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現在、オンプレミスサーバーを持つよりもクラウドサーバーにしたほうが良いと思うのですが、オンプレミスサーバーのメリットは何ですか?

A 回答 (4件)

オンプレミスサーバのメリットは何をおいてもともかく安い事です。


42Uラックを丸々使い切れる程度の規模のインフラを整える場合サーバセンタでラックを借りれば、TCO(総保有コスト)は2/3位まで低減できます。
一方サーバセンタを丸ごと保有できる程度の規模のインフラをとと乗れる場合は、TCOは半分以下にまで下がります。
(バックボーン回線のコストまで詳しくないので推測が混ざりますが、1/4位まで下げられると思います)

どちら有利かは使い方によります。継続的・予想可能・大規模という要素が強くなればなるほどオンプレミスサーバの方が有利になります。
また、業態によっても状況が激変します。

例えば、Docomo、Au、Softbankの様な携帯電話通信網を提供する会社の場合は、必要サーバ数は10年単位で予想できますので、サーバセンタを建てた方が有利になります。
特に唯一日本国内にまで回線が伸びているインターネットTier 1であるNTT Comunicationsの場合、日本の全インターネットの出口となりますので人口動態と通信料増加というもはや100年単位で予測できる世界で動いています。
NTT Comunicationsの見ている世界になるとサーバセンタや海底ゲーブル敷設どころか、海底ケーブル敷設船を建造するという世界になります。

一方でニュースで話題になりましたが、東京オリンピックの申し込みにはクラウドサーバが使われて話題になりました。
この場合、非継続的・予測困難・大規模となります。このような場合、初期コストの高いサーバセンタを建てると回収不能になりますし、オンプレミスサーバでも困難でしょう。

業態による差ですが、例えばユニクロの場合、どんなに頑張ってもオンプレミスサーバを管理する人材は急増させられませんから、オンプレミスサーバの管理を外注するか、クラウドサーバになります。
一方で200人規模のシステムインテグレータを想定した場合、廃棄予定で倉庫に保管しているサーバを引っ張り出してきて、プロジェクトでマージンとして割り当てていた人を連れてきてサーバ構築するという芸当ができます。
後者の場合、殆ど追加コストなしで高度に自己管理できるというオンプレミスサーバの利点と、柔軟性というクラウドサーバの利点を併せ持ったものになります。
このような場合、クラウドサーバは出る幕が無いどころか検討の対象にさえ上がらなくなります。

データセンタを建てるのが良いか、サーバラックを借りてオンプレミスサーバが良いか、クラウドサーバが良いかは、持家が良いか、賃貸が良いか、マンスリーマンションが良いかの関係と似ています。
クラウドサーバは手段であって正解ではありません。
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客先の営業所が去年の台風で「自店内は無事だけど、NTTの局側が停電して電話回線もネット回線も使用不能」って状況に陥ったんだけど、オンプレミスサーバだったんで営業所内で完結する業務だけは回せました。


これがクラウドサーバだったら、完全にお手上げになるところだったのではないかと。
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私もクラウドの方がいいと思います。



オンプレミスのメリットとして、
セキュリティ面で、
「自社内の方が機密性が保たれる」
という考えが根本にあるようです。

オンプレミスによって
不確定要素を減らしたい。
カオスの領域に手を出すと管理できない。
という思いがあるのかもしれません。

GAFAのサーバーの堅牢性と比べたら、
日本の中小の自社サーバーなど・・・。
と考えてしまいます。

それでも、社内LANがすべて
10GBASE-TXなら、オンプレミスにも
通信速度のメリットがあります。
それも5G通信が当たり前になれば崩壊しますが。
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サーバーを自分の管理下におけるってことから、セキュリティや障害対策など、自分の思い通りにできるのがいいですね。


最近、Amazon、Google、Microsoftのクラウドでトラブルがありましたけど、サーバを集中していると、それがとまったとき、何も仕事ができなくなったりします。

自分たちのヘマからシステムトラブルになるなら納得できる面もあるけど、クラウドのトラブルで大きな損害を受けるのは、納得できない気になるかもしれませんね。
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