAをさし上げたいと思います。皆様 本当に有難うございました。

      補足日時:2018/04/06 18:49

A 回答 (14件中1~10件)

こんにちは。


何度も動画を再生して見ました。
私は、看護師です。
純粋に人命救助を考えた場合、あの女性達の行動を非難する箇所が見つかりません。

人命救助は、1秒でも早く、複数人で、励まし合いながら、性別わ越えて行わなくてはなりません。
彼女達は、それを行えたと思います。

場内アナウンスは、若手の人がしたと聞きますので、間違いも有った事とは思います。

土俵は、女人禁制と言うのなら、相撲協会で、男性だけで、救急時の対応が出来るように準備されて無かったのが謎です。

相撲は国技となってますが、国技を名のる責任に置いては、体系立てて、論理的に見直して欲しいと思います。
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この回答へのお礼

ご回答有難うございます。

 看護師の方の専門的なお立場からのご回答嬉しゅうございます。わたくしも、もとはCAとして心肺蘇生などの訓練を定期的に受けておりましたが、退職した現在でも毎年の消防局の救命講習を受講しております。おっしゃる通り、あの女性の方たちは、ただ慌てふためく関係者を押しのけるがごとく市長さんの傍らに割り込んで、ただちに必要な処置を開始し、しかも的確に行っていらっしゃったと感心したものでした。

 やや遅れたもののAEDも届いたようでしたが、寸刻を争うそんな場で、土俵に上がった女性たちにまるでダメダメと押し返そうとするやに見えた男性関係者たち、そして、わざわざマイクを取りに行ってから「女性は土俵から降りて…」と叫んだ行司の不思議な行動などとはまさに正反対の素晴らしい行動でした。

 土俵は、女人禁制と言うのなら、なぜ、男性だけで常時、緊急の事態に即応できるだけの準備をしておかなかったのか、まさに高い空様と同じ疑問とともに怒りさえ覚えます。

 今回の行司の「差し違え」は、おそらくは彼一人の判断の誤りにとどまらず、今日の相撲協会の管理運営における無能さの氷山の一角なのだろうと、わたくしは思います。今回の失敗はそれ自体良き教材。行司一人の問題とせず、相撲界全体の大問題として早急に改善を図ってもらいたいものです。

お礼日時:2018/04/06 18:29

私は 女性ですが 基本 女性が土俵に上がるのは 反対です。


今回は基本でなく例外の事態。人の命が関わってるのですから。
「おりろ」と言った人は単にマニュアル馬鹿。
ただ、この事で 女性の人権うんぬんまで 話が発展するのは いただけない。
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この回答へのお礼

ご回答有難うございます。

 実はわたくしも、土俵の上や、あるいは一部の社寺や聖地などで女人禁制が敷かれていることに真っ向から反対
するほどの気持は持ち合わせておりません。ですが、人の生命の維持回復はどのような掟よりも優先されるべきだ
とも信じています。

 ただ、「おりろ」と叫んだ一部の観客はたしかにマニュアル馬鹿。ですが、当の行司の発言には、ただのマニュ
アル馬鹿で済まされない何かもっと深いものを感じるのです。今回の不祥事をひとつのバネとして、日本相撲協会
の幹部たちをはじめ相撲界全体が、何がいけなかったのか、何が欠けていたのか、ぜひ考え直してほしいのです。

 女人禁制と女性の人権、これらのことについて語るには、今はまだまだその時期に非ずとわたくしも思います。
今の日本人よりももっと思慮深く、より適切な判断が下せるであろう将来の日本人にすべてを託しましょう。

お礼日時:2018/04/06 14:34

例えばあの女性たちがアナウンスに従って救命活動を行わず、舞鶴市長が亡くなってしまうことがあったら大変なことでした。


人命が失われたことは誠に遺憾であるが、伝統を重んじた行司の判断は責められるものではない、などと言うつもりだったのでしょうか。

場内アナウンスをする人間まであのような考えに動かされてしまったのが信じられません。
場合によっては人命よりも優先すべきものがある、と考えた人がいたという事実がこのニュースで怖かったところです。
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この回答へのお礼

ご回答有難うございます。

 おっしゃる通り、場合によっては人命よりも優先すべきものがある…と考えた人がいたという事実に、わたくし
もそら恐ろしいものを感じました。客席から「女は土俵に上がるな…」といった声があったとかで、行司が咄嗟に
あのようなアナウンスをしてしまった…ということらしいですが、それもこれも、ただ固定観念に捕らわれてい
て、瞬時に柔軟にして正しい判断と対処をできなかったトンカチ頭が諸悪の根源。

 相撲協会では、今後若手の教育を…などと言っているようですが、教育が必要なのはむしろ協会のお歴々、数あ
る親方衆こそ、今まさに大相撲はどうあれば良いのか、興業の安全とは何か、こうしたことを率先して考え実践に
移す判断力と実行力を養う必要がありそうに思えるのです。

