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Zガンダムの戦いは主がエゥーゴとティターンズの戦いですよね。(終盤、アクシズも入ってきますがそれは今回置いておいてください)

思うのは両方とも連邦軍ですよね?
(まぁエゥーゴには民間も入ってますけど)
簡単に言えば「連邦軍内部の争い」て事でいいんでしょうか?
また正規軍の連邦本体は何故そういう内部争いを止めようとせず目を瞑っていたんでしょうか?
抑え付けるほどの力が正規軍にはなかったという事でしょうか?

A 回答 (8件)

 う~ん、どうなのでしょうね?。

私自身はこの問題に関してはある程度以上信頼の置ける設定も話も聞いた事が有りません。
 ただ現時点でも、恐らくこうではないか?と言う(個人的な)推論だけは出せますので、少し長くなりますが次に書かせていただきます。


 『宇宙世紀において人類社会は、地球連邦政府と言う統一された政体の元で安定した社会を築いていた…』と言えば聞こえは良いのですが、その実態は連邦政府の基本的な統治能力に疑問符を持たざるを得ない事例が山のように存在しています。

 人類の歴史上間違い無く最大規模のプロジェクトである宇宙移民計画の開始によって宇宙世紀が幕を開けてから、コントリズム運動の盛り上がりによってサイド3が独立宣言を行うに至るまでの時間は僅か60年弱。その後サイド3=ジオン公国は連邦の存在理由を根本から揺るがせかねない立場に立っていたにも拘らずその後20年近くも存在し続け、逆に非常に、非常に急激なスピードでの軍事力の増強を行って人類の半数が死んだとさえ言われた大戦争を起こすに至ります。
 しかもそこで終わるならまだしも、この時に生き残ったジオン軍の残党は連邦のお膝元とも言えるアフリカや重要な資源供給地域であるアステロイド・ベルト地帯、更には各地の暗礁空域やコロニーにも潜伏していたとされ、その末裔は遥か後のコスモ・バビロニア建国紛争に近い時代にまで存在しています。
 それに加えて、「Z」においてカラバの存在を知ったカミーユが『連邦は地球上でも反感を持つ人々を増やしている』と言って居たように、"非ジオン・反連邦"な人や組織もその数に限りが有りません。

 そして或る意味、こうした不穏勢力より数倍して厄介な存在なのが、事実上の治外法権めいた力さえ獲得するに至った幾つかの巨大組織の存在です。
 少なくとも全てのスペースノイドの生殺与奪を握っていると言っても過言ではないコロニー公社(ただし一枚岩では無いらしいですが)、地球圏のエネルギー事情を操る力を持っている可能性が或る木星公社、独自の武力を持っている形跡が無いにも拘らずジオン軍に対抗できた(或る意味、少し不気味な)宇宙引越し公社、そして世界中の軍事力のほとんど全てをその手で作り出していると言っても過言ではないアナハイム・エレクトロニクス。
 現実の世界においても、例えば中米あたりの小国では、巨大なアメリカ企業の支社長にニラまれて国家元首の首が飛ぶ事はかつて(今も?)日常茶飯事だったそうですし。順法とは言え、その法律を制定、管理している政府にある程度以上の影響力を及ぼせる巨大組織の存在も、また連邦の統制に深刻なゆらぎをもたらしていると指摘して間違いは無いでしょう。
 しかも連邦政府とは、元々その名の通り既存の国家が寄り集まった連邦制を基本とする国体ですから、連邦と言う枠組みよりも自邦の利益を優先しようとする輩も、或いは存在している事はた易く想像できます。

 ではこの様な状況に連邦政府がどのように対応していたかと言えば、…一言で言って全く対応できていません。彼らは各地(国単位?)から選ばれた代議員の多数決こそが絶対であると信じ、いちいち決められた手順を繰り返します。早急な事態に対応する事は全く考えていません。
 それでも愚直に信念を持って絶対民主制を行っていたならば状況は全く違っていたのでしょうが、連邦政府に関与する人々のほとんどは、実際には政治家、官僚、軍人など役職を問わず、民主主義のシステムを悪用して巨大な政体ゆえに発生する様々な旨みを得、挙句の果ては地球を自分のようなエリート層だけの楽園にしようとさえしています。

