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質問概要
タイトルの通り

詳細
TBSで長年放送されたドラマに「三年B組金八先生」があります。
まあ、長年といっても断続的に、ですが、若手だった金八先生が定年退職を迎えるまで放送されていました。

ある人に聞いたら、
「あのドラマがヒットした理由がぜんぜんわからない。
 全部おとぎ話じゃん、リアリティぜんぜん無いじゃん!
 みんな作者(脚本家)の頭の中の理想像だけで突き進んでるじゃん!
 あんな先生も、あんな生徒も、あんな学校もこの世に存在しないよ!
 あのドラマが
 ”いいドラマだった” ”金八先生は理想の先生だ”
 とか言ってる人は頭の中がお花畑だよ!」
との事でした。

確かにドラマ 金八先生 はある程度、いやかなりの部分でご都合主義に染まっていますね。
3Bの生徒の中でどんな問題が起きても金八先生が繰り返し説得することで、すぐに(まあ、1時間ドラマという尺が決まってるので)生徒全員が「よき理解者」になっちゃう。
15歳の母も、チカンをやった秀才も、転向早々暴力事件を起こした腐ったミカンも、そいつにケンカを売ったタケノコも、高校進学せずに中卒で就職していった生徒たちも、どんな極端な生徒や事件に対しても、1時間の中で全部解決できちゃう。

金八先生が
「この問題は、あいつ一人だけの特別な問題じゃないんだ、君たちだって同じことが起きる可能性は十分あるんだ、それをわかってあげよう、他人事じゃなくて自分の問題としてとらえよう」
と説けば、何人かの生徒が
「そうだよな、俺も同じ事件を起こすかもしれないな」
「あの子は普段はとてもいい子なのよ、こんなことが起きたのは魔が差したに違いないわ」
とかなんとかポツリポツリと言い出して、そのうち、みんななびいて
「俺たちで守ってやろうぜ!」
になっちゃう。
(まあ、テレビドラマなので、”セリフという形で心情を吐露させないと視聴者にはわからない”という事情があるわけですが、それはさておき)

昔のドラマということを差し引いても、普通の中学校、その生徒の家庭ではありえないことだらけです。

現実なら
「非行をした生徒を赦し、クラス全体がよき理解者になって守ってあげる」
なんてことは起こりえず、非行生徒は非行生徒同士でつるんで終わり、優等生は非行生徒とは卒業するまで(いや、卒業後も)混じりあいません。

あのドラマ、リアリティがないのになぜヒットしたのでしょうか?

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A 回答 (23件中11~20件)

おとぎ話のほうがいいのですよ。


こんな世界があったらいいな、こんな先生がいたらいいな。
テレビを見て夢を見るのです。
シンデレラストーリーが廃れないのも、いつの時代でも憧れだからです。
あまりにもリアリティがなさ過ぎてもつまりません。
ですから、そこに少しのリアリティと、教育現場を取り巻く問題を入れていくのです。
杉田かおるさんの役のようなお話は、実際にあるそうです。
教員人生で一回で合うか出会わないかの確率だそうですよ。
こういうことが起こった時にリアルでどう受け止めて行ったらいいか、それを考える場なのだと思います。
80年代ですから、放送の翌日はテレビドラマの感想をみんなで話しますからね。
考えるということが大事なのです。
だから、「あんなのおとぎ話だ」という意見が出てもいいのです。
それから、その人がどういう学生時代を過ごしてきたかでも感想は変わりますね。
私は、あの先生に出会わなければ、私の学生生活は全然違たものになっていただろうという出会いがありました。
私だけではなく、その先生に出会った人は全員そう思っている筈。
いい出会いがあれば、夢や理想が持てるのです。
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この回答へのお礼

ご回答ありがとうございます。

おとぎ話だからこそヒットしたんですね

お礼日時:2025/06/16 07:59

>リアリティがないのになぜヒットした


どんなドラマもリアルじゃないよ
ドキュメントじゃないんだから
そもそもボタンの掛け違え

ヒットしたのは
メディアの騙し、嘘と現実を取り違え
端的に言えば民度が低い

オンエアの度に
現実の学校現場は荒廃していったらしいね

無能にお花畑物語は害悪でしかない
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この回答へのお礼

ご回答ありがとうございます。

お礼日時:2025/06/16 07:59

#5です。

お礼ありがとうございます。

>「登場人物が、作者の思い通りの優等生、よき理解者となり、全員意見一致のハッピーエンドを迎えるのが現実離れしている。
それを”面白い、よいドラマ作品だ、理想の教師像だ”、というのが理解できない」
ということだと思います。

