自分で陶芸をするのに必要な費用

　陶芸を始めたいと思っています。
陶芸をするための場所は目処がついたのですが最初に何がいるのか。
また、全部でどれくらい費用が必要かが分かりません。

経験のある人がいましたら教えてください。

No.8 回答者： 5dmk2 回答日時： 2010/10/15 15:32

つい最近、趣味の陶芸を自宅でできないものかと行動に移した者です。

忙しい時にどうしても教室に足を運ぶ時間がなくでも、
土がさわりたいというジレンマで『自宅で陶芸』に踏み切りました。

で、実際かかったものと大体の価格を漠然的に言うと、、、
（自宅で自分で楽しむ範囲でのことでお話しします）

＊　窯（２０～４０万円前後）
　　灯油、電気工事を必要とした電気窯、自宅でも使用できる電気窯など、
　　いろいろありますが自宅ということから
　　１００V電源のものしか選択肢がなく、その中でも評判のいい中型の電気窯を選び
　　ました。我家の場合は運良く電気工事がいらない配線でしたが、自宅でできる窯
　　とうたわれている商品でも電気工事がいる場合があるので電気工事を思われている
　　場合は別途２～１０万円ぐらいは見積もりが必要な場合があります。
　　メンテナンスも窯はいりますので、メンテナンスでも自分でできるものをという
　　のも選ぶ時重要な要素でした。
　　あと、やはり、小さい炉内のほうが安いですが、今後続ける意思が強い場合は
　　ある程度炉内の大きなものをお勧めします。でも炉内が大きくなればなるほど
　　値段は比例しますのでおすすめはやはりマイコンがついているもので（自分で
　　温度管理できるぐらいの腕前と知識をお持ちの場合はなくてもいいと思いますが
　　知識がすくない私はマイコン付を購入しました）３０センチの作品が炉内に入る
　　ものを選ぶといいかと思います。（そうなると、やはり窯は３０万以上します）

＊　ろくろ（９～１５万円前後）
　　手動のろくろをはじめに購入しましたがやはり限界があります。
　　なので窯を購入時にろくろをセットで購入し値引きしてもらうのがいいと思います。
　　私はあとからですが、、、シンポ製のスゴく静かなものをえらびました。
　　マンションというわけではありませんが夜制作時に家族が寝ている時にでもできる
　　ものがいいなぁーとおもったので。
　　１０万円以下ですと小型ろくろは音はあまりうるさくないと思いますし、性能も
　　そこそこのものがあると思います。大きな作品を作る予定がなければアリだと
　　思います。
　　ろくろで少し大きなものになると音がスゴいです＆メンテナンスが大変だったり
　　するので安さにひかれて、、、というのはあまりお勧めしません。

＊　釉薬、粘土、道具類（４～６万円）
　　粘土もピンからキリですが、やはりなれるまでは安い粘土で技を磨いたほうが
　　いいと思います。（２０k　５千～１万円前後）
　　釉薬は多々ありますし、道具も多々あります。釉薬は自分が好きなものだけ
　　とりあえず２～３種類からはじめることをおすすめします。
　（粉末で１k１０００～３０００円×６かなぁ～かかります）
　　陶芸の小道具は１００円均一で補えるものが多々あります。
　　ふた付バケツ、のし棒、柄杓、大工小道具、粘土小道具などなど。
　　１００円均一で私は５０００円程度で集めました。
　　１００円均一では難しい小道具で、最低限なものを陶芸のネットショップで
　　大体１万円前後で購入しました。
　　粘土を保管する密閉容器はHCで１０００円ぐらいのものを代用です。
　　たたら板なども、HCで購入です。

＊　作業台、椅子、乾燥棚（３万円前後）
　　オークション等で手頃な高さのものを購入

と、このように最低限なものからスタートですが楽しく陶芸生活できております。

私が初期投資にかかった値段は全部でたぶん５５～６０万円前後でしょうか。

やはり、私にとってはかなりかかりましたが陶芸教室に
（焼成や粘土代別途なんでそれもひっくるめると）１万円以上は使用していましたんで
１２ヶ月で１２万円+αとおもうと、まぁ。。。。仕方ないかと。

もちろん教室では指導というお金にはかえれない学びが基盤にあり、もちろん大切ではあると思うのですが、私の場合時間的縛り＆自由奔放人間なんで、教室の枠には当てはまらなかったように思うので今の自宅陶芸は非常にアリかなとおもっています。

でも陶芸は奥の深い道ですので学べれるところは独学で、自分では難しい部分はありがたいことに親戚に６０年の陶芸家、現在も現役がいるんで学ばさせてもらおうかなと思っている状態です。


土とたわむれるのは楽しいですが自分でいざしようとなると、初期投資と維持費と消えない熱意が必要かとは思われますが頑張ってください。

No.7 回答者： Kinta0825 回答日時： 2008/07/01 17:37

場所は目処が付いたとの事ですが・・・

それは陶芸教室が見つかったという意味なのでしょうか？
それとも、設備を置く（設置）する、または、作陶する場所
が見つかったという事なのでしょうかね。

最初は粘土ですね。あと作るのに必要な道具ですが・・・
陶芸を始めて２０年になりますが、子道具は全部自分でつくれますよ。
電動ロクロはほしい所でしょうが、最初は上手く使えないので、
手ロクロで十分なのではないですか？
私は手ロクロは車のホイールの上に板をはめ込み、ドライブシャフト
をそのままつかって手ロクロ代わりにしています。
良くまわりますよ。

