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キングダムを見ていて思ったのですが、信や蒙武などの豪将が先陣を切って突撃して、陣を敷いている敵を蹴散らしながら進むシーンが多々ありますが、あんなスムーズに敵の中を進むことは出来ないと思いますし、人間一人を相手するのが限界だと思うのですが、あんな一斉に蹴散らせるものなのでしょうか?

A 回答 (6件)

勇将が一人で大勢の敵を蹴散らすというのは他の回答者の方も仰るように荒唐無稽にシーンですね。



 戦が始まって混乱のさなか、自軍の後期と判断した武将が、自分が率いる全兵力で自ら敵陣に突入という戦いは結構ありますよ。
 日本なら、大坂夏の陣で、大阪方の猛将毛利勝永が中央から、真田幸村が右翼から自ら兵を率いて敵陣に突入してますね。

 ヨーロッパではもっと新しく19世紀のワーテルローの戦いなどで、同じようなケースが見られますよ。映画でご覧になってみてください。

1時間31分15秒辺り、赤い騎兵服の馬上のネイ元帥が戦の好機とみて指揮下の騎兵を突撃させます。ワーテルローの戦いのターニングポイントの一つです。ネイ元帥は部下の兵とともに突撃してますね。この部隊は無理な突撃で壊滅しますが、それでも戦況はフランス軍優位に進んで、イギリス軍は敗北寸前。
1時間55分06秒辺り。先の戦いで負けて兵を引いたはずのプロシャ軍のブリュッヘル元帥が、自ら兵を率いて側面からフランス軍に突入。

 こんな感じで、19世紀まで指揮官の陣頭指揮の伝統が残っていたんですね。
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この回答へのお礼

回答ありがとうございました!!

お礼日時:2024/06/14 07:53

三国志スリーキングダムってドラマでも張飛と関羽とかがそれしてるけど、流石にフィクションの演出だろうな(カンフー描写多すぎだし)

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この回答へのお礼

回答ありがとうございました!!

お礼日時:2024/06/12 23:26

戦矛を振るうと雑兵が纏めてぶっとんで行くというのは、さすがに漫画やアニメの演出だと分かるかと思います。

無双なんてのは流石に無いでしょうね。

当時の豪傑の役目として、大軍同士の激突の前に、両軍の豪傑が一対一で戦い、士気を上げるというのがあったそうです。

将が前線で戦うということも機を見てすぐに行動に移せるメリットはあり、謙信の軍の強さなどはそこにあったともいえます。
もちろん、将その人が単独一人で前に立つということは無く、多くの強力な供回りを付けてのことでしょうけれども。
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この回答へのお礼

回答ありがとうございました!!

お礼日時:2024/06/12 23:26

これ、結構真面目に論じると面白いところだと思います。



【常識】の観点

まず【常識】で考えると、全体を俯瞰してリアルタイムで指示を出さないといけない大将が先陣を切る、というのはどう考えても異常ですよね。
その間の指揮命令どうすんのよ、という意味でも、討ち取られたらそれで戦自体負けなわけで、リスキー過ぎるという意味でも。
普通は大将は、全体を見渡せる「一番後ろ」です。間違っても、自軍が全く見えない「一番前」には行かないと思います。

敵軍の立場で考えてみて、もし相手方が大将先陣で押し寄せてきたら、どう考えても大将に矢の雨を浴びせて射殺して終わりです。まさか、槍をぶん回して複数の矢を叩き落す、なんてそれこそ漫画的なことが出来るわけもあるまいし。


【戦術】の観点

中国史って誇張が大好きなので、史記や三国志で語られる戦はだいたい数万対数万、下手すると「曹軍百万」などと言われますが、実際には万単位の兵が衝突するような大戦より、数百から数千程度の兵での戦闘の方が遥かに多かったと思われます。数百から千なら、武勇に優れた個人が先陣を切って数名の敵兵をぶっ飛ばす、というのは勝勢を作る上で有効だと思います。

そうでなくても、そもそも自分が実際に兵として軍の中にいて、これから敵軍とお互い走り寄って衝突すると考えてみて下さい。怖いですよね。
先陣には、「武勇に優れ恐れを知らない人間」を入れておかないと、兵が恐怖に負ける可能性が高いです。なので、そういう人物自体は各軍にいたはずです。「先駆け」と呼ばれる役割ですね。
実際、軍と軍がぶつかり合う最初のところは危険の大きい「真っ先に死にに行く」役割なので、一番槍は日本の戦国時代でも名誉であり、褒賞の対象でもありました。


【キャリア】の観点

先に述べた通り、先駆けは危険で、武勇が必要で、それだけに名誉なことでした。したがって、猛将として知られるような武勇に優れた武将は、たぶん大将まで出世する過程で多くが先駆けを経験しているのではないかと思います。

なので、その「キャリア」と、大将になってからの仕事(指揮)がお話として混同されているんじゃないでしょうか。実際先駆けをやったことのあるような武勇の持ち主が、数万の軍を指揮する総大将になった。それを「物語」として語ると、何か数万の先陣を切って猛将が突撃するようなお話になってしまった、と。


