この人頭いいなと思ったエピソード

佐藤優が次のように書いています。

<藤原氏の真理観は、ライプニッツのモナノロジー(単子論)と親和的で、絶対的に正しいものが複数あるという立場をとっている。>
注:藤原氏とは藤原正彦のことである。

質問は、ライプニッツは絶対的に正しいものが複数ある、と言っているのですか?

A 回答 (1件)

ライプニッツの哲学は仏教に通ずる面が多いが、


自然の原理と恩寵の原理で、形而上学と論理学の中で註解を試みると、正しいものが複数ある事になる、
確かにこの世には、単独で存在する物は一つもないが
仏教では「無量義とは一法より生ず」とある通り
正しいものは複数ない

数学思想・宇宙観のみならず、政治的構想などとも極めて密接な関係を持つ見事な体系をなしています。そこに私は、仏教的世界にも通ずるものがある、と感じます。
 東西文化の境界、理系・文系の境界、有限・無限の境界、物と心の境界、生物と無生物の境界など様々の境界を、軽々と越境していくしなやかな知性は仏教に見出すことができます。

科学と宗教の調和の問題は、周知の通り「自然の原理」と「恩寵の原理」の予定調和の理説に示されている。このことは、先ず物体界の作用である「作用因」と精神界での働きの原因である「目的因」に基づく二つの自然界における調和の問題を、「純粋な愛」における恩寵界と区別してゆくことを意味す、「因」は仏教の縁起の法、「原理」は方便品など、「純粋な愛」は慈悲に通じますね。

しかし仏教では究極に正しいものは二つ無い
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この回答へのお礼

早速のご回答ありがとうございます。
<自然の原理と恩寵の原理で、形而上学と論理学の中で註解を試みると、正しいものが複数ある事になる、>のですね。

お礼日時:2024/10/04 16:57

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