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抽象画というのがどうも分かりません。ある事象に対して己の感覚の趣くままに表現しているのはいいのですが、絵だけみると小学生の絵に見えて仕方ないのです。

ピカソは言うに及ばずゴッホもルノアールも本物を何度か美術館で見ましたが「ちょっと上手いね」くらいにしか感じられません。(写実画か抽象画か分かりませんが。。)

名画をけなすと「芸術を解しない無知な人」と言う風潮はおかしいと思うのですがどうでしょう?
というか「本当にあなた達はこの絵の素晴らしさが分かってるの?」と思ってしまいます。
仮に抽象画が「真実として素晴らしい」とすると99%くらいの人はその真実が実感できないんじゃないでしょうか?

A 回答 (14件中11~14件)

えーと、ピカソ美術館とか、ピカソの画集などはご覧になったことがあるでしょうか。


ピカソに限ったことでは無いのですが、ピカソも抽象画ばかりを書いていたわけではありません。
画集等を見れば分かりますが、すばらしい写実画も多く残されています。
つまり、有名な抽象画家さん達は、描こうと思えば、何でも描けるような、すごい技術力を持っているわけです。
そんな、彼らが、何故ああいう、一見子供が描いたように見える絵を描いたかというところに、彼らの思想や、感性があるわけです。
ですから、同じような絵に見えても、単に下手な絵しか描けない人が描いた絵と、本当は何でも描ける実力を持っている彼らが、描いた絵では、意味(思想?)が全く違うわけです。
つまり、彼らにとっては、精密な絵?では表現しきれない何かを表現したいという衝動?があったからこそ、ああいう絵を描いたのです。

ちなみに、クラッシックの前衛音楽なども、一見、出鱈目な雑音としか聴こえないものもありますが、実はそれを演奏している彼らは、世界でもトップクラスの演奏技術をもっており、当然、普通の曲は何でも弾けるだけの実力を持っています。
彼らの場合も、ピカソなどの抽象画家と同じように、普通のメロディーや演奏方法では表現しきれない何かを表現しようとして、あのような雑音を奏でているわけです。

簡単に言いますと、まったく同じに見えるチューリップの絵でも、大画家が描いた場合と、幼稚園生が描いた場合では、その絵の意味が全く違うということです。

ですから、その思想性?までをも理解しようとしないと、かれらの芸術は、単なる子供の作品にしか見えません。
だからと言って、誰にでも、その思想まで理解しろと強要しているのではありません。
その裏に隠されている思想を読み取ってまでしてでも、感動したいと思う人はそうすればいいし、そんなものはどうでもいい、私には現実に表面に見えている物が下手にしか見えないし、そんなものに感動などできないという人もそれはそれで自由だと思います。
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この回答へのお礼

他の方のご回答にもありましたが、単純に絵だけ見るのではなく、作家の心情や背景を知らないと魅力半減以下なのですね。
なんだか抽象画は芸術と哲学の狭間にあるような感じですね。

お礼日時:2005/04/20 15:50

私も美術はさっぱりです。


以前あるパーティーの福引が当たり、割と有名な作家が作ったタペストリーを貰いました。
何だか判らずに家にかけておいたら、数ヵ月後姉に「逆さま」と指摘されました。
姉は美術教師で、一目見てすごく良いものと言うので、価値が判らない人間が持ってるよりもと、あげました。
私も抽象画に関して姉に聞いたことがありますが、基礎をきちんと勉強した画家の抽象画と小学生の絵とは自ずと違いがあり、わかる人間には判ると言います。
私は判りません。
ただ小学生のような絵ですが「裸の大将、山下清」のちぎり絵は、ある料亭にご招待で行ったときに見ましたが、ひき付けられました。
美術は感性ですから、100人いれば100通りの感じ方があり、抽象画の判らない私などもそれが個性と考えてます。
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この回答へのお礼

やっぱり嗜好の問題なのでしょうね。
98kinさんのご意見を参考にすると抽象画全般が理解不能と言う訳じゃなくてある種ひきつけられる作品もあるのですね。やっぱりたくさん見てから判断しないとダメですね。

お礼日時:2005/04/20 15:48

>名画をけなすと「芸術を解しない無知な人」と言う風潮


 そんな風潮は存在しません。
 一部の通ぶった人だけです。

 あなたの感想はあなたの主観であり、別に全然間違ってません。
 ただ、ピカソの絵が好きな人とは交わらないだけです。
 俺だってゴッホの「ひまわり」とか、「時代の流行に乗れてよかったね」としか思いません。

 ちなみにピカソの絵はですね……。
 5つくらいの方向からデッサンした絵を、1つの絵画の中に同時に描き込むという手法を取り入れていて、完成した絵をボーッと見る分には、たしかにデタラメなものにしか見えないものなんです。
 なので、「ピカソはいったい何を描いたのか」ということを研究する研究会が開催されたりします(笑)
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この回答へのお礼

>そんな風潮は存在しません。
>一部の通ぶった人だけです。
はい、書いた後で私もそう思いました。
よくよく考えると周りにもそんな人いませんw

>5つくらいの方向からデッサンした絵を、1つの絵画の
>中に同時に描き込むという手法を取り入れていて
ナルホド!それは知りませんでした。だからでたらめに見えるのですね。
芸術家の考えてることはよく分かりませんw

お礼日時:2005/04/20 14:10

たとえば。


ピカソの絵と一言に言っても
どの時代のものを指しているのでしょうか?

時代のよって彼の絵は全然違います。
私は芸術に関して知識はぜんぜんないですが、
そんな私が見ても明らかなくらい画風がちがいます。

それに絵画だけでなく、オブジェや版画などの作品もあります。

私は彫刻の森美術館にあるピカソ館に行った際に
すごく楽しめましたよ!
私には理解できない絵画でも解説を見て納得できる部分とかもありました。

でもピカソが己の感覚の趣くままに表現したのと同じで
ピカソの絵が下手に見えるというのはsasuke55さんの己の感覚だとおもうので
それは大切な感覚だと思いますよ!
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この回答へのお礼

ご回答ありがとうございます。
素晴らしいという人は確かに結構いるんですよね。
主観の問題なのでそれまでなのですが。。
ピカソは前半は写実画を描く人だったんでしたっけ?
後半は溢れ出す己の激情を筆では表現しきれなくなった絵という感じしかしないですw

お礼日時:2005/04/20 14:08

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