
先日、お子さんに学童で将棋を勉強させるにあたり盤駒を購入したというお父さんと話をしました。
藤井5冠の話になり、
彼の強さを、将棋を知らない人に説明するにはどれが適当ですか? との質問。
プロの世界で、勝率6割を超えるのはすごくてましてや7割超えとなるともうTOP10、
藤井5冠は8割を超えているのでプロの中で1番強い。
という説明くらいしかできず、お父さんは
野球の3割バッターがすごいといっても、10のうち3つしかヒットが打てないようなら大したことがない、と言われるので説得力ないですね、と言われました。
でも勝率の高さ意外に、その人の強さを表現するのはなかなか難しいように思いますが。
どうでしょうか。
よろしくお願いします。
A 回答 (7件)
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No.7
- 回答日時:
>1億稼ぐ人はほかにたくさんいるので。
なら、別に説得しなくてもいいんじゃね?
囲碁将棋はかなり異質な世界だ。
収入も名声ほどはたいしたことはない。
その中で如何に強くても将棋自体を知らない人間に説明はできても理解は得られないよ。
まず、その必要が無いわけだから。
まず棋士と呼ばれる集団の凄さから。
将棋の世界では4段以上を(プロ)棋士と呼ぶ。
女流は別枠ネ。
で、この棋士になること自体がほとんど不可能なわけだ。
入口として、将棋連盟傘下の奨励会と呼ぶものがある。
まず、ここに入会しなければならないが、これが大変にハードルが高い。
目安として、、、アマチュアで様々な大会(棋戦)があるが、赤旗戦やアマ名人戦などは各都道府県の地方予選を勝ち抜けて代表となり、全国大会へと進むわけだ。
プロ棋士の推薦をもらい(=師匠)試験を通過して奨励会に入会する小学生は、この県代表になれるくらいの実力を必要とする。
およそアマ5段で奨励会の5級くらいか?
これでも奨励会の級位クラスだ。
あとはこの天才揃いの集団の中で壮絶な生き残り戦が始まるわけ。
成績により昇級、昇段。
二段から三段に昇段すると、そこで三段リーグと呼ぶ別枠の戦いがある。
三段リーグは平均して35名、ここで半年毎の総当たり戦を行い、その1位と2位だけが晴れて昇段、4段で棋士となるわけだ。
ここでネックが年齢制限。
25歳を迎えてしまったら、次のリーグ戦には参加できず退会となる。
仮に二十歳で三段リーグに参加したとして、チャンスは10回。
多いと思う?
司法試験だって10回チャレンジしてダメな受験生はたくさんいる。
それまで将棋一筋にしか生きて来なかった将棋バカが、この若さでいきなり世間の荒浪にもまれてしまう。
だが、ほとんどがの会員がこの運命だ。
天才の集団の中でさらに一層の才能と運と努力を兼ね備えた人間だけが晴れてプロ棋士になれる。
>野球の3割バッターがすごいといっても
パンピーからしたらプロ野球選手もすごいんだろう。
だがプロ野球選手って試験ある?
ドラフトで指名されて、指名選手で総当りして試合して負けたチームは帰れ、とか。
プロ野球選手が簡単とは言わない。
だが棋士は年に4人しかなれない。
この重さはすごいと思うよ。
この天才集団の中で8割以上の勝率だ。
チーム戦じゃないので自分の力が全て。
しかも定跡にとらわれない、「新手」と呼ばれる新しい定跡すら実戦で作ってもいる。
藤井さんのすごいところはいくらでもある。
まず順位戦に圧倒的に強い。
タイトル戦にも圧倒的に強い。
それに過去に苦手としていた相手にも研究の結果を出して克服している。
棋士の強さの指標はいくらでもあるよ。
藤井さんのようにタイトルホルダーになると予選をしないのでどうしても対局は減る傾向にある。
(タイトル戦は予選で負ければそこで終わり)
なら、勝率だけでなく対局数も見たらいい。
直近の成績は、、、
・今年度成績 15勝4敗(0.7894)
・対局数ランキング 10位(19対局)
・勝数ランキング 6位(15勝)
・勝率ランキング 4位(0.789(15勝-4敗))
・連勝ランキング 16位(6連勝)
対局数が意外と少ないのは、藤井さんがディフェンディングチャンピオンだから。
わかるかな?