 …長くなりましたが、ここまで書かせていただいた事である程度、察しが付かれた事と思います。
 "連邦政府とは、実際には幾つかの体制内スーパーパワーの連合体であり、決して完全に統一された一枚岩の組織では無い"事。
 そしてその様な同床異夢の状態を問題視さえもせずに永い間に渡って放置し続けた事こそが、本来は連邦の傘下組織であり、ほぼ完全にシビリアン・コントロールが守られていたにも拘らず連邦軍の分裂を事実上黙認せざるを得ない原因と成っていたのではないか?…などと、私あたりは考えてみたりする訳です。

 個人的には、もし例えるならエゥーゴとティターンズの戦いは、ちょうど平安朝廷の意も多かれ少なかれ受けていた者同士の争いだった一連の「源平の戦い」や、足利幕府の元でその幕府の有力者同士が戦った「応仁の乱」と比べられると思います。
 もちろんこの当時の朝廷や足利幕府と比べればまだ連邦政府の方が数倍以上マシな状態だったのでしょうが、ただ傘下組織の暴走をコントロールし得ないと言う基本的な部分に関しては、ほとんど似たような組織構造上の欠陥を抱えていたのではないかと思います。

 まあ…実際の問題として、連邦や軍の高官たちのほとんどは「起こってしまったものは仕方がない」とばかりに、目の前のちょっとした利益を求めて付和雷同するばかりだったのでしょう。何せ事実上はエゥーゴのスポンサーだったアナハイムからして、元々はそう言う処の有る企業でしたし…。
 
 やっぱり、人の革新はなかなか遠いみたいですね^^;。
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この回答へのお礼

回答ありがとうございました。
こちらの回答も解り易い例えですごく理解出来ました。(^^)

お礼日時:2005/06/28 15:42

ティターンズ、エゥーゴ双方とも連邦です。


シャアが連邦の籍を取得してエゥーゴに加わっているので、そこは間違いないかと。
ティターンズは連邦のエリート部隊で「地球至上主義」を掲げて、スペースノイドの弾圧を行っていますので、それに反発するエゥーゴと対立したんだと思います。

地球連邦軍本部の移転もティターンズが進めていたみたいなので、連邦上層部にティターンズの圧力が相当かかっていたんだと思います。テロ活動などを行うジオン残党狩りを本来の目的とするティターンズが力を持ちすぎて連邦本部もお手上げ状態だったんだと思います。
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この回答へのお礼

回答ありかとうございました。m(__)m

お礼日時:2005/07/14 18:16

両者とも連邦軍の派閥ですが、ティターンズとエウーゴの争いはアースノイド擁護派とスペースノイド擁護派の争いですね。

そして軍事と政治の両方の争いであるわけです。

現在はシビリアン・コントロールと呼ばれ、民間(議会)が軍部を掌握しています。欧州では軍隊の成り立ち・歴史から特にシビリアン・コントロールが重要視されています(近代革命のなかった日本ではなかなか理解しにくいですが)。宇宙世紀になってもそれは継続し発展しているでしょう。軍部を掌握する議会がアースノイド擁護とスペースノイド擁護に別れている以上は軍部指導部内も当然別れているでしょう。したがって連邦軍が正規軍であるがゆえにこの内部争いを抑えることができなかったのでしょう。

もし連邦軍が政軍分離を成し遂げていたならばこの争いは議会内の争いだけで終わっていたかもしれませんね。
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この回答へのお礼

回答ありがとうございました。(^^)

アースノイド擁護派とスペースノイド擁護派の争い。
なるほど、そういう考えも出来る訳ですね^^

お礼日時:2005/06/28 15:47

「エウーゴ」は連邦軍では無いのでは?


