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30年位前、親が買って来たアップライトピアノのメーカー「ゲルスカルマン」について教えてください。

ドイツ製のもので、ドイツから直輸入しました。
組み立てたものを輸入すると高いから、未製作のキット状のものを輸入し、日本で組み立ててもらってから我が家に届きました。

ピアノの足(鍵盤をささえる柱のような部分)が猫足のようにカーブしていて、当時ではめずらしいものでした。

ピアノのフタを開けると、ゲルスカルマンとドイツ語で書いてあります。手元にないので、スペルを正確に書くことができずすみません。

弾いた感じは、鍵盤はやや重いのですが、それに比例するように音量はかなりあり、ヘヴィプレイヤー向きなかんじです。

値段は、当時の安い国産アップライトピアノよりも高かったと聞いたような記憶がありますが、現在ピアノメーカーとしてはどのくらいの位置づけがされているのか知りたくなりました。

ピアノ調律の方に聞いたのですが「知りません」と言われ、ネットで検索してもあまりひっかかりません。
両親が亡くなり、詳しい情報がこれしかありませんが、どなたかこのピアノメーカーについてご存知の方、なんでもよいので教えてください。

A 回答 (1件)

全く存じませんが興味をひいたので少し書きます。

申し訳ありません。
先日図書館で日本にこれまで存在した(または現存する)あらゆるピアノメーカーがコメント付きで載っている本を見つけました。凄く分厚くて大きな辞書の様な本でした。先ず、日本にこんな沢山の(その数数千!)ブランドが在ったということが驚きでした。純粋にメーカーとしては数百らしいのですが工場が同じでも納品先ごとにブランド名を変える事があったというのが理由の一つのようです。例えば、音楽大学などで練習用に使われるピアノだったら飽くまで練習用としてコストを落とせるとこは落とすなどの仕様変更をするようです。そういったものは本来のメーカー名を使わず別ブランドとして世に出るわけです。こういったものは実は一般の人も買う機会があるようです。
思ったのは、日本でこれだけの数ですからヨーロッパになるとちょっと意識が遠のく数であることが何となく察しがつきます。アップライトというのもかなり怪しい香りです。位置づけが分からないとの事ですが、かえって愛着湧きそうでいいですね。そういえばフジ子・ヘミングさんも母親が買ったドイツ製のを使ってましたね。あなたひょっとして、、、まさか、、。
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この回答へのお礼

そうです。私がフジ子です(笑)

さっそくお返事いただきましてありがとうございました。
随分とめずらしい本をご覧になるのですね。思いもつかなかったようなご意見で、とても参考になりました。

なお、「ゲルス・カルマン」のスペルは「Gors & Kallmann」だとわかりました。(oはウムラウト)

↓に写真付きでゲルス・カルマンのピアノが載っていました。
http://www.prf.nu/piano/other.htm

これをみると、アップライトだけにかぎらずに「ゲルス・カルマン」というメーカー名でいろいろと出しているように思えます。なお英名でww検索すると800件ほど引っかかり、やはり何件かグランドピアノもありました。

この写真を見て思い出したのですが、両親が
「最初はグラウンドピアノを探していた。ゲルス・カルマンのグランドピアノが小さめなのがおもしろくて興味を持った。それでゲルス・カルマンのアップライトを試奏してみたらとてもいい音がするのでこれに決めた」
と言っていたのを思い出しました。
すっかりと忘れていたことなのに、こうしてどなたかとやり取りして調べているうちに、おかげさまでいろいろと昔のことを思い出せてうれしいです。

ご親切にどうもありがとうございました!!

お礼日時:2006/01/05 20:44

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