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10年ほど前に読んだ本の題名が思い出せません。
短編集で、そのうちの一つの話を覚えています。

主人公は莫大な賞金を目当てに、命をかけたスカイダイビングに参加します。飛ぶ前にパラシュートの入ったリュックを選ぶのですが、その中にはパラシュートが開かないリュックがあり、それを選んだ人は落下して死んでしまいます。
これはテレビで娯楽として中継されており、人気番組のようです。

主人公は落下中に自分のパラシュートがなかなか開かず焦るのですが、結果開き、その後に賞金を手にして豪遊するシーンに移ります。



幸せ絶頂のいいところで、場面が急に落下中に戻り、パラシュートが開かなかった主人公は地面に激突して死んでしまいます。
何が起こったのかというと、主人公はいわゆる走馬灯のようなものを見ており、実際にはパラシュートは開かず、落下する現実に耐えられずに、死の間際脳が現実逃避をしていたのでした。

落下して割れた主人公の頭を、「まるでスイカみたいだ」と、番組スタッフの清掃員が片付けて話が終わります。

大体こんな感じだったと思います。
内容は結構覚えているのですが、題名や作者が全く思い出せません。
よろしくお願いします。

A 回答 (1件)

ハイネの「まさかの結末」ではないでしょうか。


この本の「死者の挨拶」という話が、質問にあげられた話と似たあらすじです。
http://tkat.blog55.fc2.com/blog-entry-110.html
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この回答へのお礼

間違いないです!
スッキリしました、ありがとうございました!

お礼日時:2020/10/15 15:49

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