A 回答 (13件中11~13件)
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No.11
- 回答日時:
NO.9の者です。
妄想と感じられるかもしれませんが、一認識として話します。
現代社会人的な部分では、隠れた奴隷制により働きます。
これは、金を知るものによりそうさせられています。私たちとしては、現代社会ではお金がないと生きていけないように知らされています。そのように現代社会はつくられてきました。多くの人はだまされてきた、といっても、言い過ぎではありません(聞こえ悪くすみません)。人間の自己愛という所を引き出し、最大限に利用した巧妙な、作為ある行為です。
例えば、普通は、お金を使う事に責任を感じない。「自分のお金をどう使おうが勝手だ。」と言ったNY市長もいます。強いアメリカを金で表現して見せたのでしょうか?不安な市民に支持されましたが。
お金を使うと、自分を含めた多くの奴隷を働かす事になります。新しい車でも買おうものなら、そのせいで20人は死ぬと思ってます。そのことに気がついてない。殺されるほうは使うほうに比べて理不尽な思いをしていることでしょう。自分がお金を使う事がどういうことか、お金を使って生きるということに責任を感じないと奴隷制からは抜け出せないです。命をかけてお金を使っているという事の認識が隠されています。命をムゲに扱わないと言うのなら、命をかけて金を使う生き様も否定はされないかもしれません。
そして、その様な奴隷制から開放されたとしても、人は働かねばなりません。それは自然界を見てみれば分かります。しかしこのとき、自分が生き残るために働かなくてもいいのです。そのように躍起にならなくても人は十分に生き残ります。
今よりも身体的に安全な生活が送れます。このとき、到達すべき課題は、全体のために働くということです。自分を含めたすべてです。すべてのために進んで奴隷になるという意志です。我がままでないようにあることです。それは多様性が消えるということではありません。面白くなくなるわけでもないです。より身近に、より具体的なドラマを浴びることになります。人間のすべてが今よりよくなります。
今、身近に言えることは、我々は「生き様を生きる」ということです。このことだけは伝わると僕は思います。
この回答への補足
度々、すみません。ご回答ありがとうございます。
caballeroさんはなかなか独特なお考えをもっておられるんですね。
まだまだ未熟な自分には理解ができない部分もあり、
すごくコメントし難いんですけど、
これもまたひとつの考えとして、一認識として受け入れたいと思います。
ただ、”奴隷”というフレーズに…
無性に拒否反応を示してしまうはなんでだろ?
No.12
- 回答日時:
一応、卒論で労働観について書いたので、少しだけ私見を述べたいと思います。
そもそも、労働とは本質的には人間の能力などを反映し、さらには自分をも創っていくものであると考えられます。
労働という行為は、本来、他者(人間、自然、物を問わず)にさまざまな形で能動的に働きかけることです。
つまり、自分の考えたように他者を作り変えていく行動なので、必ず働く側の姿や計画、意思の現実性も同時に表出されてしまいます。
「私はどんなものでも上手く作ってみせる」と言ったとしても、本当に何か作ってみなければそれはただのうぬぼれに過ぎないのです。
例えば、実際に彫像をしなければ自分の技術やセンスなどが表れてきません。弁護士が弁護活動をするときにはその人の法律・判例の知識や弁論術が如実に現れてくるでしょう。肉体労働にしても、やはり身体能力や職業訓練や経験の差がよく出てくるのではないでしょうか。サービス業でも、接客の態度にその人の社交性などが問題になるでしょう。
そうして現れた客観的な「もの」に対してヨリ能動的に働きかけようとすれば、自分を見つめなおし、自分を以前とは変えようとしなければなりません。
そこに自己変革と他者への変革の兆しが現われるのだと思います。
さらに言えば、「よりよい人間になりたい」という人間の重要な欲求を、精神的にも肉体的にも、そして現実的な生活の場でも可能にする性質を持っているのだと言えるのではないでしょうか。
ドイツ観念論哲学のヘーゲルの労働論(『精神現象学』より)をベースにして、「労働の原理」を提示すれば、このような説明ができるでしょう。
そのほかにも、エンゲルスは進化の過程の中で、労働が果たした役割(「手」の形成、脳の発達など)を論じていますし、
労働の忌避ということについては若い頃のマルクスが示した「疎外された労働」論もあります。
余裕があれば、こうした書物を一読することをお勧めします(特に前者)。
この回答への補足
専門家の方の(とは少し言いすぎでしょうか?)意見が聞けてとてもうれしいです。
この世に生まれてきた以上、ひとは自分の能力を試したくなる、
自分の生きた証を得るため人は働くと言い換えても良いのかな?
toshi-booさんがご自分の論文をできるだけわかりやすく噛み砕いて書いてくれたのだと
窺い知ることができてとても感謝いたします。
さらに、教えていただいた文献もぜひ一度読んでみたいと思います。
ありがとうございました。
No.13
- 回答日時:
実際は働くのが楽しいと思える恵まれた人はほとんどいないでしょう。
しかし社会が稼動するために、労働に義務感を持つのは大切な事です。
貴方の(なぜ人は働くのか)の疑問の根底には、(なぜ人は平等に働かないのか)の疑問があるのではないですか。
肉体労働の人は何をしているのか分かり易いですが、知能労働をしている人は何をやっているのか分からない人が多いように思います。
社会に平等感があれば、労働が少々辛くても逆にそれを生きる活力に変える術を人は身につけているのではないでしょうか。
この回答への補足
tiger-ryujiさんの仰るとおりかもしれません。
ナゼヒトハハタラクノカ?と、ナゼワタシハタハラクノカ?
どちらの答えもなんとなくまとまりかけているのですが、
どうしても繋がらないんですよね。
当たり前のことなのかもしれませんが…
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