始めは今の環境保護団体等の様に、『スペースノイドに対する非道な政治体型を考え直そう』とか『何時までも一部の権力者のみが地球を占拠し続けるのは止めて、地球の汚染を止めよう』等のスローガンを掲げた運動団体で、その構成メンバーに多くの連邦軍人が居たという程度だと思います。

「ティターンズ」は、一年戦争後も活発に活動を続けたジオン残党に対する煮え切らない連邦軍の対応に業を煮やした一部の軍人がジャミトフの掲げる理想に賛同して作った連邦軍内部の正規セクションでしょう。ただ、「エウーゴ」の代表であるブレックスが連邦軍の准将である事から、ティターンズの真の目的や活動を知る事が出来た為、その暴発を阻止する為に必要な武力を用意していた、そして実際にティターンズが暴走しだしたので表立った武力反抗を始めたと。

世間的には、「エウーゴ」は強硬な手段でテロを行う危ない組織、「ティターンズ」はそういう危険から世界を護る正規の組織という事でしょう。しかしクワトロの演説の結果、実は「悪い事やってたのはティターンズじゃん!?」という事が発覚し、「ティターンズ」はその信頼と立場を失い、その代わりにエウーゴに属していた連邦軍人が復権した結果、今度は「エウーゴ」が正規軍としての立場を得る…最もその時点で「エウーゴ」と言う組織は本来ならば不要となり、正規軍がその考え方を改めてエウーゴと同じ思想を持った、そして罪を暴かれて離脱したテロ集団の「ティターンズ」をやっつけたという事で落ち着いたはずです。ハマーンが出て来て混乱してしまったのでここいらへんの組織としての連邦軍は実態がなくなってしまい、かろうじて戦力が残っていた「エウーゴ(っていうよりガンダムチーム)」が単独で頑張ってたってな感じでしょうか…。
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この回答へのお礼

回答ありがとうございます。

エゥーゴはまぁゲリラ的な感じはしますけどね。(^^ゞ

お礼日時:2005/06/28 15:45

質問では地球連邦軍の意思、が問題になると思いますが、その意思とは何でしょう?



地球連邦軍はシビリアンコントロールによりその政治的実権は地球連邦政府にあります。
つまり勝手に大規模な軍事行動を起こすなんて事はあり得ません(※)。かならず連邦政府の議会で承認を得て行動できるのです。
そして本編でその連邦政府の議会は2度出てきます。ブレックス・フォーラ准将が暗殺されたエピソードとシャアのダカール演説のエピソードです。
その一度目、ブレックス・フォーラ准将が暗殺された連邦政府総会において正式にティターンズの権限拡大法案が可決され、全権を掌握します。
Facesさんの考えでいうと、この総会でティターンズを抑える法案が提出・可決され、初めて内乱を抑える為の具体的な方策が決まる可能性もあったかも知れないのですが、劇中ではそうなりませんでした。
ティターンズの事前の議会工作による賜物でしょう。

ではなぜそれを防げなかったというと、ちょっと裏側から視点も混じるお話になりますが、肝心な事の話です。
 これから事を起こそうとする敵役は当然事前に周到な計画を用意しますよね。敵役が一度は成功し、そこから主人公側が逆転していく、というのは物語として避けては通れない構造です。ですからガンダムでいう連邦上層部が無能というのも当然というか仕方のない話なんですよね。(敵役の不穏な動きを察知してきちんと処理してしまっては物語が始まらないですからね^^;)
変な例えですが、町中で何の脈略もなく背後から忍び寄ってきてくる友人のいきなり悪戯を仕掛けるを防ぐ手立てはない、という事です。

次にちょっとややこしい話ですが、ここでFacesさんのいう正規軍つまり地球連邦軍は存在しません。
これは某与党を例に考えてみてください。地球連邦軍=某与党、ティターンズ=某与党最大派閥、エゥーゴ=某与党第2派閥or抵抗勢力、といったところです。
派閥争いの話の時に某与党としての輪郭は見えないですよね?
あえてこの場に照らし合わせていうならば、最大派閥と抵抗勢力以外のその他少数が某与党=球連邦軍と言えない事もありませんが、派閥争いのメインステージにおいて物の数にはなりませんし、その他に一括りにされているだけで、総意もなければ意思決定力もありませんよね。
ティターンズ、エゥーゴを語る視点で地球連邦軍という枠組みを語るのは実は不適合だ、という事です。地球連邦軍という言葉も使われる場面で意味合いが変わってくる懐の深い言葉ですから難しいんですけどね。