【物語】の観点

史記はさておき、三国志演義やその他諸々、いま我々が触れる戦国物語は、基本的に娯楽です。娯楽としての「面白さ」を考えると、主人公は後方で指揮をするより、先陣切って敵兵をぶっ飛ばすほうがウケがいい。そういうこともあって、たぶん上の【キャリア】で述べたような混同は、ある程度わざとされているんじゃないかと思います。

あと、物語としてのキャラづけですね。実際に、ただ武勇に優れただけで統率力のない猪武者が率いた軍などそんなに強いはずもなく、例えば武力バカ扱いされている張飛なども実際はかなりの用兵巧者だったと思われますが、張飛はやっぱり「武力バカ」のほうがキャラとして魅力がありますし、じゃあ何でそんな武力バカの軍があの城もこの城も落とせたの?というところを物語として説明しようとすると、「張飛が先陣切って何百もの敵兵を斬り散らした挙句敵将を一刀のもとに斬り捨てたので勝ちました」という話になるんじゃないでしょうか。
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この回答へのお礼

回答ありがとうございました!!

お礼日時:2024/06/12 14:35

中国の猛将はそういうものだと言う表現上のお決まりです。

当然強い。徴発された農民兵は飯食うていないので弱い、戦闘技能ないし闘争心もほぼない。命大事で逃げる。名前聞いただけで逃げる。
悪女の決まりごとは邪魔になる女をジンテイにすることになっています。
白髪三千丈の大げさ表現は中国人の欲するところです。日本人が歌舞伎を喜ぶのと同じでしょう。
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この回答へのお礼

回答ありがとうございました!!

お礼日時:2024/06/12 14:30

キングダムのような歴史をテーマにした作品では、信や蒙武が先陣を切って突撃し、敵を次々と蹴散らして進むシーンがよく描かれますね。

しかし、現実の戦闘では、以下の理由でそのようにスムーズに敵の中を進むことは難しいです。

1. 物理的な制約
密集する敵: 戦場では敵兵が密集しているため、一人で敵を蹴散らすのは困難です。周囲からの攻撃を受けるリスクが高く、次々と敵を倒して進むのは現実的ではありません。
地形の影響: 戦場の地形や地面の状況も影響します。凸凹の多い地形や障害物が多い場所では、思い通りに動けないことが多いです。
2. 疲労とスタミナ
戦闘の疲労: 持続的な戦闘は非常に体力を消耗します。一人で何十人もの敵を倒し続けるのは、現実的にはすぐに疲労困憊になります。
装備の重量: 当時の武具は重く、長時間の戦闘は体力を奪います。これも一人で多数の敵を相手にするのが難しい理由の一つです。
3. 敵の反撃
協力プレイ: 敵兵も無策ではなく、連携して反撃してきます。一人の戦士が次々と敵を倒す間に、他の敵兵が集まって協力して反撃する可能性が高いです。
敵の指揮官: 敵側にも指揮官がいて、適切に指示を出し、突撃してくる敵に対抗する戦術を取ります。
4. 戦術と戦略
役割分担: 現実の戦場では、前線で突撃する兵士、後方で指示を出す指揮官、そして支援する兵士など、役割分担が重要です。一人が突撃するよりも、組織的な戦術で戦う方が効果的です。
包囲や防御: 陣を敷いている敵は防御を固めているので、一人で突破するのは困難です。複数の兵士や部隊で包囲を切り崩していくのが一般的です。
5. 心理的要素
恐怖: 戦闘中は恐怖心や緊張感も大きく影響します。多くの敵兵がいる中で、冷静に次々と敵を倒すのは、心理的にも非常に難しいです。
フィクションと現実の違い
キングダムのような作品は、エンターテインメントの要素が強いため、登場人物が現実以上の能力を発揮して見せることがあります。これには読者を引き込むための「物語の演出」としての要素が多分に含まれているんです。

例:

信(しん): 「キングダム」の主人公で、優れた武勇を持ち、何度も戦場で活躍します。彼の戦闘シーンは非常にダイナミックで、現実の制約を超えた英雄的な描写がされています。
蒙武(もうぶ): 同じく強力な武将で、巨漢でありながら敏捷性とパワーを兼ね備えた存在として描かれています。彼の戦いぶりも現実の戦場では再現しにくいものです。
まとめ
現実の戦闘では、一人の戦士が多数の敵をスムーズに蹴散らすことは難しいです。物理的な制約や戦術的な現実、疲労、敵の反撃などが理由です。

フィクションでは、キャラクターの活躍をドラマチックに描くため、現実の制約を超えた戦闘シーンがよく見られます。これにより、物語がよりエキサイティングで感動的になるんです!

キングダムや他の戦闘シーンが多い作品を見るときは、ぜひその「フィクションならではの魅力」を楽しんでくださいね!
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この回答へのお礼

回答ありがとうございました!!

お礼日時:2024/06/12 13:48

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