統合失調症自衛官

重度の統合失調症で陸上自衛官を続けている
隊員がいるそうです。射撃には参加、
自衛隊車両の操縦もしているそうです。
子育てと家のロ−ン支払いを理由に
退職を拒否しているそうです。
自衛官で重度の統合失調症って、免職の
理由にならないんでしょうか?

No.1 回答者： マルクス_アウレリウス 回答日時： 2023/07/30 10:38

自衛隊的には、入隊時の検査でその様な「先天的障害は無いもの」と判断し採用、をしている訳ですから、「こいつには障害がある！」という事を理由に退職させる道は無いに等しいのです。

もし、その様な理由で退職させることがあれば、「採用時の基準や検査に問題があった」「精神的不安定な人物に銃火器を持たせた」「隊員一人ひとりの監督ができていない」等として様々な方面に、過去に遡って調査し処分や対策を練るなどの膨大な労力が必要になります。
そのため、「免職の理由にならない」ではなく、組織的に「免職の理由にしてはいけないという暗黙の了解があるという」方が正しいかと思われます。
また、晩年人員不足な組織ですので、採用基準を厳しくしても更なる人員不足の深刻化が起こります。人員不足ですので当然、レベルの高い審査を行う組織的体力もありません。
組織上層部がその様な隊員の存在を認識しているか否かは定かではありませんが、各職場で「その隊員が問題を起こさない様に」手取り足取り面倒を見ている感じでは無いでしょうか。