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「信用創造」について

2日に渡ってこの言葉の意味を調べてますが、あまりよく分からないので教えてください。

これって例えるなら、運営がプログラムをちょちょいといじって、ゲーム内通貨を増やすような行為ですか?
書くだけで無からお金を作れるとのことですが、実際引き出すとき、実物のお金はどこから出てるんですか?(これを説明しているサイトも動画もありませんでした。)

例えば、100万円しかない島で信用創造して200万借りたとしたら、データ上お金は無から増えましたが、借りた人が200万引き出すとしたら、残りの札束100万はどっから出てくるんですか?

「無からお金を作る」というのも、データ上はそりゃ無から生まれるのは当たり前ですよね。 でも物理的に何もなかったところから錬金術みたいにお金が現れるわけではないので、なんかこの表現は理解を遅らせるというか、モヤモヤします。

質問者からの補足コメント

  • ponpon555ponさん

    >今の銀行は1億円の預金があると、それを10人に貸すことが出来ます。
    又貸しということですか?それとも銀行が持っている預金ですか?

    >通帳に1億円と印字するだけで・・・
    それはもう分かってるんですが、借りた人がATMからお金を引き出すときに、ATMから現れるお金はどこから出てるの?というのが質問の趣旨です。

    100万円しかない島で銀行から200万借りてATMから引き出すとき、どうやって100万は持ってくるのでしょうか。
    作ってるんですか?

      補足日時:2024/09/10 09:43

A 回答 (3件)

あなたはマクロで乗数理論を習ったでしょう?財政支出増があるとその何倍かの所得が創造される、と。

信用創造の原理は本質的にはそれと同じことです。 
通貨とは市場取引・交換のよ媒介手段のことで、現代では現金通貨と預金通貨とからなるが、この預金通貨部分が民間銀行全体が作り出した「信用創造」部分です。現金通貨とはあなたの財布の中にある福沢諭吉(最近渋沢栄一にかわりましたが)等の肖像写真が刷り込まれている日銀券(と割合は少ないが財務省発行の硬貨)ですが、大部分の市場取引は実は現金通貨ではなく、預金通貨で行われている。預金通貨とはあなたが銀行の預金口座に保有している要求払い預金のことです。あなただって電気・水道・ガス料金とか、NHKの放送聴取料金とかはあなたの預金口座からの引き落としというかたちで「預金通貨」で支払っているでしょう。
もちろん、信用創造によって創り出されたといっても「無」から「有」が創り出されたわけでなく、日銀が供給するマネタリーベースのもとに創造される通貨です。まず数学的に示してみましょう。
いま、M=マネーストック、C=現金通貨、D=預金通貨とすると
M=C+D
となる。いま、H=マネタリーベース、R=銀行の預金・支払準備とすると、
H=C+R
となる。C(=現金通貨)とは民間(家計と企業、銀行は除く)が保有する現金(日銀券)残高。銀行が金庫に保有する現金はCには含まれず、つぎに述べるR(=預金準備)に含まれることに注意。Rとは銀行が支払い準備のために日銀に保有する当座預金と各銀行の金庫に保有する現金。別の言葉でいうと、マネタリーベースとは日銀券発行高と各銀行の日銀当座預金のこと。いま、前者の式を後者の式で割ると、
M/H=(C+D)/(C+R)=(C/D+1)/(C/D+R/D)=(k+1)/(k+r)
ただし、
k=C/D=現金選好率、r=R/D=預金準備率。
よって
M=[(k+1)/(k+r)]H
D=[1/(k+r)]H
となる。日銀はHの値を買いオペ、売りオペ等の公開市場操作を通じてコントロールすることができる。このHが与えられると、2番目の式はHの乗数倍(つまり1/(k+r)倍)の量の預金通貨を銀行は(信用)創造することができることを示している。いま、家計・企業の民間部門が現金は保有せず、通貨はすべて銀行預金で保有する性向があるなら、k=0を代入して、D=H/(1+r)となり、信用乗数の値は預金準備率だけに依存する1/(1+r)になることはもちろんだ。
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訂正。

No2です。k=0のときは、D=[1/(k+r)]Hのkに0を代入して、D=H/(1+r)ではなく、D=H/rとなる。このように直してください。
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昔、銀行に1億円のお金(昔は現物のゴールド)を預けると、銀行はそのお金(現物のゴールド)を他の人に貸して差額で儲けていました。

現物の範囲内でしか貸し借りが出来ません。
預金金利が1%、貸付金利が5%ならば差額は4%の儲けです。

今の銀行は1億円の預金があると、それを10人に貸すことが出来ます。銀行は通帳に貸付金1億円って印字するだけですから。誰も「現物のゴールドよこせ!」なんて言わずに通帳の印字を見て本物のお金があると信じ切っているからです。銀行を信用しているから成り立ちます。現物の範囲を超えて信用でお金を作り出すことが出来ます。
銀行は預金金利1%を支払って、10人から貸付金利5%(合計50%)を受け取ることが出来ます。

信用が無くなった途端、取り付け騒ぎとなり銀行は破綻します。全員分のゴールドなんて持ってないから。

※ 簡略化のため準備金や経費等の話はあえて省略しています。
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