それを言い出したら「すべてのテレビドラマ・映画を理解できない」ですね、言い方を悪くすれば「想像力がない人」良くいえば「物事の真理に厳格な人物」です。
 しかし、そんな人はほとんどいませんね。だからヒットしたわけです。

>これらの非行はどこの中学校でも起きるので、逆に、これらの非行が全く怒らない学校、学級は都会でも田舎でも存在しないと思います。

ないわけじゃないです。たとえば山の分校で小中合わせて数人しかいないような学校なら起きないし、当時の教育環境で「1クラス20人以下なら問題発生率がものすごく下がる、だからクラスの定員を半分にすべき」というぎろんもありました。
 逆をいえばクラス20人しかいない程度の学校ではまず起きない、ということです。

>問題が決着に向かうにあたり最終的にクラス全員が理想の優等生になる、というところが現実離れしている、って批評ではないでしょうか?

なってませんが・・
少なくとも第三シーズンまでは「理想の優等生」にはなってないです。もちろん金八先生に影響され「どの生徒も人間として成長した」とはいえます。

しかしそれは実際の学校でも起こりえます。良い教師に巡り合えば起こりえるわけで、良い教師がごく少数だとしても現実に起きますし、金八先生のドラマの中でも、彼のような教師はほかに居ない設定でしたよ。

当時私の中学校は1学年10組、担任だけで30人、音楽教師などを入れれば50人近い教師の中で1人ぐらい熱血教師がいることはありえるでしょう。

>回答者様は赦せますか?

赦せます。教師が生徒を一生懸命救うのは重要な仕事だと思います。ただ私は残念ながら優秀な生徒のほうだったので、教師に救ってもらうほどのことは無かったです。

また
>学級内に妊娠女子や非行生徒がいたとする。
 そういう彼らの為に、担任教師や他の教師、校長が事件解決に奔走する。
 その間、他の真面目な生徒をほったらかしにされる。

の「ほったらかしにされる」というのはどういう事でしょうか?現実的に経験したことなのでしょうか?
 少なくとも「学校」は組織ですから、数人の教師が問題を抱える生徒たちに対して重点的な対応をしたとしても、それ以外の大多数の生徒が普通の学校生活を送れる程度には「ほっておかれない」ようになっています。

ドラマはある意味極端ですから、事件が起きた場所だけ映していますが、現実の中学校なら、少なくともほとんどの生徒が普通に授業を受けて普通に高校進学できるようになっています。

逆に、妊娠問題で校内の生活秩序が乱れるとか、非行生徒によって学校が荒らされて授業そのものが成り立たなくなる、という方が普通の生徒は困るでしょ。それを全力で阻止してくれるなら、それは「ほったらかし」とはいいません。

>さあ、彼らのことを他人事ではな自分の身の上に起きたこととしてとらえて、真に理解し赦せるか?

私は教師に過剰な期待をしていないので「自分自身が普通に勉強して学内行事を行い高校に進学できる」なら別に赦します。
 実際、うちの学校にも「3年生にすごい問題児」が居たらしいですが、1年だった私には何も関係ありませんでした。
 組織である以上、一人の教師の行動で学校生活全体が影響を受けるわけではないです。

>そういう問題生徒が卒業生を代表して答辞を述べる。
 これが理想だと思うか?

うーーん「理想」だとは思いませんね。ただ教育的配慮として、そういう事をする校長が居てもいいとは思います。

>同窓会にも呼びません
 彼らが来るなら欠席します

何度も書きますが、私はそこまで学校生活に過度な期待をしていません。
なので彼らが同窓会に来るのも別に良いと思うし、そもそも「呼ぶ」というレベルで同窓会の企画に参加する気もありません。
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この回答へのお礼

ご回答ありがとうございます。

お礼日時:2025/06/16 07:59

あの頃は学生ものはNHKの中学生日記しかなかったから。


中学生日記は国営放送でタブーな事はやれなかったから。
民間放送で中学生ドラマがなかった事とタブーを打ち破って現実のリアリティな題材を演じたから。
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この回答へのお礼

ご回答ありがとうございます。

まあ、確かにNHKの中学生日記で妊娠だの校内暴力だのを題材にしたら受信者から苦情殺到しそうですね

お礼日時:2025/06/16 08:00

現実の無関心教師(原因は日教組)のせいで、熱血お節介教師が流行ったんです。



今の武田鉄矢見てみろ、空気読めない暑苦しさを今も維持してますもんね。
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この回答へのお礼

