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問3、経済産業研究所は、同研究所の職員を対象に2020年3月に在宅勤務の生産性に関する調査を実施した。具体的な質問は「オフィスで仕事をするときの生産性を100としたとき、在宅勤務の生産性を数字でいうとどの程度ですか?」というものであった(100を超える数字を含みうる)。調査の結果、有効回答数は64、平均は63.0、標準偏差は33.0であった。この調査結果を用いて、在宅勤務の生産性はオフィス勤務と同じであるかどうかを有意水準5%で仮説検定し、その結果から何がいえるについて述べなさい。なお、帰無仮説と対立仮説を必ず明示すること。

問4、問3で取り上げた調査について、在宅勤務の生産性がオフィス勤務と変わらないかどうかを検証するという観点から、調査設計上の問題点を2つ以上指摘し、それらを改善するにはどうすればよいかについて述べなさい。



分かる方いたら教えて頂きたいです
宜しくお願いします。

A 回答 (7件)

#6です。



なんだか、ご質問者にご迷惑をお掛けしたようなので、きちんと回答します。

問3

母平均の差の検定、母分散未知、両側検定を行います。

帰無仮説は、H0:μ=100
対立仮説は、H1:μ≠100

検定統計量は、to=(63ー100)/(33/√64)=-8.97

t表より自由度63、有意水準片側2.5%を読み取ると、
t(0.025, 63)=ー1.998

結論は、差があると言える。

問4

①これは、後向きの調査であり、在宅勤務以外の多くの因子が交絡している。そのため差があると言っても、原因が在宅勤務であるとは言い切れない。もし在宅勤務の影響を調べたいのであれば、交絡因子を統制した前向きの調査を行う必要がある。まず社員を、年齢・性別・家族構成・職位・住環境等に着目して層別サンプリングによって均質な2群に分け、一方を在宅勤務に、他方をこれまでどおり出勤させ、それぞれの生産性を調べて比較しなければならない。

②t検定はサンプルサイズが大きいと差が無くても有意になる危険性がある※。また、前提としている出勤時の生産性の分散と今回のサンプル(在宅勤務)の分散は大きく異なっている可能性も否定できない。この場合は計量値の検定に代えて計数値の検定を行う。具体的には、100を下回った者と上回った者に分け、その比率が0.5ずつである、を帰無仮説にして二項検定を行う。
例として、生産性が下回った者が64人中40人であれば、差は有意ではない。
(ただし、この場合もサンプルサイズを大きくすると(たとえば640人中400人のように10倍にすると)当然有意になりますから、注意しなければなりません)

※t値って、自由度20以上では、ほぼ2なんです。一方、検定統計量の分母はn数が増えるに従ってどんどん小さくなるからです。
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>アンケートの内容・・・



出題の意図は、そこではないような気がしますけど・・・、私個人は。
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> 「思っているかどうか」なんてどこにも書いてありません。



各人の生産性を自分自身に評価させてるじゃないですか。
数値で答えさせているので、値に意味があると錯覚する人もあるでしょうが、
アンケートの内容は、あくまで自己の主観評価です。
それを「思う」って言ったんですけどね。
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「思っているかどうか」なんてどこにも書いてありません。



例えば、今日予定していたプレゼン資料の作成が、出勤していれば2時間で完了したのに、在宅だと参考にしたい資料が手元に無くてPDFで送ってもらったり、要修正箇所を上司と何度もやり取りしたために、最終的に4時間掛ったのなら、生産性は半分に落ちています。

サラリーマンの勤怠管理は(当該研究所は分かりませんが)、そんなズルズルではありません。1日のノルマをこなしていくのに、所定時間内で出来たかどうかという調査をしていると思います。

この問題は、そういう前提で考えないといけないと思います。
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百歩譲って、このアンケート調査から判るのは、


在宅勤務の生産性はオフィス勤務と同じであるかどうか
ではなく、
在宅勤務の生産性はオフィス勤務と同じであると当の職員が思っているかどうか
だけです。
統計処理以前に、アンケートの時点で無意味な調査だと思います。
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企業で統計を推進する立場の者です。



ご指摘は#1さんのおっしゃる通り。

経済産業研究所って、本当にこんなでたらめな調査をしたんですかね。問4は良問。ツッコミを書きますのでヒントにして下さい。

・同所の職員で在宅になった連中はもともと生産性の低いヤツらかも・・・

・介入の無い後付け調査・・・この場合は、生産性の上がった者と、下がった者を分け、その原因について仮説を設けて研究すべきだが、本来は何を研究したかったのか、だったら介入すべきでないのか・・・

・サンプル数64って、ピーチパラノイア?

・今も出勤しているヤツらについては調べていないけど・・・彼らは、生産性は変わらないハズなのに、低いヤツらを切り捨てたんで、見かけ上平均値は上げっているかも・・・


次の語句を、上記のツッコミに関連付けて作文して下さい。改善は自分で考えて下さいね。

・サンプル・セレクション・バイアス

・ケース・コントロール研究・コホート研究

・ランダム化比較試験

・バックドア・パス

・交絡

・サンプルサイズと検出力

・ウィル・ロジャース現象


企業で行う統計研究に比べてレベルが低すぎです。経済産業研究所って、本当に上記のことを知らないんでしょうか。こんなところに税金使うべきではないと思います。
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期末試験の丸投げであることは、前の質問から明確ですよ。

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