新世紀エヴァンゲリオン

新世紀エヴァンゲリオンについていろいろな質問があります。
もしよろしければ教えてください。
１、シンジがアスカの首を絞めるシーンがあったのですが、なぜ首を絞　　めたのでしょうか？
２、結局アスカとレイは死んだんですか？最後まで生き残った人はいる　　んですか？
３、シンジはアスカとレイどっちのことが好きなんですか？
４、アスカは精神崩壊した後どうなったんですか？
４つも質問してすいません
エヴァはほとんど見たことないんでたくさん質問してしまいました

No.1 回答者： patofu 回答日時： 2006/03/13 21:42

１、

シンジは、補完された世界よりも苦しみや悲しみのある世界を選びました。
その苦しみとは、この作品で一貫して描かれている他者との共存です。その苦しみのために、ATフィールドなるものが存在しているのです。
自分のほかにアスカが生きている。それは苦であり、シンジはとっさにそれをとりのぞこうとしたのだと思います。

２、
しかし、シンジは補完された世界を拒否しました。ですので、アスカの最後のセリフがあったことを考えても、
結局シンジはアスカの首を締め切れなかったのだと思います。
レイは人類補完のための道具だったので、死んだという表現は違う気がしますが、
存在しなくなったのは確かでしょう。

３、
これは分かりません。

４、
使途からの精神汚染の後ですか？
たぶん家に帰っていたのだと思います。それも諜報部の手を逃れて。（諜報部がわざと逃がしたようでしたが）
そして、レイの自爆の時に家が半壊した後、バスタブに入って自失しているところを確保されました。
その後は病院で治療されていました。「Air」で出てきましたよね。

No.2 回答者： tohoho1114 回答日時： 2006/03/13 21:46

ご存知の通り、エヴァは難解な内容なので、捕らえ方は人それぞれです。

よって、「答え」はありません。
まして、貴方のように、エヴァをほとんど見た事が無いような人がそんな深い
ところの意味を解釈しようとしても分からなくて当然です。
まずは自分で満足いくまでエヴァを見て、そして自分なりに答えを出して
みてはいかがでしょうか？他人の解釈を聞いてそれで満足するのもありですが。

回答じゃなくてすみません。下記ＵＲＬも参考にしてください。

http://homepage3.nifty.com/mana/eva.htm#evatop

No.3 回答者： char2nd 回答日時： 2006/03/13 22:00

　この作品に対しては様々な解釈があり、制作者側はわっきり「こうだ」という解答は示していません。

　ですから、いろいろな意見があるかと思います。

１，については、こちらのサイトで一つの解答が示されています。結構多角的な検証が行われていて、非常に参考になります。
http://homepage3.nifty.com/mana/main-story3.htm# …

２，物語としては、最後にシンジとアスカが残ったことになっています。レイは「黒き月」が地表に戻ったときにその肉体が崩壊しています（一部が欠けた頭部が海上に残っているシーンがあります）。
　他の人々については、赤い海（ＬＣＬ）に溶け込んでいますが、自ら強い意志を持てば再び肉体を得ることが出来る、とレイが云っています。従って、死んではいません。

３，最後にアスカが残ったのはシンジの意志も働いたのでしょう。つまり、シンジが女性として（あるいはパートナーとして）選んだのはアスカということになるかと思います（１の回答と矛盾するかも知れませんが）。
　レイに対しては母性のようなものを感じていたのだと思います。事実レイはシンジの母親の因子を受け継いでいます。

４，どの時点についての質問なのかわかりにくいですが、第15使徒の攻撃を受けた後であれば、＃１さんの云われるとおりでしょう。

No.4 回答者： tojyo 回答日時： 2006/03/14 10:28

＞エヴァはほとんど見たことないんでたくさん質問してしまいました

エヴァをよく見た人でも同じ質問をします。
というかストリー上で説明されていないことが多くありすぎて、統一した回答はありません。製作者サイドでも統一された考え方はないと思います。あるとすれば庵野監督の頭の中だけかな・・・。
「真実は君とともにある」という加地さんの台詞そのままです。
だから以下はあくまで私自身の解釈です。

＞１、シンジがアスカの首を絞めるシーンがあったのですが、なぜ首を絞めたのでしょうか？
＞２、結局アスカとレイは死んだんですか？最後まで生き残った人はいるんですか？

シンジは「自他の区別のない世界」よりも、「互いに傷つけ合っても他者のいる世界」を望みました。そしてその他者から認められることを望みました。
アスカは常に自分は特別な存在であり、「他の存在との融合を拒否」していました。
シンジ・アスカ以外の存在は他者との融合を望みLCLの海に溶けることで一体の存在となりました。
だから、作中ではシンジとアスカのみ人型として存在していると思われます。シンジ・アスカは他者の存在する世界を望みながらも、シンジは他者から求められることを望み、アスカは他者を排除することを望みました。結果シンジは「自分を認めてくれないアスカを排除しようとした」ということだと思います。

＞３、シンジはアスカとレイどっちのことが好きなんですか？

シンジはレイに対して母親をイメージしています。アスカの対する「好き」とはまったく異質のものと思われます。

＞４、アスカは精神崩壊した後どうなったんですか？

アスカは設定では、実の母親が精子バンクに登録されていた精子のうちもっとも優秀は精子を選んで体外受精により生まれた子供とされています。「選りすぐりの精子から生まれた特別な存在」というのがアスカのアイデンティティです。だからエヴァに乗れるのも当然と考えています。ところが精神崩壊により心を閉ざしたアスカにはエヴァは動かせません。自らの存在意義を失ったアスカは茫然自失になります。ネルフにとってもエヴァを動かせるからこそのチルドレンであって、エヴァを動かせない以上は不要な存在。フィフスチルドレンであるカヲルは、弐号機のパーソナルデータの書き換えなしに弐号機とシンクロしているので、ネルフにとってはますますアスカの存在は不要になります。結果、アスカは上層部の判断によりネルフから連れ出されたのではないでしょうか？

以上、あくまで私見ですので・・・。