お礼日時:2018/04/06 14:13

>女性は土俵に上がれないということについてどうお考えなのでしょうか


この相撲に限らず、女人禁制の場というのは日本各地に点在してますね。
沖ノ島しかり奈良県の大峰山しかり・・・
恐らく、相撲世界のごく限られたことで言い含めることが出来ないほど、深いものだと思います。
のちにも回答していますが、この出来事の後に協会関係者が塩をまいたそうです。
男子禁制の場合は性差特性によるところが大きいイメージがありますが、女人禁制の場合はもっと深い、陽に対して陰の部分が大きいような気がします。
穢れ思想があって、確か皇室に仕える女官が生理になった場合、その期間は不浄とされて皇族に仕えることが出来ないという話を聞いたことがあります。
相撲は国技という解釈がありますから、そういうことからすると相撲=崇高な儀式の一種であり、神事的な部分も多分にあります。
そうなると、穢れ・不浄なものは相容れないということで、そのひとつが女性であるということかも知れませんね。
個人的には時代錯誤も甚だしいと思います。
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この回答へのお礼

何度もご回答有難うございます。

 女人禁制の理由は、ひとつには女性の神である天照大神への心遣い、また、やはり生理(月経)という生理現象、そのほか、今日のように女性に対するマナーや思いやりや法律(掟)が確立していなかったことで、とかく女性が加わるとトラブルが起きやすかった…、たぶんそんなところだったのでしょう。そう考えるなら、まあ、ムキになって性差別だと声を荒げる気持ちにもなりません。

 ですが、ジェンダーフリーとなり、ニューハーフやホモレズ、同性婚までもが社会的に認知されてきた昨今、いまさら女人禁制にどれだけの意味があるのだうか…と疑問を感じてしまうのです。

お礼日時:2018/04/06 13:43

これに関してはごめんなさい。


むちゃくちゃです。

相撲協会は医療関係者は常時していなかったのでしょうか。
人命優先の意識は。
客席からのヤジ。
後日の釈明に救助に携わった人にのお礼がない。

全てにおいてなんかおかしい
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この回答へのお礼

ご回答有難うございます。

 そうですよね。まず客席からのヤジ…、客席から「女は土俵に上がるな…」といった声があったとか。もし事実だとしたら、人の生命が左右される緊迫した際に、よくもそんなことが言えたものだ…と呆れかえります。たかが一人か二人の馬鹿者のために、舞鶴市民の全員が馬鹿者イメージ、大迷惑をしていると思いますよ。

 行司の不用意なアナウンス、これはまず非難されてしかるべき発言だったと思います。ですが、とっさに救護に向かった看護師の女性に比べて、相撲関係者たちの対処があきらかに遅れている様がテレビ画面でも認められました。

 日頃から、こうした事態の発生の可能性を考えたこともなく、何ひとつ対策もなく、医師や救護要員、AEDの常備さえ無かった相撲巡業の現場。協会の関係筋からは、若手の教育が大切…などといった声が上がっていますが、ほんとうに教育が必要なのは理事長以下、相撲協会の年寄りどもではないかとわたくしは言いたいのです。

お礼日時:2018/04/06 13:29

あの出来事の後に、相撲協会の関係者が大量に塩をまいていたらしいですね。


これに対しては、「女性が上がったことで穢れたので清めた」という理由と、「来賓が倒れたので清めた」という理由があって、真相は分かりませんがどうも後味が悪いですね。
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この回答へのお礼

再度のご回答有難うございます。

 女性ってそれほどまでに穢れた存在なのでしょうかねぇ。でもまあ、清めのために塩を撒くという風習は、今日
でも、通夜や葬儀など弔事から帰宅した際に一般でも広く浸透しているわけですから、なんとなく後味は悪いです
が、神事としての伝統を継承する相撲界にあっては仕方がないのかもしれませんね。

お礼日時:2018/04/06 13:03

観客席から「女が土俵にあがっていいのか!」みたいな声が上がってたらしいですが。

(ワイドショーによれば)緊急時はもちろん上がっていいです(←断言)。相撲協会も大変・・。
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この回答へのお礼

ご回答有難うございます。

観客席から「女が土俵にあがっていいのか!」の声が上がったらしい…とか。たとえそうであっても、No.7の方
へのお礼にも書いたのですが、土俵が女人を忌避するほどにまで神聖な場であるなら、行司は神事を司り土俵を
任された大役なのですから、土俵に駆け上がった女性に「構いません、よろしくお願いします」と静かに言って
のけるぐらいの判断力と度量を見せてくれても良かったのにと思ってしまいます。

それができなかった行司。彼が精々この程度の判断力だったとしても、すぐさまフォローできなかった巡業関係
者たちはなおさらお粗末。これが日本相撲協会の本質。役員人事など勢力争いなどはいい加減にして、もうすこ
し体質を改善して欲しいものです。

お礼日時:2018/04/05 23:03

協会の旧態依然とした体質が露呈しましたね。


そもそものきっかけは、お客が「土俵に上るな」と言ったのですが、それにしてもアナウンスをした行司は、もし倒れたのが父親でもそのように言うんでしょうかね。
理事長は、“気が動転していて、そう言った・・・”などと言い訳をしていましたが、もし女性が下されて蘇生をしなかったために亡くなったら、協会はどう責任を取るのか疑問です。
人の命よりも伝統が大事という、協会&お客ともどもお粗末な結果でした。
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この回答へのお礼

