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NHKの大河ドラマは源義経・頼朝、織田信長、豊臣秀吉、徳川家康、坂本龍馬、西郷隆盛、渋沢栄一といった人たちが新しい時代を切り開いていくとことが主要なテーマになっています。それでは室町時代を始めた足利尊氏、戦国時代を始めた北条早雲はなぜ出番が少ないのか。足利尊氏はもちろん太平記がタブーになっているから。北条早雲は???。ましてや戦国時代は大河ドラマで最も重要な時代ではないですか。それを始めた栄えある北条早雲を出場させないなんて日大アメフト部を廃部にしないよりもっとおかしいと思います。また低い身分からのし上がっていくということも大河ドラマの主要なテーマです。それを如実に示しているのが「国盗り物語」の斎藤道三です。道三が獲得したのは美濃一国にすぎませんが、油売りの商人から身を起こし、うまく立ち回って領主にとって代わり、下剋上で国盗りに成功したことが評価されて大河ドラマの主役に抜擢されました。のし上がって行きさえすれば仕事なんかしなくてもいいんです。それを如実に示しているのが「功名が辻」の山内一豊です。一豊は大した仕事はしていませんが、世渡り上手、ごますり上手で出世しました。これから仕事なんかしなくていい、またのし上がるための手段はなんでもいいということが分かります。のし上がることにかけては北条早雲も出色であることはいうまでもありません。北条早雲は伊勢の素浪人ではなく幕府の高官だったんだよという人もいますが、そんなことは関係ありません。当時の室町幕府をまともな政権だったと思ってはいけません。将軍の力は弱く、諸大名たちは幕府を無視して勝手なことをしていました。そんな政権で高官だったといっても何の自慢にもなりません。それに重要な役職を投げ出して地方に行ってしまうなんて無責任ではありませんか。実態としては都で食い詰めて一旗揚げてやろうとわずかばかり(5人)の供を連れての都落ちだと思われます。この5人という数字は赤穂浪士の47人よりも少なく、宮本武蔵の一人よりは多い数字ですが、お世辞にも「大勢力」とは言えないでしょう。したがって北条早雲はのし上がるということにかけても合格です。優先度の低い人が一人や二人出るなら「まあ、そういうこともあるさ」で済ますことができるかもしれません。しかし北条早雲より優先度の低い人は一人や二人ではなく、数えきれないくらい大河ドラマに出場しています。たとえば宮本武蔵は呼ばれてもいないのに大坂の陣に押しかけ参陣して行きましたが、「剣豪が一人くらいいても戦力にはならない。味方に付いてくれてもくれなくても、どっちでもいいよ」とか言われて相手にされませんでした。だから私は今回も期待していませんでした。期待はしていませんでしたが、それでも再来年の大河ドラマを知って衝撃を受けました。再来年の主人公の一人が何とあの田沼意次だというのです。よりによって田沼意次!江戸時代で、いやひょっとしたら日本の全歴史を通じて最も汚い政治家と言われる田沼意次。政治を腐敗させ、倫理などなきものにし、ロッキード事件の遠因になった(ホンマかいな)とも言われる田沼意次。その田沼意次を低い身分からのし上がって行ったというだけの理由で出場させるのですか。あの田沼意次が?あの田沼意次が!あの田沼意次...田沼意次にはなぜ「あの」をつけたくなるのでしょう。だって、賄賂で有名なあの田沼意次ですよ。もはや「あの」は田沼意次の名前の一部になっているというべきでしょう。田沼意次の前につくのが「あの」であるとすれば、後ろに必ず続くのが「賄賂」です。賄賂もまた田沼意次の名前の一部になっているというべきでしょう。源義経の正式な名前は源九郎判官義経というのだそうですが、田沼意次も正式な名前は田沼賄賂介意次(タヌマワイロノスケオキツグ)というのだそうです(本気にしないでください)。かって平将門が大河ドラマに出場した時、権威に反逆して東国に独立国を作ろうとする気概と夢と溌剌さが感じられました。それは北条早雲にもあると思います。田沼意次にはそんなものは微塵もありません。ただただ政治を腐敗させただけです。私はゴマすりの山内一豊や賄賂の田沼意次が出てくると嫌悪感を感じ、汚いものを見るような目で見てしまいます。一方、北条早雲がだまし討ちで小田原城を乗っ取ると痛快だと感じてしまいます。だまし討ちだって汚いことに違いはないのにこの差は何なんでしょう。いずれにせよ、大河ドラマにはゴマすりや賄賂よりだまし討ちがふさわしいことは言うまでもありません。大河ドラマは「樅の木は残った」の原田甲斐のような善人は例外でむしろ悪人が賞賛されます。柳沢吉保とか平清盛とか北条義時とか「悪がのし上がって行く」というのが一つのパターンになっています。北条早雲はこのパターンにも対応しています(田沼意次も対応していますが)。田沼意次の名誉のために言っておくと、田沼意次も仕事はしています(手賀沼の干拓事業など)。しかし田沼意次は賄賂万能の風潮をまき散らしました。こんな男はのし上がって行くよりものし下がっていく方が社会のためだと思います。私は牧之原市のホームページを見てぶっ飛びました。何とそこには田沼意次は「市ゆかりの偉人」と書いてあったのです。
