
A 回答 (8件)
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No.8
- 回答日時:
科学それ自体は、横槍でも、傲慢でも、善でも悪でもありません。
善悪は、それによって得られる力を用いる段階で生じてくるものです。ただ、私は、そうした科学に対する人間の主体的なあり方を確固たるものにするためにも、科学的認識が、物事の把握において、絶対的なものか、それともそれ自体においても限界をもつものなのかの判断が、なされなければならないと考えます″科学″とは、磨かれた理性の眼によって客観的に対象を照らし出し、そこに一定の普遍的な法則を見いだしていく認識力です。理性の力によって法則を見いだす過程においては、当然、分析的手段が使われ、普遍化、抽象化が行われます。また、分析的方法が対象の定量化をともなうことも当然でしょう。
科学的思考法は、その扱いうる対象については、理性の光で照らし、一定の法則を発見することに成功してきました。私は、このような科学的思考法を″科学の眼″と呼びたいと思います。そこで、では宗教の思考法と″科学の眼″とはどう違うか、という点を考えてみたいですね。
科学は、その限界のゆえに、その対象物にそなわっている独自の特性、たとえば定量化したり普遍化することのできない面を、どうしても捨象しがちです。とくに人間を対象とする場合、精神の独自の働きや、感情、意識といった微妙な性質等が排除されてしまいます
科学においては、対象はすべて″物質化″されてしまいます。とくに生命体は、物理的側面はほんの一面であるにもかかわらず、物質的な面だけが重視される結果、その精神的側面のもっている独自性は見失われ、抽象化、普遍化された生命一般という概念のなかに埋没してしまいます。つまり、科学的思考法は、本来、生命の物質化という働きを、その思考過程のなかに含んでいると考えざるをえません。
つまり、普遍性を追求する科学を成り立たせようとするならば、個性的な要素、個体の独自性といったものは捨象せざるをえないわけですね。
こうした科学の思考法が、生命軽視の風潮を生み、生きている人間の真実の姿を見失いがちにさせていることは事実です。それは、現代人が、科学のこうした人間を記号化する思考法、個性を捨象する考え方が、あくまで部分的な目的を達成するための手段にしかすぎないことを忘れて、これを絶対視し、目的視していることによると思います。
しかも、人間の記号化、数式化は、人間を手段視するものであって、それは、真理を導き出すための思考の過程では許されても、社会や組織の運営、人間を対象とした実際的行動のうえでは、断じて許してはならないと考えます。
No.7
- 回答日時:
「科学」というのは,一言で言えば「予測すること」。
一部の大天才以外の人の科学という行為は,現象を見て,その将来を予測するために,それをモデル化するための仮定を客観的に提示・定義して,作られたモデルを数学等の客観的な道具で解析して得た結果を,その現象との比較を用いて検証して,その現象を説明して未来を予測する結論を「科学的成果」と呼ぶ。自然科学はもちろん,社会科学も同じようなアプローチを使っている。ただ,三つ目の科学の人文科学だけは若干怪しいところがあるが。
ということは,最初の仮定が根拠の無いもの,あるいは主観的なものであれば,得られた科学的成果は現状を検証することもできないので,未来を予測することもできず,結果的には「科学」の成果ではなくなるだけのこと。
No.3
- 回答日時:
解析は横槍である
という結論に至る過程や推測が記載されてないので
貴方がそう思うならばそうなんでしょうが
科学的には違います
と、回答するしかない
科学とは?
を一言で表すのは難しいですが
ある説や理屈が再現性があり解析と
検証可能な事かな
科学とはそこにある自然現象を
横槍入れて解析してる。
とは言えるかもしれんが
それを元に結論の
「傲慢な概念は存在しない」
とはならんでしょ
No.2
- 回答日時:
科学の話に「横槍」という感情的な単語を使うのは不適切だと思います。
「重力遮断版」というものを、理論的に説明して、存在するという仮説を作って、それを確かめる方法を考えて、実際に確認できたら、それは十分に「科学的」だと思いますよ。
例えば、電磁波の存在も、論理が先行し、それの存在を実験で確認した。
だから、「目には見えないけど、電磁波は存在する」って認められたわけだしね。
超弦理論も同じです。まあ、こちらのほうは、重力遮断版よりも、実験的な証明の難易度はずっと上だと思いますけどね。
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