かなり特殊、狭い世界だ。
これを野球の打率と同列には置き換えられない。
無理やり打率に置き換えるなら、、、
リーグトップの投手が10人揃って一人ずつ投げる。
この10回でどのような状況でも必ず3本の以上安打を打てる。
何度繰り返してもほぼ同じ打率の繰り返し。
例えば10人10回で100連続のピッチング&バッティングとなるが、この100回のどこの10回を抽出しても必ず3割安打となっている。
10連続安打のあと10連続の凡打ではいけない。
安定性も含めての正真正銘の3割バッターだ。
藤井さんはこれをしている。
A級とは名人を含む棋界の頂点の11人だ。
しかも5冠。
ここまでくれば順位戦はもちろん、タイトル戦も挑戦者はその時の1番強かった棋士が上がってくる。
頂上決戦を勝ち続けているわけだ。
この若さで…
それよりも、詰将棋選手権で小学6年から5連覇のエピソードのほうが驚くけどね。
元タイトル経験者を含む現役棋士も参加する中で時間を余らせての全問正解をした小学生。
昔の棋士は「大局観」と呼ぶイメージを大切にした。
局面をひと目見て、パッと最善手が浮かぶこと。
つまり直感。
藤井さんは、この直感に瞬時に奥深く手を読んで裏付ける理詰めをしているように思える。
野球の体育系と将棋の頭脳系はそもそも比較の対象とならないしね。
No.6
- 回答日時:
お礼について<たいてい「質問文」は後半部分にその要点があるのが普通でしょう。
>散文的にはその通りだ思いますが、仕事関係では最初に結論を述べることが求められます。結論を後にすると何を言いたいのかわかりにくいからです。裁判の判決文もそうですね。
今回は蛇足を後ろに足したのですが、文字量が後ろのほうが多かったので勘違いさせたようです。
ご丁寧なお礼を頂き、ありがとうございます。
春閑さん、お礼が遅くなりました。
以後、まず質問内容の要点を書く。
次に、質問したいと思った経緯を散文的に書いてみる。
そういう書き方をしてみて、行き違いが起こるかどうかの検証もしてみたいと思います。
ありがとうございました。
No.5
- 回答日時:
お礼について<それは親の話であって、5冠がすごいことの説明にはならない。
>成程。
「プロも参加する日本詰将棋選手権に小学生で初優勝してから5連覇中。」
この回答は参考になりませんでしたか。失礼しました。
この質問の冒頭では、親が子供に将棋をやらせたがっているお話かと理解してしまいました。
無理に親が押し付けようとしている印象だったので、回答の後段は、親御さんに対する留意点として老婆心ながら付け足した次第です。
重ね重ね失礼いたしました。
自分の子に将棋を教えたい父親がいる
5冠の強さを分かりやすく説明するにはとの質問を受ける
どう答えるのが分かりやすいのか悩んでいる
という流れなので、質問内容はどう父親に答えるのかということです。
たいてい「質問文」は後半部分にその要点があるのが普通でしょう。
>初優勝後5連覇
これも5冠の強さを表現しているのは確かです。
ん、これはかなり説得力あるかもしれませんね、気が付きませんでした。
前回のお礼が失礼な書き方にもかかわらず、ご丁寧な回答をありがとうございます。
No.4
- 回答日時:
年収で説明するとか?
プロ棋士平均700~800万、1000万以上は1割くらい、そんな中で彼は1億円プレーヤー。
すご!そんだけ強いんだね~。ってならないかな?
年収の話をするとなると、額が大きいからと言ってその人の超人さを理解してもらうには苦しいような気がします。
1億稼ぐ人はほかにたくさんいるので。
5冠がその世界でどれほど超すごいのかを説明したいのです。

No.1
- 回答日時:
勝率でいいと思いますよ。
そもそも野球の3割バッターが大したことないと勝率8割が並列で話されてるのが意味不明です。
>勝率でよい
ですよね、安心しました。
>3割バッターと勝率8割が並立は意味不明
同じ土俵に立てないということでしょうか。
打率:安打数を打数で割る 安打を打つ確率
打者を評価するための統計的指標の一つ
勝率:勝利した割合を表す 勝った数÷勝負した数
これらを踏まえると、
野球でも勝率はありますね。
投手の成績で、藤本英雄氏の .697(勝ち200負け87)
これを見ると、リッチリッチさんのおっしゃるように3割バッターと勝率は同居できないと分かります。
因みに、リッチリッチさんなら、どう表現しますか?
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>A級は11人
A級は10人です。
(字数オーバーというので、2回に分けて)
>野球と将棋は比較対象とならない
私は、比較の対象にはなると思っています。
理由は、どちらも勝ち負けのある勝負の世界であること。
なのですが、勝ち負けを言うと団体戦と個人戦の違いがあるので何ともとは思います。
プロの個人競技で勝ち負けがある・・
やっぱ、「勝率」かな。