ご回答ありがとうございます。

お礼日時:2025/06/16 08:00

たのきんも出てました。


その後もアイドル目白押しです。
リアリティがなくても良いのです。
ドラマはドラマですから、楽しんだもの勝ちです。

今の人はドラマにリアリティを求めすぎる感があります。
娯楽は娯楽です。
ありそうだけどないのがドラマです。

金八先生は尾木ママがモデルだったのが衝撃的でした。
もはや武田鉄矢のサイドストーリーにしか感じません。
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この回答へのお礼

ご回答ありがとうございます。
ありそうでないお話だからヒットしたんですね

お礼日時:2025/06/15 11:19

リアリティがないからヒットしたんでしょう。


現実だったらタダのつまらない記録ドラマなだけだから
そんなものを観させられても誰も喜ばない。
川口探検隊と発想は同じです。
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この回答へのお礼

ご回答ありがとうございます。
なるほど、川口探検隊と同じなんですね。

じゃあ、川口探検隊風に言えば
「大都会・東京の秘境足立区に、
 非行生徒を必ず更生させる熱血教師は実在した!」
って感じですかね?

お礼日時:2025/06/15 10:07

悪く言う人は、”人気があるものへ斜に構えてる自分”が好きなんだと思います。


そういう人は何故そういうスタンスを取りたがるのか?の方が興味深いです。
恐らく日テレの24時間テレビに対してもそうでしょう。
ドラマを観るものは、ファンタジーをファンタジーとして弁えます。

人気が出るのは、そのストーリーの中に現実と理想を描くからです。
金八先生の脚本は、確か、社会問題みたいなものを取り上げて、金八先生というフィルターを通した物語にするみたいな作り方のような話を聞きました。
そのストーリーの中に、こういうことがあったんだ、こういう問題って起こりうるよねがあり、それに視聴者がファンファジーであることを弁えながら、自分はこう思うみたいな感じ方や興味を誘う仕組み。
それが良かったんじゃないかと思います。

ロボットアニメも現実には、こうじゃない、あーじゃない。
ドラマ水戸黄門も、おかしな部分あるでしょう。

面白いという人は、現実とファンタジーの区別が出来ない人ではない。
斜に構え批判する方が純粋なんだと思います。
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アラカン、まさに金八先生の時代に中学生でした。



>普通の中学校、その生徒の家庭ではありえないことだらけです。

ありえました。というか「ありえる不安感」が大ヒットした理由です。
先に当時の中学生・中学校の状況を説明します。もちろん地域性はありますが、共に「都会」の話だと思ってください。

金八先生の第一シーズンは昭和54年(1979)に第一シーズンが放送されました。昭和40年代は非常に苛烈な受験戦争と管理教育が始まった時代でした。そのため中学校に求められる役割も多くなり、逆に教師はサラリーマン化していった時代でもあります。

 昭和50年代の初頭は「管理教育の行き過ぎ」が議論され始めたのですが、当時の中学生に管理教育が与えた影響は大きく、管理に反発した若者や不良行為(いじめ・暴走族・夜間の徘徊など)を行うことも社会問題になっていきます。

 そして昭和50年代の半ばは中学校における問題点が社会的に認知された時期で、第一シーズンの時、私はまだ小学生でしたが親や周辺から「この子達を中学校に入れても大丈夫なのか?あっちは学区はどうか?こっちの学区はよいのか?」という事を盛んに親が話していたことを覚えています。

第一シーズンはこれらの「社会的な不安感」を背景に、製作者が特に問題が大きいと考えた「中学生の妊娠」と「受験戦争を原因とする自殺」を取り上げたもので、どちらも実際に起きた内容だし、広く世間にショックを与えた内容を踏まえたものです。

なので、当時の認識としては「ありえないとはいえない」ものであったし、世間の不安感から金八先生は大ヒットしたのです。

第二シーズンになると「校内暴力」が焦点になります。これはまさに当時多くの中学校で問題になっていたものですが、実は親と教師がもっとも議論したのが「校内暴力に警察権力を入れるかどうか?」でした。

これが実は「教師のサラリーマン化」と対をなす内容で、金八先生は古い失われつつある「聖職としての教師」、逆に副校長や若い教師さらに警察などは「教師のサラリーマン化(教師には強い権限はない)」とする対立が描かれています。