窯ですが、ガスも電気もお金がかかるので、庭に適当に耐火煉瓦と断熱煉瓦で小さな薪の窯をつくりました。

薪で焼締めるので、釉薬はいりません。綺麗な自然釉の作品ができますよ。
元々、土を薪で燃やして作っていたものですからね、それほど大げさな設備は必要なにのではありませんかね？

No.6 回答者： noname#21649 回答日時： 2005/06/28 02:31

3晩です。

水に関する指摘があったので.関係情報を。
塩分濃度が高い地区の場合は安く上げるのであれば天水。つまり.雨どいの水を適当な容器に集めて使います。ただし.炭酸ガス濃度が高いので.場合にょっては軽く暖める必要があります。
関東地方等ローム年度の地区で白磁器をやるときに問題になるのが.水の中の鉄。いったんためて鉄菌を生育させておくタルを通すとある程度鉄が減りますが.大方の場合には鉄が除去できません。塩素滅菌+だってつきの組み合わせで自家用浄水きが打っていますが.これを使うと塩素が多くて塩素の問題が出ます。

鉄の多くはコロイド状ですから.限界ろ過(メンブランフィルター)で除去できます。安い機械で10万.普通の機械で30マン程度。
(天水でも)海水の混入がある場合には.イオン交換樹脂。安い機械で30マンくらい。ただ極端に手を抜くのであれば、自分でアンバー120と5??(番号忘却)を買ってきて混ぜて.1-3万円のガラスカラムに詰めれば作れるので.5マンもあけばできます。注意点として.通す水はG4(一番目の細かいガラスフィルター)のガラスフィルターを通すこと。ゴミが結構入っていますかにら。

ちたんさんバリウム杯土でバリニア(名称疑問)磁器を焼くのであれば.ナトリウムがpptで効いてきますから場合によってはクリーンルームが必要です。クリーンルームが必要ない程度の水でよければ.

g4カラスフィルター
イオン交換樹脂
限界ろ過

で大体50-80万円。土器の鋳込みでいしょうをするのであればこの程度の純度の水で何とかなるでしょう。芸術品程度ですと.限界ろ過をカットできるかもしれません。

自分で組める程度の知識があって.推量が1リットル/半日程度ならば.5蔓延でおつりくらいです。

この回答へのお礼

ありがとうございました。

いままでは出来た作品を浅い知識で形・色・絵柄くらいを見ていただけですが何件かのご回答をいただいて陶芸の奥の深さをほんのわずかですが知ることが出来ました。
　これから少しずつあせらずこの面白さを味わうため実現に近づいていきたいと思います。
　自分にとってはかなりレベルの高い回答ですが勉強になりました。

お礼日時：2005/06/28 22:29

No.5 回答者： idont 回答日時： 2005/06/27 21:19

こんばんは。

陶芸と言っても色々です．簡単な方法だからといって作品が貧弱だと言う事は有りません．

例えば野焼きを専門にしている人も居ります．

まず、あなたが、どんな物を作陶していきたいかと言う事に成ります．これによって随分違ってきます．

オールマイティーな窯など存在しません．
目的によって最適な窯と言う物があります．

どんなに高価な窯であろうと、目的にそぐわ無い物であれば意味をなしません．

成形に関しても同様のことが言えます．

釉薬をどうするかによっても変わってきます．焼き締めであれば関係無い事ですが、釉薬を使用するとなると、購入するのか自作の物を使うのかで随分違ってきます．

フルイ一つを取っても値段としては様々です．
調合の為の機材も変わります．

それと、何よりも大事な事は、設備を維持する為の経費です．電気窯などの場合は、契約が大きいのに成ると基本料だけでもかなりの出費になります．
陶芸の場合に大事な物として、水があります．
井戸をお持ちでしょうか．

水次第では、どんなに一生懸命にやっても、目的の物に成らない事も有ります．

適当でも構わないとしても、大量に使用しますので、水道の場合は、経費を考えるとかなり計画を確りとしておく必要が有ります．

色々と考えなければいけない事が多い物です．

簡単な事ですが、再考為さった方が良いと思います．

陶芸材料店などに見積もりを出してもらう事も可能ですが、自分の確りとした考えを持っていないと、相当な見積りをされる事になります．
本当に必要でもない物を購入する事が良くあります．

何しろ漠然とした考えで始めると、とてつもない金額になります．

素人と言えどある程度の知識を持っていないといけません．また、自分の限界を確りと見据えて決めておく事が大事です．

二年間轆轤を回したところで相談する事は出来ないのでしょうか．

夢もあるでしょうが、確りとした計画を持っていた場合は、そんなに経費も掛からないで、総額も押さえる事は可能です．

この回答へのお礼

ありがとうございました。
大変参考になりました。
自分の目指すところを明確にして必要なものを揃えなければならないことが
よく分かりました。
水のことは知りませんでした。
やはり水は万物の基本ですね。
　漠然と思っていたことが貴殿の回答で少し見えたような気がします。
まだまだはじめる前に勉強しなければいけないと思っています。
まだ1年以上時間が有るのであせらずやります。