https://www.city.makinohara.shizuoka.jp/soshiki/ …
いっ偉人?あの田沼意次が?私は最初、この「偉人」というのは何かの誤植かと思いました。次に、これは皮肉で偉人と書いているのかと思いました。しかしどうやらどちらでもないようです。本気で田沼意次を偉人と考えているのでしょうか。私はNKHや牧之原市の人に聞きたいです。あんな賄賂政治家を偉人扱いしたり、大河ドラマに出したりして子供の教育に悪いとは思わないのですか。だいたい、NKHは贈収賄に甘すぎると思います。NHK連続テレビ小説を見ていたら次のようなシーンがありました。主人公が警察の取り締まりのため音楽活動が困難になっているとマネージャーに訴えると、マネージャーは「警察に袖の下でも渡すか」と言いました。主人公は「それで音楽活動が続けられるのならそうして」と答えていました。音楽活動のためなら袖の下を渡してもいいんですか?今後NHKはロッキード事件など汚職事件は報道できなくなるでしょう。「NHKだって汚職政治家のおかげで視聴率を稼がせてもらっているじゃねーか」とか言われたらどうするんですか。馳石川県知事への追及が心なしか手ぬるいように思うのは気のせいでしょうか。田沼意次は大河ドラマに出すべき人材ではないと思います。「北条早雲だって道徳的に褒められたもんじゃないぞ」という反論があるかもしれません。しかし北条早雲が陰謀やらだまし討ちやら侵略などをやりまくっているのを子供に見せても悪役=悪人として認識され、まねしようとは思わないでしょう。悪役があるなら当然正義のヒーロー役も必要です。正義のヒーロー役は太田道灌でしょうか。太田道灌を大河ドラマ主人公にしようと活動している人もいるそうですが、道潅は主人公にはなれません。だってそうでしょう。道潅や原田甲斐が誠心誠意働くだけという物語と、悪の帝国が魔手を伸ばしていくという物語のどちらが面白いと思いますか。早雲と道潅は、悪が勝って勢力を拡大し、正義のヒーローが暗殺されるという普通とは倒錯した物語として成立しえます(道潅の暗殺は早雲の陰謀ではないとは思いますが)。また大河ドラマ主人公は悲劇性のある方が望ましいです。源義経は兄の頼朝に殺され、信長は腹心の明智光秀に討たれ、秀吉は死後すぐに徳川家康に政権を奪われ、坂本龍馬も暗殺というように悲劇性のある方が人を惹きつけます。北条早雲には悲劇性はありません。後北条氏が秀吉に滅ぼされるのはまだ大分先で、北条氏の発展段階で亡くなった早雲には悲劇性は感じられません。田沼意次はどうでしょう。意次が手掛けた印旛沼の干拓事業は洪水のため失敗し、意次の責任を問う声が高まりました。将軍家斉はついに田沼意次の罷免を決定しました。これって悲劇と言えるでしょうか。一見すると洪水は自然災害であり、意次にとって不運であったようにも見えます。しかし実際には事業計画がしっかりしているかどうかを審査するより賄賂の方を優先させたためこのような結果になったのではないかと私は疑っています。頼朝には「弟を殺すなんて残酷で冷血なことしないで」と言いたいですし、明智光秀には「なんだかんだ言っても裏切りには違いないよなー。しかも寝込みを襲うなんて卑怯な手を使って」と言いたいですが、将軍家斉には「田沼意次、もっと早く罷免しろよ」と言いたいです。悲劇性については原田甲斐と太田道灌は〇、北条早雲と田沼意次は×です。このように北条早雲は悲劇性がないということを除けば大河ドラマ出場資格をほぼ完全に満たしています。それなのにまたしても早雲を外し、別の人ですか?あの汚辱にまみれた賄賂政治家が「流浪の武士から身を起こし、関東に独立国を作るという雄志を持ち、謀略を駆使して小田原城、堀越御所などを次々にのっとり、関東に覇を唱え、大河ドラマのために戦国時代を始めてくれた北条早雲」より優先度が高いとでも言うのですか。蔦屋重三郎が「あのー私も主人公なんですけど私は取り上げて下さらないんですかい」と言っているかもしれません。蔦屋重三郎は道徳的には良いが(勧悪懲善の大河ドラマの立場からはむしろ悪いが)、「悪逆な男がのし上がって行く様を描く」という大河ドラマの本来の趣旨から外れています。田沼意次を出してまで北条早雲の出場を阻止するのですから、早雲の出場を妨害する陰謀は相当根深いなと思いました。