そして現実社会でもドラマでも「警察権力を校内に導入する」という結果で終わっています。

第三シーズンはバブルの頃ですが、この時期になると第一.第二シーズンのテーマだった「受験戦争の緩和・管理教育の緩和・学校への警察権力導入」が当たり前になり、その代わり「無気力になった中学生」が描かれます。
 暴走族などの不良行為も下火になり、中学生たちが「若者らしい輝きを失った」と言われた時代背景をドラマにしています。

第四シーズンは「見えなくなったいじめ問題」などを取り上げ、第五シーズンでは「いじめ問題が学級崩壊に至った状態」をテーマにしています。
第六シーズンはジェンダー問題が大きく取り上げられています。

このような問題は地方の小さな中学校ではなかなか起こりえない問題かもしれませんので、地域性もあります。舞台は都内のそれも下町の決して裕福な人たちではない足立区が舞台であり、都会の社会で起こる問題を取り上げています。

少なくとも第一シーズンから第三シーズンまでは私も学生でしたので「リアルな問題点」であったことは事実です。
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この回答へのお礼

ご回答ありがとうございます。

>少なくとも第一シーズンから第三シーズンまでは私も学生でしたので「リアルな問題点」であったことは事実です。

質問文に書いたような批判をする人は、
「登場人物が、作者の思い通りの優等生、よき理解者となり、全員意見一致のハッピーエンドを迎えるのが現実離れしている。
それを”面白い、よいドラマ作品だ、理想の教師像だ”、というのが理解できない」
ということだと思います。
ドラマ内の中学校、中学生に起こる数々の非行(妊娠、暴力、喫煙、飲酒、バイク暴走、いじめ、不登校などなど)が現実離れしている、と言っているわけではないと思います。

これらの非行はどこの中学校でも起きるので、逆に、これらの非行が全く怒らない学校、学級は都会でも田舎でも存在しないと思います。

まあ、ドラマですから、クラスメイト達が作者、脚本家が思い描いたような、「絵に描いた優等生」になるのは当たり前というか、自由自在にできますけどね。そのあたりの、問題が決着に向かうにあたり最終的にクラス全員が理想の優等生になる、というところが現実離れしている、って批評ではないでしょうか?

私も
「あんたは、生徒として、また保護者として、学級内に妊娠女子や非行生徒がいたとする。
 そういう彼らの為に、担任教師や他の教師、校長が事件解決に奔走する。
 その間、他の真面目な生徒をほったらかしにされる。
 さあ、彼らのことを他人事ではな自分の身の上に起きたこととしてとらえて、真に理解し赦せるか?
 そういう問題生徒が卒業生を代表して答辞を述べる。
 これが理想だと思うか?
 ”そういう学校にぜひ通いたい、通いたかった”と思うか?」
と改めて問われれば
「いや、まっぴらごめんです。
 そういう問題児とは表面上は仲良くするか、素知らぬふりしてやり過ごしますが、 心の中では赦しません
 同窓会にも呼びません
 彼らが来るなら欠席します」
っていうと思います。

回答者様は赦せますか?

お礼日時:2025/06/15 09:59

もちろん、視聴者が楽しむために作られた「ドラマだから」です。


所詮ドラマは人が作ったお話を人が演じるエンタであり、「つくりもの」です。
なので「こんな教師がいてくれたら」「こんな生徒がいたなら」というおとぎ話なのはむしろ当たり前です。そうではない現実を知って、そうあってほしいと願う視聴者が多かった、という事だと思います。
逆に負の方向に事実を捻じ曲げて、悪い人間ばかり出て来るネガティブなドラマや映画も多いです。何を楽しいと思うか・・それこそ人によって違うと思います。
最近はネットで誰もが言葉を発信できるようになり、リアリティが・・といちいち細かいことに揚げ足をとって騒ぐ風潮があります。
そんなにリアリティーにこだわるならドキュメンタリーを見ていればいいわけです(もっともドキュメンタリーも作り手の作為はありますが)。
そう、私は思います。
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この回答へのお礼

ご回答ありがとうございます。

>そうではない現実を知って、そうあってほしいと願う視聴者が多かった、という事だと思います。

あくまで作り物の世界、虚構の世界だから、エンタメとして楽しんでみていたんですね。

>逆に負の方向に事実を捻じ曲げて、悪い人間ばかり出て来るネガティブなドラマや映画も多いです。何を楽しいと思うか・・それこそ人によって違うと思います。

悪漢が主役の映画、ドラマも人気ありますね。
何を面白いとするかは人それぞれですね

お礼日時:2025/06/15 09:42

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