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十数年ぶりにサックスを吹きたくなり、吹奏楽団に入りました。
テナーサックスとアルトサックスを吹いているのですが、どちらでもオクターブキーを押した中音(?)の「レ」の音が異常に高くなり困っています。
学生時代からこの音が苦手で、替え指なども使っていましたが、何とか正規の運指でピッチを合わせたいのです。
どんな練習と吹き方を心がけたらよいのでしょうか?

A 回答 (4件)

市民吹奏楽団で主にアルトサックスを吹いている者です。



>どんな練習と吹き方を心がけたらよいのでしょうか?

私の知る範囲においては、マウスピースをくわえる位置が、理想よりも浅い人が多いです。
浅いくわえ方をしますと、オクターブキーを使った音全体のピッチが高くなる傾向にあるようです。
こうしたくわえ方をしますと、音量のコントロールが容易ですし、尖った音色も出にくいので、これを「正しいアンブシャー!」だと勘違いして吹き続けている人が結構います。
オクターブキーを離しても、下の音に戻れないならば、こうした「理想よりも浅くくわえ過ぎている」という状態になっている可能性が高いです。

正しいアンブシャーでは、最低音から最高音まで鳴らすことが出来ますし、音の跳躍も容易ですし、ご質問の様な「異常に高いピッチ」の程度も下がります。
ですが、音量の変化は「お腹による息の支え」によるところが大きくなりますから、音量のコントロールは難しくなり、慣れるまでは疲労度も増します。

サックスは簡単に鳴ってしまう楽器ですので、逆に、基本がしっかり出来ている人は多くはないのです。
(クラリネットを吹く様になって感じました。)
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この回答へのお礼

お礼が遅くなりましてすみません。
最近、吹く時間が増えてきたのと、いくらか慣れてきたのとでだいぶ音が合ってきたようです。(とは言ってもまだ高いのには変わりありませんが…)
深めにマウスピースを加えるよう心掛けていますが、気が付けば浅くなっている時があるので気をつけなければいけないです。
大変参考になりました。ありがとうございます。

お礼日時:2006/06/02 22:56

こんにちわ



わたしはジャズファンでアルトとテナーを吹いていました。
テナーだとかなりごまかしがきくけれど、アルトだとまん中のレは
本当にきついですよね…。


私が音楽教室に通っていた頃、やはり悩んで先生に相談したことが
ありました。
この音はもともと楽器構造的に正確には出来にくい位置の音ですの
で、(これが正しく出るならば、その下のド、シ、シのフラットま
でオクターブキーを押して「正確」に出るはずの建て前なのですが、
そうはいかないですよね^^)出なくて当たり前だと思ってよいんで
すよ。
「アンブシュアは絶対に不変!」という言葉は、「そう思って吹く
ように」という「気持ちの問題」で、本当に正確なことを言うと実
際には音域によってアンブシュアは微妙に変化しないと正しいピッ
チで吹けないんだヨ、
・・・と先生から言われて安心したことがありました。

私は特にジャズ畑だったので、#1のかたがご回答くださっている
通りにサクソフォーンのピッチは、超一流の大巨匠でもめちゃめち
ゃだよなあ・・・と常々感じていました。

私の大好きだった奏者で特にびっくりだったのが、渡辺貞夫さんの
「サダオピッチ」と、ジャッキー・マクリーンさんの「マクリーン
ピッチ」のすごさでした…。
これは当時の音楽教室でもおおいに先生と盛り上がった話題の一つ
でした。

でも、「この人、何度聞き直しても変だよなあ」と思う奏者が、
セント単位でのピッチについて厳しく語っているのを見たりするの
で、本当の音感、本当のピッチ、というのは実に理解がむずかしい
なあ…といつも思ってしまいます。

学生時代から吹いていらしていれば、当時を思い出しつつ、吹奏楽
団の仲間のみなさんと「ねえ、みんなホントにアンブシュアは不変
って言い切れる?」って、オフのミーティングなどで盛り上がって
議論してみてはいかがでしょうか?
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この回答へのお礼