ご回答有難うございます。

 土俵が女人を忌避するほどにまで神聖な場であるなら、行司は神事を司り土俵を任された大役、ならば、たとえ
観客が「土俵に上るな」と叫ぼうが、ならばなおさら、土俵に駆け上がった女性に「構いません、よろしくお願い
します」と静かに言ってのけるぐらいの判断力と度量を見せてくれても良かったのにと思ってしまいます。

 “気が動転していてそう言った…”と理事長が言い訳したとか。ですが、突然の事態を瞬時に見抜いて正しく判断
を下すのが行司の勤め。行司が動転してどうするんですか。でも、動転してしまったなら仕方がありません。

 でも、行司が動転して「差し違え」をしてしまったなら、どうして数居た巡業関係者がすぐ立ち上がって、女性
に心臓マッサージなど緊急対処の一切を任せ、あるいは処置をすかさず引き継ぎ、事態をたちどころに場内に伝え
て状況の修復に努めようとしなかったのでしょう。

 これまで相次いだ不祥事の経緯を見ても、今回のお粗末もまた、若い頃からただ体ひとつで過ごしてきた力士た
ちがそのまま居座った日本相撲協会の面々の頭の中身の限界がまたまた露呈してしまった、そのことに怒りさえ感
じます。

 ところでトンビさまは、女性は土俵に上がれないということについてどうお考えなのでしょうか。聞かせて頂き
たいものです。

お礼日時:2018/04/05 22:48

【黒】



これが国技であることを
自分を含め、いざという時になにもできない男どもが増えたことを
恥ずかしく思います。

「人」が育っていないにもほどがある。



大鵬の孫よ!
人の道を学び、まっすぐに成長して、正しい相撲道を確立してくれ!
腐った組織を浄化出来るのは、君しかいない!
「女性たちが土俵の上に…、あなたはどうお感」の回答画像6
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この回答へのお礼

ご回答有難うございます。

そうなんです。緊急対応をはじめた女性の方に土俵を降りるように命じた行司の方は、あまりにも判断力に欠け
ていたと思いますが、それよりもなお、何人もの相撲関係の男性諸氏があの場に居た、その人たちにもう少々の
知恵と行動力があったら事態はもっと違ったものになっていたと思います。それが誰一人できなかったことこそ
が今の日本相撲協会の本質なのかと情けなくなります。関係者は全員揃って百均マンさんの指導を乞うべきです。

お礼日時:2018/04/05 22:01

まず言いたいのは、今回の出来事はまさに女性蔑視の見本そのものだということ。

古くから、船乗りや酒の仕込みなど方々で女性を忌み嫌う風習が生まれてきた。それにはそれなりに理由もあったのだと思う。男の世界に女が入り込むととかく余計な事が起こりやすい。あるいは、女性には生理(月経)があり、適切な処理の用品が無かった過去では女は不浄な存在といった感覚が芽生えた。これらは確かにそれなりの理由として絶対に不自然だとも言い切れないとは思う。だが、なぜ土俵の上に上がってはならないとされたのだろうか。相撲は神事として行われたということだが、わが国には天照大神をはじめ女性の神様も多い。なのになぜ、この現代に及んでも、そして緊急の際にさえ、なお女性を排除するのだろう。

つぎに言いたいのは、相撲関係者のトンカチ頭振り。行司はただの飾り物ではないはず。一応はレフェリーとしての役目がある立派な役職だ。だが、足が俵を割ったの肘が土に付いたのと、たたそれだけが行司の仕事なのだろうか。土俵の上で市長が倒れた、間髪を入れず土俵に駆け上った女性には、おそらく即時の対処に経験があったのだろう。そんな要人の生命が左右される貴重な瞬間に、有能な援助者に対して、決まりだから土俵から降りろと命令するようなトンカチ行司などはもはや飾り物にもなり得ない。また、その場で本来あるべき正しい判断を下せなかった巡業部長をはじめ相撲関係者たちもまさに同罪、トンカチ頭の烏合の衆にしかすぎない。とにかく、今回のこの不祥事が、そうでなくてもとかく問題の多い相撲協会の真の体質でないことだけは祈りたい。
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この回答へのお礼

ご回答有難うございます。

 大変な長文ですが、おっしゃることはよく分かります。今回の出来事はまさに女性蔑視の見本そのものだった
とわたくしも思います。ただ、古代以来、女性の力士も居たといいますし、男女の取り組みもあったということ
です。それが、開国の頃に西洋から非難されて以来、相撲はただ男子のみの神事となったと聞いております。

 いずれにしても、なぜ女性が今日もなお差別され続けているのかを、行司の方も日本相撲協会の方々も、もう
すこし系統だった認識を持っていてもらいたいものてせす。

お礼日時:2018/04/05 21:22

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