A 回答 (5件)

文章が長すぎる。


どうせ大河ドラマは娯楽時代劇で
ドラマを面白くさせるために
あちこちに作り話を捏造して挿入しています。
貴方もそれ探しをしてみてはいかがでしょうか。

ちなみに義経主従が平泉で玉砕というのも作り話で、
何名かは合戦時に留守で参加できずに後で事件を知って戻っても
時すでに遅しという人もいたらしい。常陸坊海尊はその一人で
後で鎌倉へ行って頼朝を殺したとある小説で読んだことある。
まあこれも小説かもね。
義經は英雄不死伝説ですね。成吉思汗になったという説もあれば、
メキシコに行ったなんて驚異の説もある。

田沼だろうが、誰だろうが、最近の大河はどこかずれていますね。

文章が長くて読むのに疲れた。

ある程度、話を区切る意味で空白行・句読点・改行
を増やしてほしいですね。

ところで来年は紫式部とか。どんなことになるのやら。
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この回答へのお礼

ご回答ありがとうございます成吉思汗=源義経説というのは、さすがのNHKも却下のようです

お礼日時:2023/12/29 23:02

妨害しているのではなく、田沼意次がより魅力的なテーマということでは。


時代小説に結構出ていますよね。
現在放送しているNHKの『大奥』にも出演しています。
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この回答へのお礼

ご回答ありがとうございます。すでに汚職政治家に視聴率を稼がせてもらっているということですか。NHKは政治資金パーティーのキックバックがどうとかいう資格はないですね

お礼日時:2023/12/29 22:27

全文読む気になんて全くならないが


要するにに、いわゆる北条早雲(伊勢新九郎)を大河でということなのかな

1)知名度が低い
2)早雲時代はせいぜい伊豆と相模を領有する程度
3)ならば後北条五代の家譜的なストーリだとすると終末は小田原合戦での末路
4)小田原評定と呼ばれるようにあまりポジティブな話題がない

結局、45分x50話弱のストーリ展開するにはテーマが弱い話題性が足りない

二時間x2話とか1時間ドラマ4話くらいのドラマスペシャル
あるいは、BS時代劇なんかのような45分x8~9話
のようなものなら成立すると思うが
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この回答へのお礼

ご回答ありがとうございます。まだNHKの陰謀を分かっていただけないのですか。井伊直虎なんか所領は井伊谷という一つの谷だけだったようです。井伊直虎は北条早雲より知名度があるのですか。何が重要と言って新しい時代を始めることが最も重要な業績であることは言うまでもありません。坂本龍馬は一つの国も自分のものにしていません。しかし坂本龍馬は明治維新を始めました。坂本龍馬はそれで大河ドラマで最も重要な人材の一人になっています。北条早雲は戦国時代を始めました。井伊直虎は何かの時代を始めたのですか。

お礼日時:2023/12/29 22:36

ごめんなさい、改行がないため非常に文面が読みにくいのですが……


要は「北条早雲を大河ドラマに!」ということでしょうか。

でもそれはNHKに言うことであって、ここで回答しろと言われても答えようがありません。ですのでNHKに行政も含めて働きかけて下さい。

北条早雲は最近は「新九郎、奔る!」(ビッグコミックスピリッツ)というコミックでも登場し、歴史的事実をふまえたなかなか面白い人物像が描かれています。

反逆者だからということで除外されていると言うことはないでしょう。

だって体制に反逆し承平の乱をおこし、ひとときは関東全域を支配下に治め、自ら新皇と称した平将門だって大河ドラマ「風と雲と虹と」の主人公になっています。

さらに加えれば皇国史観で言えば、後醍醐天皇を裏切った逆賊である足利尊氏だって大河ドラマ「太平記」の主人公となっています。

北条早雲は非常に魅力的な人物ですし、まだまだ不明な点も多いので大河ドラマとしては適していると思いますよ。白々しい家康の話よりも面白いとは思いますね。
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この回答へのお礼

ご回答ありがとうございます。陰謀を企んでいる当人に「なぜ陰謀を企むのですか」と聞いても本当のことを言うわけがないでしょう。それでは「小田原で狩りをしたいので勢子を山中に入れさせてください」「どうぞ、どうぞ。ところで何故今ごろ狩りをするのですか。」「それはね、勢子に変装した兵が小田原城を急襲して乗っ取るためですよ。」と敵に教えてやるようなものです

お礼日時:2023/12/29 22:51

長文を読ませたければ、段落と改行くらいつけなさい。


失格。やり直し
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