お礼が遅くなりましてすみません。

「アンブシュアは絶対に不変!」という言葉は、「そう思って吹くように」という「気持ちの問題」で、本当に正確なことを言うと実際には音域によってアンブシュアは微妙に変化しないと正しいピッチで吹けないんだヨ、・・・と先生から言われて安心したことがありました。

↑これを読んで私も安心しました。
同じバンドの方に相談してみたところ、「運指表通りキー押さえるだけでなく、その音をイメージして自信を持って吹きなさい!」とのことでした。
その人も実際はちょっとアンブシュアを意識して変えているそうですが。
大変参考になりました。ありがとうございます。

お礼日時:2006/06/02 23:05

こんにちは。


サックス吹きです。
真ん中のレの音は誰がどの楽器を吹いても高くなる音ですよね。レの音に限らず、ピッチを調節できる吹き方があります。レの音は少しやりずらいので、まずはマウスピースだけで試してみてください。
・くわえている下唇をほんの少し下げる(普段よりほんの少し弱く噛む、気持ち程度)
・息のスピードが落ちないようにお腹でコントロール

これでマウスピースの音程を自由に変えることができますか??高い音、低い音、区別して出せるようならば、
これを楽器をつけて応用します。上のラの音がやりやすいと思います。慣れるまではできないかもしれませんが、少し練習すればできると思います。ラの指でソ(くらい)の音、ソの指でファ(くらい)の音、など口と息を変えるだけで最大一音くらい下がった音をだすことができます。
レの音も半音くらいは下げることができます。

文章では分かりづらいと思いますが、
ぜひ試してみてください。
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この回答へのお礼

お礼が遅くなりましてすみません。
久しぶりに楽器を手にしたので、どうも息のスピードが落ちて、口の中が狭くなっているのも異常に高い原因になっているのではないかと思っています。
uri_tyanさんに教えていただいた通り、マウスピースで音程を自由に変える練習もしています。
完璧ではないですが、いくらか区別して出せるようになっています。
だいぶ許容範囲に近づいてきた気がします。
大変参考になりました。ありがとうございます。

お礼日時:2006/06/02 23:13

私はかれこれアルトサックスを吹き始めてから20年になります。

(素人)

やはりご指摘の通りアルトのF音(レ)は高めとなり、アンサンブル等で和音に気をつける際には、さらに低音のE♭(ド)のキーを抑えて低めに矯正させます。(プロの方も替え指を使っている人もいますしあまり気にする必要はないと思いますよ)

質問に対する答えですが、
楽器が上達し、楽器のボディー全体がうなるような音(ソロで音量としてffffのイメージ)が出せるようになると、自然と音程が一致するようになります。というか、同時にいい音ととなって微妙な音程の狂いは感じられなくなります。

そのためには、(1)ステージの一番後ろまで音を飛ばすぞ!っていう気持ちでffffからppppまでイメージして吹く練習、(2)スケールによるロングトーンの練習、が大事なのではないでしょうか。

あと、チューニングディレクターがあれば、音階合わせの練習をするのがおすすめです(少なくともE♭純正調で)。耳から入った音を歌うように同時に吹いて、機械的に体に覚えこませます。

アンブッシャーにはまずスタンダードな状態があり、高くも低くも相当の遊び領域があると思います。楽器の特性や癖もあるでしょうが、通常はごまかしがききますよ。

参考までに、吹き方は梅干を食べて酸っぱいという感じの口形で、口を縦に思いっきり絞める(強くかみ締めるようなことはしてはいけません)。腹筋を鍛え、腹で支える。この2点です。あとは体全体をリラックスして吹くといいですよ。

うんちくっぽくなってすみません。
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この回答へのお礼

お礼が遅くなり申し訳ありません。
アルトに関しては、まだ楽器を購入して間もないので音が抜けていないです。
とりあえず大音量で全音階を出すロングトーンなどをしています。
いくらか吹く機会ができたので、だいぶ正しい音に近づいてきたみたいです。チューナーも使っていますので、他の音もチェックしています。が、まだ音によってばらつきがあり改善の余地が大ありです。
どうしても小さな音を出そうとすると、口の中が狭くなり、息の支えもなく間抜けな高い音になりますね。
うんちくどころか、大変参考になりましたよ。ありがとうございます。

お礼日時:2006/06/02 23:23

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