お礼日時：2005/06/27 21:56

No.4 回答者： thanksgim 回答日時： 2005/06/27 20:35

大きな物としては電動ロクロと電気窯が必要ですね。

電動ロクロはモーターのしっかりした物でないと大きな作品は造れません。最低でも１０万円以上のものでしょうか。窯は電気、ガス、灯油等ありますが、スペースや経験などを考えると電気窯が現実的だと思います。大きさは予算、作品の大きさ、一度に焼く作品の数などによって変わってくると思います。展覧会となると６０万円位のものから始めてはいかがでしょうか。メーカーによっては送料や設置手数料もかかるので確認しましょう。それから忘れてならないのは、通常の一般家庭の電力では電気窯は使用できないということです。電気工事が必要になります。工事の代金は数万円から１０万円位だと思います。

大きなところではそんなものです。

その他、作業台、釉薬、粘土、へら等を全部一度に揃えて１００万円位ではじめることができると思います。
細々した物は徐々に揃えてゆくとよいと思います。

でも、展覧会に出品するとなると、もっと色々な粘土や釉薬を試してみたくなったりするんですよねぇ。

展覧会に出すようになるには１２０万円位、陶芸教室で１８０から２００万円、プロでそれ以上と思ってください。

成功をお祈りいたします。

この回答へのお礼

ありがとうございました。趣味でやるにしても4～500万円位は必要かなと思っていましたので安心しました。

お礼日時：2005/06/27 21:35

No.3 回答者： noname#21649 回答日時： 2005/06/27 04:12

安く上げるか.高級品を買うか.で大きく額が変化します。

「陶芸」といっても.低温焼成(1000度)以下, 1200度以下, 1300度以下 , 1600度以下で.窯の値段が大きく変化します。１ランク音頭を上げると.同じ大きさで値段が５割から１０割増えると考えてください。

整形方法も.手加工・機械加工・オートメーションで値段がかなり変わります。
手加工で安いものでそろえれば.１マンから３０マン.下手すれは100万円。
機械ですと.電動轆轤が10-30まん。プレス(とうばんなど)が1000マン.いこみでいしょうが1000-3000マン.溶着が３０００－１置く。そのたもろもろ真空加工(装飾用アルミ磁器等の製造に使います)などを含めて全部そろえると.１０置くくらい使ってしまいます。

釉薬は.一番安いもので１リットル100-200円。高いものですと.1g１０万円から３０万円(貴金属相場次第)。

徹底的にケチって安く上げれば.１０マンでお釣が来るでしょうが.金をかけるのであれば.100億あっても足りません。

この回答へのお礼

ありがとうございました。
何人かから回答をいただきました。
おかげで大まかな必要予算が分かりました。

お礼日時：2005/06/27 21:41

No.2 回答者： noname#38003 回答日時： 2005/06/26 21:09

あなたがどういう人で、どういう陶芸をしたいかによって費用は変わってきます。

まず陶芸窯が必要です。窯はいろんな種類がありますが、比較的コストが安いのが灯油窯です。灯油窯だと酸化焼成も還元焼成も出来るためいろんな釉薬に対応出来ます。ただ焼いている間、窯に付いている必要があります。
一番、手間がかからないのが電気窯です。電気窯の場合プログラムでコントロールできるものもあり比較的失敗も少ないです。
後は、あなたがどういう物を作るかによって変わってきます。
ちなみに私の場合、自作の灯油窯があり自分で耐火煉瓦を積んで作りました。費用は、耐火煉瓦、灯油バーナー、灯油タンク、熱電対等々で約２５万円かかりました。あと電気窯が１３ｋＷで約１００万円ですが、初心者だと
５０万円～６０万円くらいで灯油窯でも電気窯でも手に入ります。
あと電動ロクロが１０万円前後くらいです。
あなたが趣味でやっていくのか、展覧会に出品したいのか、プロでやっていくのかによってかなり費用は変わってきます。
もう少しあなたの技術レベル、やりたい方向を教えて頂ければもっと具体的な回答が出来ると思います。
当方、陶芸歴１３年、展覧会等にも出品したり、陶芸教室もしています。

この回答へのお礼

ありがとうございました。参考になりました。
二年くらい日曜日に陶芸家のところで轆轤をやっていました。
そこでは重油とプロパンの窯を使っていたのですが・・・。
友達を集めて展覧会に出すくらいはやりたいと思っています。

お礼日時：2005/06/26 22:13

No.1 回答者： zorro 回答日時： 2005/06/26 19:54

入門セット

http://www.tougei.com/shop/goods/goods.asp?event …

と、ろくろ、乾燥釜、陶芸釜が必要です。

参考URL：http://www.tougei.com/shop/default.asp?associate …

この回答へのお礼

ありがとうございました。
参考URLは良いアプローチになりました。

お礼日時：2005/06/26 22:17