そして、シャアのダカール演説時の劇中2回目の地球連邦政府総会でついにティターンズはその政治力を失います。Facesさんのいう内部争いを止めようという動きとは若干異なりますが、概ねその方向に事態は転換します。

「抑え付けるほどの力が正規軍にはなかったという事でしょうか?」に関しては重複しますが、分かりやすくいうと、頭数が物をいう総力戦になれば戦勝しますが、先手を打った独自行動を取るティタ-ンズに対して議会の承認がなければならない地球連邦軍ではスピードが物をいう電撃戦において不利、そして当然軍事力よりもその背後の政治力が大きく物をいう訳で、ティターンズの作戦勝ちといったところでしょうか?
この勝負(?)にスポーツのようなフィールドとルールと開始の合図があれば絶対負けないと思いますけど、そんなものありませんからね。
結果という事実から見れば力がなかったといえますが、事前に知っていれば押さえ付けるだけの力は当然あると思いますよ。(そうでなければ一年戦争の途中にでも崩壊してますから^^;)
今度のコンフェデレーションズカップの日本対ブラジル戦で仮に日本が勝ったとして、日本がブラジルより力があると思うかどうかと一緒と思います(^^)。



※劇中のティターンズの軍事行動は先に仕掛けてきたエゥーゴに対する自衛行動であり、通常任務の範囲内という説明で切り抜けているだろうと思います。
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この回答へのお礼

回答ありがとうございます。
例え話もよく解りすごく詳しい解説で感服いたしました。m(__)m

お礼日時:2005/06/28 15:40

ファーストガンダムから散々そのようなエピソードが出てきますが


もともと連邦軍の上層部は完全に腐っています。
権力は持っていますが、軍を統率する能力がありません。

唯一能力も兼ね備えていたレビル将軍が1年戦争で戦死した後、
ジャミトフが無能ばかりが残った連邦軍の実権を完全に掌握して
ティターンズを創設したものと思われます。

Zガンダムの確か第1話で、
ブライトがジャマイカンに殴られるシーンがあります。
そこで大佐であるブライトが中佐のジャマイカンに向かって
「上官に向かって、何をするか!」と叱責します。
しかしティターンズは一般兵に対して2階級上の存在であるという主張をして
自分の行動を正当化しています。

こういうことがまかり通っているくらいなので
もはや連邦軍自体がティターンズの配下という状態なのだと思います。

それに対してエゥーゴは、
もともとは連邦軍だったブレックス准将が作った組織ですが
基本的にはアナハイムなどをスポンサーにした
反ティターンズのレジスタンスであって、正規軍ではないと思います。
正規軍であったら、いくらスポンサーとはいえ、
政治家ですらないウォンさんが命令など出来るはずもないですし。
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この回答へのお礼

回答ありがとうございます。

>もはや連邦軍自体がティターンズの配下という状態なのだと思います。


なるほど、そう考えたら解り易いですね。

お礼日時:2005/06/22 17:57

ティターンズが地球至上主義を持つ連邦内のエリート集団であり、連邦上層を掌握していたため、そもそも連邦正規軍にティターンズを止める力など無かったのです。



エゥーゴも確かに連邦の人間もいますが、中核は月面及びコロニーの企業なので連邦軍かと言われたら少し疑問も出てきます。
Zガンダム終盤でティターンズは滅び、その後連邦軍も元に戻りますがまともになったかどうかはその後の話を見れば分かると思いますが、駄目駄目です。
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この回答へのお礼

回答ありがとうございます。

ふむふむ。。

とすると、「ティターンズ」からしたら「エゥーゴ」は「連邦の反乱軍だ!」という大義名分なんでしょうかねぇ。。

お礼日時:2005/06/22 17:54

そーゆーことです。


議会でクワトロが演説するあたりの時点で「ティターンズは連邦軍の全権を掌握している」ことになっています。

※ これが回復するのは「ティターンズ壊滅後」です。
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この回答へのお礼

回答ありがとうございました。
当たってたんですね(^^ゞ

お礼日時:2005/06/22 17:55

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