No.5
- 回答日時:
そんな話、司馬遼太郎自身が思っていないでしょう。
腕力を「体力」に置き換えてもいいと思います。一晩か、二晩くらい、徹夜してでも書き上げてしまう事ができるのが、短編です。志賀直哉などは唯一の長編賞小説「暗夜行路」を除けばほとんど短編小説ばかりです。それには、その人の向き不向きがあります。漱石は比較的長編が多いのは朝日新聞の連載が多かった為でしょう。学校の教科書には「長編」は載せられない。だから漱石の作品は、「こころ」のように最後の部分を切り取った形で載せています。早速のご回答ありがとうございます。
<腕力を「体力」に置き換え>るのですね。
<一晩か、二晩くらい、徹夜してでも書き上げてしまう事ができるのが、短編>なのですね。
No.4
- 回答日時:
芥川龍之介は、長編が書けなかったせいもあるが、短編ばかり書いていた。
そして35歳で自殺した。
ある意味、「短編40歳限界説」の正しさを証明しているのかもしれない。
それはそれとして、だいたい、短編なんてのは出版社の月刊誌などから依頼されて書くケースが多い。
となれば締切が厳しい。
若いうちは無理して徹夜で間に合わせることも可能かもしれないが、そういう無理を「腕力」と云っているのだろう。
40過ぎたオッサンやオバハンにはそんなの無理だ。しかも長編だけでメシが食えるようになった大家にはそんな無理をする必要もない。そういうことを司馬大先生は仰っておられるのだろう。
No.3
- 回答日時:
司馬さんは確か、外語大のモンゴル語科。
対する田辺さんは、女子大で日本文学をなさったので、王朝文学に造詣が深かった。田辺さんについて、某編集さんは、対談で、”今は一休みしているが、まだ、(大学時代蓄えた)引き出しはありそうだ”と述べていました。”笑えて来る家族・夫婦もの”や、”平安時代の怪奇物”。。。全て短編。。。が終った時期でした。
編集さんの言うように、短編にできるようなアイデアを生み出し続けるのは、余程引き出しが多くない限り、40以降は至難になってくるんでしょう。
知り合いがのソフトウェア・エンジニアが、40歳を機に、管理職に回されたのに似ていると思います。本人は、まだまだプログラミングをしていたかったので、可哀想でした。
早速のご回答ありがとうございます。
<短編にできるようなアイデアを生み出し続けるのは、余程引き出しが多くない限り、40以降は至難になってくるんでしょう。>ですね。
アイデアを生み出す(独創と言ってもよいのでしょうが)のは、若い時代なのですね。
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