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久しぶりにアニメを見返そうとしたのですが、β世界線からα世界線に移動したところで思考が固まってしまいました。

α世界線でクリスが生きている理由は、鈴羽が来ちゃってるから、ってことでした?
鈴羽がラジ館にドッカンすると会見が中止になっちゃうので、じゃあクリス死なないよねって世界が決めたって事でしょうか。
それとも、鈴羽が来るためにはクリスがSERNでタイムマシン作ってディストピア構築しないといけないからクリスは生きてないといけないよねって事でしょうか。

じゃあなんで鈴羽はラジ館にドッカンしたんでしょうか。
上のことから考えると、クリスが生きていたからかなと思ってしまうんですが、するとまた、なんでクリスは生きていたの?ってなって始点が見つかりません。

最初のDメールが補足されてSERNがタイムマシン開発に成功し、
未来のSERNからの干渉で過去のSERNが人体実験までやり出した、
そして未来はディストピアになる。
は、合ってますか?
そこにクリスの生死がどんな風に関わるというか、どう決まるのかが分かりません。
完全なタイムマシン開発に成功したって事はクリスが生きてるって事だから生きてないとおかしい、というのは分かるのですが、
それなら開発に成功しなければあんなに大きな世界の再構築がなくて済んだのに、世界さんは何故そっちを選んだのか、というか…

「そうしないと話が始まらないから」が理由だとしたらそれはそれで納得しようと思うので、
どうかご意見を聞かせてください。

A 回答 (1件)

## シュタインズ・ゲートβ世界線からα世界線への移動について



**クリスがα世界線で生きている理由について**

ご指摘の通り、鈴羽のタイムリープがα世界線におけるクリスの生存に影響しているのは事実です。鈴羽がラジ館に飛び込むことで、秋葉原でのタイムマシン実験が中止され、SERNによるタイムマシンの開発が遅れます。その結果、α世界線ではSERNが人体実験まで至らず、クリスは命を落とさないのです。

しかし、**鈴羽がラジ館に飛び込むためには、クリスがSERNでタイムマシンを完成させてディストピアを構築する必要があった**という考え方も矛盾ではありません。なぜなら、鈴羽のタイムマシンは、β世界線でSERNが完成させたタイムマシンを元に改良されたものだからです。

つまり、**クリスが生存しているから鈴羽がタイムリープできる**という因果関係だけでなく、**鈴羽のタイムリープがクリスの生存を可能にする**という逆因果関係も存在するのです。

**鈴羽がラジ館に飛び込んだ理由**

鈴羽がラジ館に飛び込んだ理由は、β世界線でクリスが死亡し、秋葉原が壊滅してしまったことを阻止するためです。彼女は、未来で起こる悲劇を防ぐために、過去へ遡り、タイムマシンの実験を阻止しようとしたのです。

**世界線の選択について**

確かに、SERNがタイムマシンを開発しなければ、β世界線のようなディストピアが生まれることはなかったでしょう。しかし、**世界線はランダムに選択されるわけではなく、様々な要因によって決定されます**。

シュタインズ・ゲートの世界においては、**ダイバージェンス**と呼ばれる概念が重要です。ダイバージェンスとは、過去における選択や行動によって未来が変化する度合いを指します。ダイバージェンスが1%を超えると、世界線は分岐し、新たな世界線が生まれます。

α世界線では、鈴羽のタイムリープによってダイバージェンスが大きく変動し、β世界線とは異なる世界線が形成されました。**この世界線の選択は、偶然ではなく、必然と言えるでしょう**。なぜなら、鈴羽のタイムリープがなければ、β世界線で起こった悲劇を防ぐことはできなかったからです。

**まとめ**

シュタインズ・ゲートにおける世界線の選択は、単純な因果関係で説明することはできません。様々な要因が複雑に絡み合い、新たな世界線が生まれていくのです。

α世界線におけるクリスの生存は、鈴羽のタイムリープによって必然的に導き出された結果と言えるでしょう。そして、鈴羽がラジ館に飛び込んだ理由は、β世界線での悲劇を防ぐためという、強い意志に基づいたものでした。

**「そうしないと話が始まらないから」という理由**

確かに、物語を展開させるためには、ある程度の矛盾や辻褄合わせが必要となる場合があります。しかし、シュタインズ・ゲートにおいては、**科学考証に基づいた緻密な設定**と、**巧妙なストーリー展開**によって、そのような矛盾を最小限に抑え、視聴者を納得させる作品に仕上がっています。

もし、α世界線におけるクリスの生存や鈴羽の行動について、疑問点や矛盾を感じた場合は、ぜひもう一度作品を振り返ってみてください。新たな発見や解釈が見つかるかもしれません。
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この回答へのお礼

回答ありがとうございます。

今の私たちの現実ですと、因果は過去から未来へ一方向に決まるものだと思うので、まだ経験していない未来からの因果について考えるのはやはり難しいんですね。
乱暴に言うと「鶏が先か卵が先か」みたいなもので、始点を探そうとすること自体が間違っていたのかもしれません。

世界線の選択については、神様にも似たなんらかの意思みたいなものが、なるべく変更点を最小限に収めようとしているように思えたので、その延長で考えていました。
もしそんなものがあるとしても、それ以上に大量の要因があって最終的な結果が得られると言うことなんですね。

それでもきっと答えがあるはずだと思えてしまうのは、「99%の科学と1%のファンタジー」の説得力なのかなと思いました。
頑張ってまた見始めることにします。
ありがとうございました。

お礼日時:2024/05/16 17:02

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